その後のちょっとした副作用(脳ミソ編) | 還暦主婦、肺腺癌stⅣ

還暦主婦、肺腺癌stⅣ

2022年6月に60歳直前で肺腺癌ステージⅣと診断されました。
EGFR遺伝子変異(L858R変異)
まずはタグリッソを1年、次にジオトリフを1か月、
2023年8月からはアリムタ・カルボプラチンの点滴治療。
治療経過、副作用、終末準備など、備忘録として残します。

昨年10月後半に全脳照射を受けてから、

もう4か月が過ぎた。

 

私は認知症を最も恐れているのだが、

現在のボケ具合を記録しておこう。

 

というのも、このところ気になる「うっかり」が重なっているのだ。

 

 

先週木曜日のこと。

この日は耳鼻咽喉科の予約が入っていた。

何故だか私は、マウスピースをバッグに入れていた。

「次回、持ってこいって言われてたから、忘れないようにしなくちゃ」

(マウスピースが硬くて、外す際、爪に負担が掛かってしまい、前回の診療日に相談したのだ)

 

その後ふとした瞬間に、「あれ?今日は口腔外科の日じゃないぞ?」と気づいた。。。

 

 

同じ朝、燃えるゴミを集めて、ゴミ出しの準備をしていた。

可燃ゴミの収集日は金曜日なのに。

今日が木曜日だってことは、頭ではちゃんと理解していたのに。。。

 

あらかたゴミをまとめたところで、夫が訝しげに見ているのに気づいた。

「あっ!今日は木曜だった!」

 

 

以前もうっかりは多々あったが、実際に間違った行動に出てしまうことはなかった。

動く前にちゃんと気づいていたのだ。

 

振り返ってみると、

「あれこれを繋げて考えていなかった」と言えばいいのか、

「マウスピース」「ゴミ出し」と考えた時点で思考停止に陥ってしまったのか。。。?

 

認知症になると料理ができなくなると言われる。

複数の工程を同時にこなしていくことができなくなるらしい。

まだまだ料理は大丈夫だが、

木曜日の「プレ失敗」は認知症の最初の一歩なのかもー!

 

 

さらに、土曜日のこと。

夫とスーパーに買い出しに行き、

夕食は鯵の塩焼きにしようということで、

お店に下処理をお願いした。

引き続きあれこれカートに入れ、昼の弁当も買い、帰宅した。

 

家に帰ってモノを冷蔵庫に納めていたとき、気づいた。

「あっ!鯵忘れてきた!」

 

敗因は明白。

普段は引き換え券(紙の切れ端)はカートの上に載せているのだが、

その時は夫がカートを押していたので、

その紙をバッグのポケットに入れてしまったのだ。

それですっかり鯵が記憶から消えてしまった。。。

 

それでも、今日のおかず、明日のおかず、と

頭ではシミュレーションもしていたのに鯵を思い出せなかったのは、

我ながら痛恨の極みだ。。。

結局鯵は夫が取りに行ってくれた。美味しくいただきました。

 

まっ、でも自分でちゃんと気づいたことを褒めよう。

まだまだ大丈夫!

 

新聞の土曜日のパズルは必ず制覇しているし、

最近は目の奥の重さもなくなったので本も読んでいる。

運動する意欲は相変わらず低いが、

一時期に比べたら行動的にもなっている。

(一日ゴロゴロウダウダしていることはない)

 

 

しかしながら、気になることもある。

理解力が落ちているかも?ということだ。

最近、何かを真面目に調べることなどなかったのだが、

年間医療費を算出している際、

「高額療養費」につまづいた。

限度額適用認定も含めた仕組みがなかなか理解できないのだ。

戻った額を計算してみても合わないし。。。

 

病人にとっては大変にありがたい制度であり、

申請モレでもあるともったいないので、

理解しようと結構時間を使ってしまった。

高額療養費、申請せずとも、自動的に振り込んでくれればいいのに。

父が療養していた頃、高額介護合算療養費は申請する必要はなかったんだけどな。

市が勝手に(?)振り込んでくれた。

健保とか役所によって対応がまちまちのようで、ややこしい。。。

ちなみに我が家は協会けんぽです。

 

 

脳ミソの報告は、またします。