映画レビュー サイコパス劇場版1作目 | ガレージ ペスカ

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サイコパス劇場版

 

 

 

 

本人も自覚しいてない素養や才能を数値化すし、適正な職業やパートナーを割り当て、また犯罪を起こす者の事前に察知し出来る、シベラシステムが導入された約100年後の日本。シベラシステムは東南アジアの紛争地域シーアンにも輸出されていた。

情報屋のデータを得て、密入国してきた武装テロリストを制圧する事に成功した常守監視官。公安は取れ得たテロリストの記憶に、かつて常守らの同僚で失踪中の狡噛慎也の顔が有った事から、常守は狡噛確保の為シーアンに出張する事をもうしでる。

シベラシステムにより管理され、平和が訪れていたシーアンの首都シャンバラフロート、常守は軍隊によるテロリストの掃討作戦に同行する。

そこで、狡噛を見付けるが、確保には至らず、しばし行動を共にする事になる。日本のドローンとの戦い方を知っている狡噛はテロリストたちに大いに慕われれる存在になっていた。

そこで常守は完璧なはずのシベラシステムに対し、運用的な疑問点を見る事になる。

憲兵隊の大佐は狡噛を排除する為、一流の傭兵団を雇いその傭兵団に襲撃され狡噛は拘束、常守逃げのび、シャンバラフロートのホテルに戻る。

常守は小型ドローンを放ち、憲兵団の不正データーを探ろうとするが、睡眠薬を飲まされ、拘束される。

憲兵団の大佐により、常守と狡噛は事故死と見せかけ殺されそうになるが、そこに常守の同僚である公安局刑事課の面々が現れ、ドローンとシベラシステムの不正利用の罪で憲兵団を制圧し始める。

憲兵団のメンバーは全員犯罪係数が高い者達で、それらを改ざんし都合のいいように統治をしていた事が判明する。

更に日本のシベラシステムは、その事を知ったうえで利用し、シベラシステム導入の実績とその後の支配をシベラにより行うつもりでいた。

狡噛は傭兵のリーダーを追い確保、その後公安の宜野座と対峙するが、見逃され再び失踪する。

シベラシステムが、罪悪感無く犯罪を犯せる者達の脳みそで構築されている事を知る常守は、義体となりシベラの一部となっている首相に辞任をし、国民に選挙でシベラの是非を問う様に迫る。

犯罪係数が上がらない特殊な人物である常守を評価しているシベラは、提案を受け入れ、その後常守らは帰国する。

 

テレビアニメのサイコパスの続きの話しです。

国内が舞台では、これ以上世界を壊さずに話を広げる事が難しそうだったサイコパスですが、舞台のメインを海外にする事で、新たな広がりを見せていると思いました。

テレビシリーズでは出番が少なかった火薬武器も多数登場し、派手な戦闘シーンも増えています。

クライマックスでドミネーターによる戦闘も行われ、サイコパスの劇場版として、良く作られていると思いました。