【5歳7ヶ月(年中)】
「はぁ………ペンギン〜?」
(うそーん、科学のお話になってから分かりやすく興味無くなってるぅ……。『きもちのおはなし』に差し替えようかしら…)
「あ、終わった!お疲れさま、全部やっちゃったねぇ」
「早かった〜」
(習熟編は、七田式プリントDより簡単だったかもね。応用編に進んでみよう)
(見当が付き始めた!)
「112÷28…うーーん。。。」
「大体で考えると、答えに近い数字が分かるよ。112は、大体100。28は、まぁ大体20とすると、100の中に20は5個ある。だから、答えは5の近くの数字」
「あ〜……大体ね……。5だとするとぉ…」
「さて今日もピザなんだけど。2/5好きな色で塗ってみて」
「5分の2……って何だっけぇ……」
(そうそう、難しいよね。毎回思い出してね)
「5個に分けたうちの2つか。紫で塗ろ〜。ねぇ、一切れが大き過ぎるから、分ける??」
「うん、宜しく!」
「さて、娘ちゃんが塗ってくれた2/5の大きさは変わらないんだけど。でも何分の何か…変わったね。数えないで、当てられる?」
「えっ、数えないの?うーーん!!」
「ヒント、一切れあたり4つに分かれてる」
「知ってるよ!3本線引いたんだから、4つに分かれてるんでしょ。指の間も、クレヨンの間も同じで、1つ少ないんだよ。…えーと、20」
「そうだね。4つ×5切れで、20だね。色が塗ってある所も当てられるかな?ヒント、2切れ」
「4×2=8」
「正解。つまり、」
「8/20」
「あっはは、18/63とか、小さ過ぎない?」
「(素晴らしい感覚だ!)確かに、パスタみたいに細くなってるかもね。でもこれ、9個ずつまとめられるよ。18÷9は?63÷9は?」
「2/7」
「ね、9個ずつまとめたら2/7と同じ大きさになったよ」
以上、60分でした。