トモダチが本を出した ー「ひだまりの歌」 |      生きる稽古 死ぬ稽古

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ー毎日が おけいこ日和ー
        

久しぶりにトモダチの投稿が
Facebookのタイムラインに流れてきました。


流れてきたと思ったら

本を出版していてびっくりしました😳😳



「ひだまりの歌」

というタイトルです。

著者はいうちちひろ

出版社は風詠社



ちひろちゃんとは

10年に一回くらい会って話します。


それでトモダチと言えるのか?

と言われても

トモダチなんだからしょーがない😄😄


何年ぶりに会ったって

「ひさしぶり〜」

って、

またおしゃべりが始まるんだと思っています。


そういえば私、

あらためて病気のことをきいたことがなかった。

先天性骨形成不全症

という病気なのだと、

この本のプロフィールで知りました。


だからどこへいくのも車椅子を使います。

鉄道のバリアフリーを訴えるために

大阪→東京間を車椅子で歩く野宿の旅をしたこともあります。


アメリカにも勉強しに行ってたみたいです。


ともかく、ものすごく行動的。


なんていうかね、

もう小さい頃から

自分にできることとできないこと

っていうのを理解していて

できないことでヒトにやってもらうことはやってもらう

できることは時間がかかってもいいから自分でやる

というところが、きちんとできている。


そういう〈きちんと〉のところを

淡々とこなしている生き方が

ものすごくカッコいいと思っていた。

そう、今もカッコいいと思っています。



この本は

そんなちひろちゃんが

〈できないかもしれない〉

と思いながらも、

くじけそうになりながらも、

ようやく完成した本なのだと

あとがきに書かれていました。


ちひろちゃん、

〈きちんと〉でなくても

やっぱりカッコいいよ‼️


ちひろちゃんが

今まで生きてきたこととか

小さな庭で感じたこととか

旅の断片とか


そんなアレコレを

文章で

絵で

四コマで

綴ったこの本は

〈トモダチだから〉とか関係なく

ステキな本です。


ちひろちゃん自身も

絵の中に登場するんだけど、

肩のラインとか

指先の感じとか

ホントにリアルにちひろちゃんなの。


(ちひろちゃん、どんだけ自分のこと客観視できてるの〜〜?)

って、今度会ったら聞いてみたい。


これはまさしく、画家の眼ですね。


本の最後のページに

「現在、一日22時間の介助を受け、小さな庭のある部屋で自然の移ろいを感じながら、好きな絵を描く日々を送る」

って書かれています。


もう、そろそろ10年くらいたったよね?

またぜひ会いたいねぇ😊😊😊