庵野監督 帰って来たウルトラマン | ガレージ ペスカ

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庵野秀明監督が、学生時代に作った映画、

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令 を観てみました。

 

 

ヒラツネ市に隕石が落下し市は壊滅する、分析の結果隕石の中には怪獣が居るものと思われたため、地球防衛機構社が出動しナパーム爆撃をするが現れた怪獣には効果が無かった、シンゴ隊員の乗ったレーザーを装備したマットアロー1号の攻撃だけは効果が有ったが、第2射はバリアーで防がれ、マットアロー1号も撃墜されてしまう。

隊の上層部は核攻撃をする事を決定、それに反対したハヤカワ隊員(ウルトラマン)は隊長により自室謹慎(幽閉)されてしまう。

出撃した核兵器装備のマットアロー号を止める為、基地内でウルトラマンに変身したハヤカワ隊員は、核爆弾投下直前のマットアロー号に接触し、爆撃ユニットを分離する。

そのままか怪獣と戦うウルトラマン、スペシューム光線や円盤型の光刃を放つが、バリヤーにより弾かれてしまう、格闘戦をして怪獣を弱らせた所で、バリヤーの破壊に成功、スペシューム光線でとどめを刺したウルトラマンは、核爆弾の入った爆撃ユニットを持ち飛び去っていった。




作品の事は知っていて観たいと思っていたのですが、これまで「庵野秀明 実写映画作品集 1998-2004 [Blu-ray]」を買う以外、現実的に見る方法が有りませんでした。
それが最近、アマゾンプライムで観れるようになったので観てみました。

安野モモコさんの漫画「監督不行届」では、自分がウルトラマンになりたくて作った映画と言うように書かれていましたが、変身したウルトラマンは、庵野監督の顔そのままで、カラータイマーを着けたウルトラマン風の上着を着ているだけです。

それと対照的に、戦闘機のミニチュアやセットの家屋は、非常に精巧に作られていて、普通にプロの小道具係が作った物みたいに出来が良いです。

そして、戦闘機のデザインや、怪獣のデザインも、とてもリアルで細かいです。

27分の短い作品ですが、ストーリーも核攻撃をウルトラマンが止めると言ったシリアスなものですし、流石に低予算感こそある物の、とても学生が作った作品とは思えない完成度です。

庵野監督の原点を思わせる作品ですので、ファンの方は是非観てみてはいかがでしょうか。

 

それでは~