厳しい競馬でした。。 | いつかその願いが

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主に愛馬、他に競馬予想・野球・ペット・海外ドラマなど、気ままに書いていきます。

日曜中山3レース(1800ダ)に出走した愛馬ラファールドールは3着。
ただ、前の2頭からはちぎられてしまいました。。(1.9秒の大差。。)
1・2着馬が強いのは紛れもない事実ですが、ラファールもここまで離される馬
ではないと思うんですよね。
実際、2着のライクファーザーとは前走1馬身半しか負けていないのに、今回は
大差負け。。たった3週間しか経っていないにも拘らず、この差は一体なんと説く?
という感じですが、答えは簡単、前回はラファールが競馬で上手くいって、2着馬は
ひどい競馬に、、、今回はラファールの方が全然上手くいかず、ライクは思い通りの
競馬ができたと、この差でしょう。
素の能力にこれほどまで差があるとは思いませんが(それでも相手が1枚上では
ありますが)、要は競馬に行ってやりたい競馬ができたかどうか、しっかり
出し切れたかどうかで、大きな違いが出たと思います。

実際、内田騎手がレース後に「シンドイ競馬」と評しましたように、本当に今回は
キツい競馬になりました。。ポイントはやはり序盤の入りで、大本命馬のアスク
ハッピーモアが外から上がってきた時の対応と見ています。基本は、ここで突っ張って
相手を前に出させない、あるいは簡単にインに入れさせないことが求められるのですが、
あっさり引いちゃいましたからね。。あの形で引いたらどうなるかというのは、まさに
見ての通りで、まず前に入ってこられたことで馬が怯んで減速、さらにもろに砂を
被って後ろに下げさせられて、完全にリズムを崩してしまいました。。
一方のアスクといえば、楽に番手を取り切ってマイペースと。。まあ、この時点で
勝負あったといえるかな。。なら、突っ張ればよかったんではというと、話はそう
簡単ではなく、何せ相手は大本命馬ですからね。。下手にやりあうと、さらに着を
落としていた可能性までありますし、まあ進むも地獄、引くも地獄で進退窮まった
感があり、もう引くしかなかったかなと思っています。

ただ本当にキツかったのはここからで、まず向こう正面の入り口で強風からまともに
砂を被ったせいか、頭を上げかけて競馬から逃げ出しそうに。。(ヒヤヒヤしました。。)
それでも何とか収まりかけたところに、ライクファーザーが外から馬体を被せて、
強烈な圧をかけてきた時にはもう。。。。(人気2頭の連携攻撃みたいな感じで、
これはたまらんですよ。。)
さすがに、この時は馬も競馬をやめちゃいそうになっていましたし、自分も観念
しました。。
※内田騎手もコメントで
 「レース中も自分からヤメてしまいそうな雰囲気があるため」
 と言ってはりました。。やっぱりそうですよね。。
ただ、それでもあきらめずに叱咤、鼓舞、激励と手を尽くしてくれて、なんとか
馬の気持ちを繋ぎとめてくれました。。さらに、ライクが早めに動いてくれたことで
圧から解放され馬も平常心を取り戻してくれたのか、そこからは頑張って走って
くれました。。
(ちゃんとハミを取って、コーナーも手前を替えてと、まるで何事もなかったかの
 ように普通に走っていましたね。。最後の坂もしっかり伸びて、後ろを突き放して
 います。。まあ、この馬らしいといえばらしいのですが。。)

結局、序盤から中盤にかけて、まともに競馬をさせてもらえなかったのが大きく
響いた格好でしたが、これも競馬です。レース後の内田騎手のコメントに、
「次走への良い契機になってくれれば」
ありましたが、まさしくその通りで、こういう厳しい競馬を乗り越えて、心身ともに
より強くなってくれればと切に願っています。。

今後については、、まあいけるんじゃないですかね。。
まず馬が良くなっています。去勢明けの大型馬となると、さらに良くなって
来そうで、しかも幼い分伸びしろも十分、むしろありすぎて良化が遅いのが
玉にキズかと思えるくらいです。。ちょっと時間がかかるかもしれませんが、
それでも確実に馬の良化・成長が望める点は大きいです。
また、馬の仕上がりも良かったですよ。
パドックでは若干の発汗が見られましたがこれは許容範囲。テンションも
上がり切ってなかったですし、少しイライラしていたのは、前を歩く馬
(発送除外に。。)がかなり遅く、何度も詰まったからでしょう。返し馬でも
ゆっくり走れていましたしね。
田島調教師のコメントに、
「去勢してからはレースに臨むまでの過程が改善されてきたぶん、レースで
 頑張れるようになっている」
とありましたが、その言葉通りで、去勢して常識にかかってきたのか、
調整も手の内に入った感じです。今までさっぱりだった続戦でも力を出せるように
なったのは、今後に向けて心強いです。
あとこの馬の立ち位置ですが、、これまで6戦して入着3回。うち2回は直近2走で、
しかも中央場所です。ちなみに今回の走破時計は、同条件の1レースでも3着
(着差は0.5しかない。。)に該当するもので、現状、未勝利では上位にいると
いえるかと。。ただ、他に力上位の馬がまだ何頭かいるのも事実で、勝ち負け
までは、相手関係やレースでの適性・噛み合わせ次第というところですかね。。
まあ、今は地道に力をつけてくれればと思います。