こんなことを言ったら不謹慎かも知れないけれど…。

今日の前夜式(キリスト教のお通夜)がすごく楽しかったんです*

石井家はこれまで親戚付き合いをあまりしてこなかったから

色んな方とお話できたのが楽しかったし、

久しぶりのキリスト教の礼拝に出れたのも嬉しかった*

仏教式と違って、キリスト教スタイルの式は讃美歌を合唱したり、故人と親しかった人が想い出をみんなの前で話してくださるんです。

だから、家族みんな、清々しい気持ちで充実した時間を過ごせました^^


これもきっと、おじいちゃんからのgift。

こんな気持ちでいられている今に、深く感謝しています。


***

あたし今、リハビリ中。
こころと身体がどんどん変わっていってるところで

まだ頭が追い付いてない感じ。

前までは、こころが突然不安になっちゃうときがあったり

電源が切れるように、急にからだが言うこと聞いてくれなくなっちゃったり

そういうのがあったから、自分に自信が持てずにいた。

けど、ここ2週間くらいでストンと体重が3キロ落ちたり

こころが安定してるから、やりたいことをきちんとこなせる。

周りを気にかける余裕が生まれているの。

自分自身を保つのにいっぱいいっぱいだったのが

なりたい自分へ向かって前進していける

大事にしたい人との繋がりを強めていける

そんな風に変化していっています。

多分、もう少ししたら変化の勢いは弱まると思うから

今はこの魔法にかかったような一時を楽しもうと思います♪


それでもまだまだ、弱いところは沢山あるけど

これからちょっとずつリハビリしていって

少しずつ良くしていければいいなぁ^^♪


***

もうちょっと、書いちゃおう♪♪

前夜式に出て信仰について思ったこと。


早朝に神社にいってお詣りをしたい気分の時があれば

夜、ベッドの上で1人聖書を読みたい日もあって。

ハワイのクリスチャンのように「aloha~(愛してる)、ohana~(家族だよ)」なんていいながら直接的な表現も大好きで

茶道の表千家のように、作法や雰囲気の中から禅や道の教えを感じとる間接的な表現にも惹かれている、あたしなんです。

ネイティブハワイアンの教えも共感できたし、スピリチュアルな方々のアプローチ法にも興味があるから

あたしの中の信仰心って、いまごっちゃごちゃ(笑)

けど、いまはこれでいい。

何か極めたいって気持ちもあるし、

今日も信心深いクリスチャンの方とお話しして

素敵だなぁって純粋に憧れた。


けど、きっとあたしは無宗教を貫くんだろうな。

でも、それぞれの世界を尊重して学び続けるんだろうなと、

そんな風に感じました。

だって、言ってることや目指している場所は一緒だとしか思えないんだもん。

表現や扱う対象が違うだけ^^*

どれも正解だから、否定しあう必要なんてないと思うんだ。



ふう、今日は特に長く書いちゃった。

けど、いまのアウトプットが今後の方向性を示してくれるて思うから。

もうちょっと、続けます**
一歩づつ
よくなってきてるから。

手放すことができて
新しいものを受け取れる。

そんな身体になってきてると。


だからこそ、次の一歩は

ちゃんと恋愛ができるこころを。

ちょっと口にするのが恥ずかしいけど

恋への一歩が
次への勇気(*^^*)
8月17日の14時過ぎに
おじいちゃんが他界しました。

だんだんと呼吸が弱くなっていき
最期は眠るように、息を引き取りました。


***

あと数時間。

そうわかってからすぐに従弟のおじさんも駆け付けてくれ
12時過ぎからは家族みんなでおじいちゃんを囲み、

昔話などをしつつ、途中で笑いも起こりながら、
終始穏やかな雰囲気でおじいちゃんを見守ることができました。


おじいちゃんが倒れてから、約2か月。

病院通いが続いたり、お家に引き取って家族みんなで介護をしたりと
初めての体験の連続で戸惑いがつきなかったものの、

「よかったなぁ~」っていう充実感で、いまは満たされています^^


***

ほかの家族も、2か月間でこころの準備ができたようで、
みんな落ち着いて過ごせています。

意見の食い違いなどがあったりもしたけれど、家族がチームとなって
おじいちゃんの介護にあたることができたことで、これまでなかった
絆みたいなものが、それぞれの心に確実に芽生えたと思います。

だからこそ、葬儀などでバタバタしている両親を
サポートしていこうって思います^^


***

さいごに。
あたしがおじいちゃんに最後に伝えた言葉を、のせますね。



~~~

おじいちゃんへ。


生まれてきてくれて、ありがとう。
戦争を生き抜いてくれて、ありがとう。
おばあちゃんと出逢い結婚してくれて、ありがとう。

そのおかげで、お父さんを生んでくれたんだもんね。


お父さんを、育ててくれてありがとう。
愛してくれて、信じてくれて、ありがとう。

そのおかげて、おとうさんはおかあさんと出逢い
結婚ができたんだもんね。

だからこそ、あたしやお兄ちゃん
弟がいまここにいられるんだもんね。


あたしがまだ小さかった頃。

紙芝居を読んでくれて、手品をしてくれて、ありがとう。
自転車で土手に連れて行ってくれてありがとう。
おじいちゃんの大きな背中は、まだはっきりと覚えています。


中学、高校では、おじいちゃんに反抗しちゃって、ごめんねぇ。
いっぱいひどいことをいって、傷つけちゃったと思うけど
いつも変わらずに、あたしたちのためにお祈りをしてくれてありがとう。


もう一度、仲良くなったのは2年前かな?
あたしがハワイから帰ってきた後、お料理の道に進みたいと
お菓子を作っては、失敗しちゃってたものだけど、
毎回おじいちゃんは「美味しい」って食べてくれて、うれしかったよ。

おじいちゃんは少しづつぼけていったけど
昔のことははっきりと覚えていて、
よく、東京がどんな風に成長していったか、
お話しをきかせてくれたよね。

そういう昔話が、あたしは大好きでした。

よく「やすの結婚はまだかぁ?」って聞いてきたおじいちゃん。
花嫁姿を見せることができなくて、ごめんなさい。

けど、素敵な旦那さんと、おじいちゃんとおばあちゃんのような
温かな家庭を築くから、安心して天国でみまもっていてね。

そうしてお料理人としても、しっかり自立して生きていこうと思うので、
天国から、どうか応援していてください。


90年間、お疲れ様。
あたしは、おじいちゃんの孫に生まれて幸せでした。

おばあちゃんと幸せな再会をはたしてね^^


やすのより。



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おじいちゃん、ありがとう。