募集馬のことは一旦置いて、今週出走する愛馬ラファールドールについてです。
もう６月の後半、さすがに後がなくなってきましたね。。そんな状況で、
ようやく、ようやく東京2100ダートに使ってくれることになりました。。
長かった。。
以前、この条件なら放っといても噛み合うと書きましたように、基本この条件は
合っていると思います。
まずこの馬は好位が取れます。さらに折り合いもつきます。地力もありますし、
後はそこでじっと我慢できれば、まず勝ち負けかと普通に思っていたのですが。。
とにかく好位で我慢することができません。。東京マイルを除いたここ数戦
ずっとですよね。。最初に位置は取れるものの、道中砂を被ったり、揉まれ
たり、被されたりして、ポジションを大きく落として、直線バラけてから
盛り返すものの、勝ち馬からは離された掲示板が精いっぱい。。
その最たる例が前走で、平坦小回りゆえに、各馬ロスのないようにと内に内に
入れてきますし、馬群もタイトになりがちです。そんなところに内に入れて
しまったために、砂は被るわ、馬群に揉まれ込むわ、次々に被せられるわで、
ほとんど競馬になりませんでした。。
（ポジション「5-5-11-12」って。。それでも６着に巻き返しているところが
またせつない。。）
かといって外々だと若干置かれ気味で、これはこれで位置を下げていた可能性が
高く、どちらにせよ厳しかったかな。。
その他にも、若手騎手限定戦で他の斤量が軽く速かったこと、好天強風で砂が
舞い上がるような馬場、外にテンの速い人気馬が２頭入った並びと、いろいろ
よろしくなかったです。
まあ、今さらながらこの条件を使うなら、乗り方をもう少し考える必要があった
とは思います。なら今回の2100ｍはどうかという話ですが、今まで通りでいいと
思います。と言いますのも、この馬が好位で我慢できる可能性が一番高いのが
この条件だと見ているからです。
まず小回りでも位置を取ってきた馬なので、2100ｍなら労せず狙ったところを
取れるでしょう。※ここは減量騎手も一人だけですしね。。
問題はその後なのです。。。が、今回は舞台が大箱（大きな競馬場）の府中なので、
外々を回るロスが少なく内に入れる必要があまりありません。（つまり砂を被る
シチュエーションが発生しにくいのです。しかも梅雨時で馬場が湿ってくれそう
なのもいい）またコースが広く、距離が長いこともあって、前後左右にばらけ
やすく馬間が空きやすい、つまり揉まれにくいということです。さらに長い直線と
坂のため、道中むやみにまくってくる馬もほとんどおらず、ラファールが競馬を
スムーズに進められる可能性は極めて高い。。前述の、「ほっといても噛み合う」
と述べたのはこうした東京2100ｍの特性からです。
この舞台に限っては普通に競馬ができて出し切れるのではないかと。。
調整の方も、今まで休み明け初戦は続戦を意識してか、そこまで仕上げてこなかった
印象ですが、今回は仕上げてきましたね。。
そもそも山元にいる時から、「短期間の放牧となる可能性もあります」とレポートに
ありましたように、最初から東京最終週の2100ｍに狙いを定めて、そこから逆算して
予定を組んできたような気はしています。山元で緩めず乗り込んで、一週前には
坂で一杯に追い切り。さらに１日２回時計を出すこと数回、丁寧に数を乗り込んで、
最終追いは長めでしっかりと。。これで最終追いの動きが良ければ万全と言いたい
ところなのですが、イマイチ動けていなかったのがどう出るか。。（たぶん馬場に
気を使って動かなかっただけかとは思いますが。。急激な良化はないか。。）
それでも勝負気配はヒシと感じますし、何とか馬が応えてくれればと。。
あとは距離と相手関係でしょう。。
距離は好位外々だとゴール前甘くなりそうな予感がします。。
かといって中途半端に内に入れてしまうと、砂被りなどで競馬にならないリスクも
ありますし、そのバランスをとるのが難しいところではありますが、ここは騎手に
期待かな。。
相手関係もねえ。。今年からダート３冠が開放されたこともあってか、３歳ダート馬
のレベルが総じて高いです。。トップはワールドクラスですし、世代レベルも高い。。
例年なら、既に勝ち上がっている馬がまだ未勝利に残っている感じで、ここも
マイル戦ほどではないものの、何頭か手強い馬がいますね。。。。
正直、勝ち負けにはもう少しプラスアルファがほしいところですが、うーん。。
やっぱり木幡拓也騎手ですかね。。レポートで発表があった6/12時点で今年4勝。
一体どこがプラスなのかと言われそうですが、その中身を見てください。
その4勝がなんと全て東京2100ｍ戦なのです。（しかも4/20以降のもの）
陣営もよく探してきましたね。。
ちなみに戦法は全て先行押し切り、今回やりたい競馬と噛み合います。しかも
勝ち馬はブリンカーやシャドーロールを装着した難しそうな馬ばかりで、
ラファールとも手が合いそうです。
ここは一発に期待しています。