ルール交差点 19 | 秩父市ペタンク連盟公式ブログ

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第23条 自分のボール以外のボールを投げた場合

 

最も多い対戦形式であるトリプルスを考えた場合、一人の選手のボール数は2球。まずはあり得ない気がいたしますが・・・いるんですね、こういう方が。考えられるケースは、①投げない一球は無効区域に置いておく、②メーヌ終わりでボールをピックアップするときに間違い、投げた後で初めて気づく・・・基本的にはこの二つのケースなんでしょう。

1項で、間違えやすい事例としては、投球直後に気付いていなければ

無効となり、本来の自球との交換はできないと誤解しているケース。

正しくは「気付いた時点で、直ちに正しいボールと置き換えなければならない」ということになります。

2項では、同一試合にて同じ過ちを繰り返した場合、それがどのような素晴らしい投球であっても、「直ちに無効」。

現実的には、同じ過ちを繰りかえすことはない・・・そう思ってしまいますが、それでもやっぱり、時にはおられるんでしょうね。

なお、旧ルールでは、22条でした、この条文。内容的なこととあわせれば、22条であったほうが、しっくりくるような気もいたします。

 

第24条 規則に違反して投げたボール

「規則に違反して」というと、かなり広い範囲に及ぶような気もいたしますが、ここでの「規則に違反した」とは、以下に限定されます。

①サークルを間違えて行われた投球

②両足が完全にサークルから出て行われた投球

つまり、たとえば6条10項に規定されているような投球は、この中には入っていません。

①、②ともに、ポータブルサークルを用いるのが普通になっている現状では、まず起こり得ないケースかと思われます。

ここでのポイントは、2項にあるように「ただし、相手チームは、アドヴァンテージルールを適用し、ボールの有効を宣言することができる」という部分。これ以外でもアドヴァンテージルールが宣言できるものにはどんなことがあるかを含め、「アドヴァンテージルールとは何か」を説明できるようになっている必要があります。

 

ここままで、ボール編が終了いたしました。

25条以降の得点と計測編については、また機会がありましたらご紹介いたします。