おじいちゃんの血圧が40くらいに下がってきていて
手足も冷たく蒼白くなり、呼吸も弱くなってきました。

いとこのおじさんが駆けつけて下さり、
牧師さんも最後のお祈りのために来てくださいます。

いまは皆で、おじいちゃんを囲んでいます。

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蝉の声がよく響く。

今朝買ってきた百合とトルコキキョウが涼風にあたり小さく揺れています。

窓から覗く夏空が気持ちよい、そんな昼下がり。
おじいちゃんのことを、たくさんの人に気にかけてもらっているのは
知っているけれど、FBに投稿するには直接的な表現が多すぎると思ったので
こっちのブログに書いています。


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おじいちゃんとのお別れの瞬間が近づいてきました。

点滴を入れていないので、尿がでなくなり
身体の締りがなくなってくるので便が頻繁に出ています。
さらに心臓や生きるのに大事な臓器にエネルギーを集中させるのか
視覚や感覚がなくなってきています。

人間は尿がでなくなると、もって3日と言われているようです。
おじいちゃんは尿の排泄が止まって、今日で2日目。

明日、明後日がタイミングかなと、家族で話しています。


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明日は訪問入浴の方が来てくださり、午後にはこれまでお見舞いに伺え
ていなかったクリスチャンの方が来て下さるので、お風呂好きで人好きな
おじいちゃんは、きっと明日まで頑張ってくれると思うんだ。

だから、きっと明後日か3日後の明け方かなぁ?

気圧がぐっと下がる早朝4時~5時は、人間の体温も下がるため、
生と死が入れ替わる時間帯でもあるみたいです。

家族みんなも、明日からは明け方はみんなで起きていようって、話しています。


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あたし、いま、落ち着いているけれど、こころの奥では不安になってる。

頭では準備ができてる。
でもやっぱり、その時になってみなきゃあ、正直わからない。
自分にどんな反応がでるのか、ちょと不安になっちゃってるの。


あのね、昔のこと、思い出しちゃうんだぁ。

亡くなったって知らせを聞いて、ショックで3日間くらい
泣きじゃくっちゃった時の記憶。

昔といまは違うってこと、わかってるんだけど
やっぱり、身体が覚えているから、ちょっと怖い。



うん。

これから起こること、きちんと感じていこう。

色んな感情が出てくるけど、いっこいっこと向き合って、
きちんと味わっていこう。

そうすることが、過去からくる不安を手放すことにもなると思うから。



うん。
ふかーく、深呼吸。

そうして、幸せなこと、考えよう。
まってくれてる、明るい未来。



うん、大丈夫。
いまは、たくさんの人が支えてくれてる。
あったかいもん。



明日の朝に備えて、今日はゆっくり寝ようと思います^^

気づいてはいたけれど、
向き合ってこなかった自分の感情がありました。


そう感じてしまう自分が嫌いだったから。

なんでこんな感情が出てくるか、自分で自分が不思議だった。

だから必死に、湧きあがっている感情に、ふたをしようとしていた。




例えば。

何かに対して頑張っている人に対して、
批判的な目線でみてしまっていたり。

自分と同じような道を歩んでいる人に対して
素直に応援できなかったり。


「へーん」っていうような、
ななめの目線で人を見ちゃうことがありました。


この感情があたしは嫌いで、いっつも知らんぷりしていました。




でもね、この感情って実は、自分のことを教えてくれる
とっても大事な感情のひとつだったんです。


批判的になったり、素直に応援できなかったり
「へーん」ってそっぽを向いちゃうってことは



自分と対象との間に、違う”何か”が、存在するから。


自分がゆずれないと感じる”何か”。

その”何か”を追及していけば、
自分がぶらしたくないと思っている軸が見えてくる。



注意しなくちゃいけないのは

批判的になったり、素直に応援できなかったり
「へーん」ってそっぽを向いちゃうときに

相手がしていること、やっていることを「間違い」と思ってしまう事。



「間違い=×」じゃあ、ないんだよね。
ただ、自分とは「違う」だけなんだ。

相手にとって心からのものであるならば、
それが相手にとっては「正しい=〇」んだから。


自分の判断で、相手に×(バツ)印をつけて、
必死に自分を正当化させることはもうやめよう。

相手も〇(まる)、自分も〇(まる)でいいじゃんか。



あたしは自分に厳しくって、自信がなかったから、
自分自身では自分に〇をつけてあげられていなかった。

人に応援してもらうことで、〇をつけていた。

でも、これからは、自分の湧き出る感情と向き合いっこしながら、
誰でもない、自分自身ですこしずつ、自分に〇をしていこう。






あおいさんの歌声は、さみしい・悲しいといっているけれど、
なぜかすごく、あたたかい。