こんにちは、s.emです。
イヤイヤ期に突入している我が娘、
何でもかんでも嫌がって癇癪を起こすことが結構あります。
「イヤ!」と言うのみならず、
真に受けるとちょっとイラッとしてしまいそうな事を言ってきます…。

そんな時は1度深呼吸して、
訴えたい本質をちゃんと言語化出来るようサポートしつつ娘を叱ることにしています。

場面その1。
自分で放り投げたご飯を拾って欲しい。
「うわぁぁぁ!ご飯落としちゃったの!」
「ママが拾って。早く拾って。(手を掴んで)お手てで拾って。ママ座ってないで、たっちしてご飯拾って。」
「誰が落としたの?」
「ももちゃんが落とした。」
「悲しかったの?」
「悲しくなっちゃった。」
「(ギュッとして耳元でささやく)悲しくなっちゃったんだね。自分で落としたものは、自分で拾うんだよ。いいかい?次からは、自分で拾ってね。」
「…次は自分で、拾う。」

場面その2。
布団にシワがよっている。
「ももちゃんのお布団が失敗してるのーー!!ダメーー!!!ぐちゃぐちゃになってるのーー!!ちゃんとしてーー!!」
「ママはももちゃんのお布団に触らないで。ダメやめて。ギイイィヤァァーーー」
「(ギュッとしてナデナデしながらささやく)…ぐちゃぐちゃ嫌で、直すのも嫌で…一体どうしたいの?」
「ナデナデしないで。」
「…ママと一緒に直す?」
「(!)一緒に直す!どうしたらいいのかなぁ」

場面その3。
起きたが母がまだ寝ている。
「おきて!おきてぇぇ!!寝てないで。お布団かけてないで。寝ちゃダメーーー!!!」
「…おはよう。まだ朝の4時だけど。」
「おきて!起きて!オキテ!」
「(ギュッとして耳元でささやく)あのさぁ、朝起きたら、オキテ!じゃなくておはよう!って言うのよ。それから、まだ4時なんだけど、どうする?」
「…」
「(ギュッとしてナデナデしながらささやく)もうちょっと寝てても良い時間だから、ママはもう一回ゴロンしようかな。ももちゃんはどうするの?」
「もうちょっと寝る。」
「あっそう。じゃ、どうぞー。」
本当によく感じるのが、
「口でイヤイヤしていることと、本当に訴えたい事は大体ちょっと異なっている」。
すなわち、上記のケースはこういう意味です。
1,

要求→「ご飯を拾え」

本質→
「苛ついた気持ちを発散したい」
2,

要求→「シワを伸ばせ」

本質→
「寝床のセットアップを一緒にやりたい」
3,

要求→「起きろ」

本質→
「目が醒めたが眠い、どうしたら良いか」
出てきた言葉に惑わされず、
訴えたい本質を
ちゃんと言語化出来るようサポートすることが、
この時期の叱り方なのかな、と思います。