気づいてはいたけれど、
向き合ってこなかった自分の感情がありました。
そう感じてしまう自分が嫌いだったから。
なんでこんな感情が出てくるか、自分で自分が不思議だった。
だから必死に、湧きあがっている感情に、ふたをしようとしていた。
例えば。
何かに対して頑張っている人に対して、
批判的な目線でみてしまっていたり。
自分と同じような道を歩んでいる人に対して
素直に応援できなかったり。
「へーん」っていうような、
ななめの目線で人を見ちゃうことがありました。
この感情があたしは嫌いで、いっつも知らんぷりしていました。
でもね、この感情って実は、自分のことを教えてくれる
とっても大事な感情のひとつだったんです。
批判的になったり、素直に応援できなかったり
「へーん」ってそっぽを向いちゃうってことは
自分と対象との間に、違う”何か”が、存在するから。
自分がゆずれないと感じる”何か”。
その”何か”を追及していけば、
自分がぶらしたくないと思っている軸が見えてくる。
注意しなくちゃいけないのは
批判的になったり、素直に応援できなかったり
「へーん」ってそっぽを向いちゃうときに
相手がしていること、やっていることを「間違い」と思ってしまう事。
「間違い=×」じゃあ、ないんだよね。
ただ、自分とは「違う」だけなんだ。
相手にとって心からのものであるならば、
それが相手にとっては「正しい=〇」んだから。
自分の判断で、相手に×(バツ)印をつけて、
必死に自分を正当化させることはもうやめよう。
相手も〇(まる)、自分も〇(まる)でいいじゃんか。
あたしは自分に厳しくって、自信がなかったから、
自分自身では自分に〇をつけてあげられていなかった。
人に応援してもらうことで、〇をつけていた。
でも、これからは、自分の湧き出る感情と向き合いっこしながら、
誰でもない、自分自身ですこしずつ、自分に〇をしていこう。
あおいさんの歌声は、さみしい・悲しいといっているけれど、
なぜかすごく、あたたかい。