先日観直した、ロード オブ ザ リング 3部作に引き続き、ホビットの冒険3部作も観てみました。
・ホビットの冒険 思いがけない冒険
かつてエレボールの山城にて、金の採掘と加工により繁栄を極めたドワーフの一族だったが、金好きのドラゴンスマウグが現れ、滅ばされてしまう。
郷で、のんきに暮らしたいたホビットのビルボは、魔法使い灰色のガンダルフに冒険の旅に誘われる。
普通に断ったビルボだったが、ガンラルフがビルボの家をドワーフたちの集合場所に指定していたので、夜13人のドワーフが続々と集まり、ビルボ家で大騒ぎをする。
13人のドワーフは秘密通路の地図を手に入れた事で、ドラゴンが居座るかつて奪われた故郷をスマウグから取り戻す為に立ち上がったのだった。
ガンダルフに隠密行動要員として推挙されたビルボ、冒険の意味と目的は理解したが、平和で呑気に暮らしていたビルボには冒険に出る決意が中々出来ない、しかし翌朝出発したドワーフたちを追いかけ、同行する。
トロルに捕まったりオークに襲撃されながらも一行は裂け谷へたどり着く、エルフのエルロンドに離れ山への隠し通路が書かれた地図を解読してもらう。
動物と暮らす茶色い魔法使いラダガストとガンダルフは、ネクロマンサーの出現や、黒き勢力の拡大とその兆候を察知しサルマンやエルフの奥方と会議が持たれたが、サルマンにより危険はないと退けられる。
ドゥリンの日の日没に隠し通路の入り口につかなければならない事が分かった一行は、霜降り山でゴブリンと遭遇し囚われとなる、一人難を逃れていたビルボは洞窟でゴラムと遭遇し、偶々ゴラムが落とした一つの指輪を拾う、その後ゴラムに食べられそうになるが、なぞなぞ勝負を持ち掛け何とか脱出する。
ガンダルフの助けにより、ゴブリンの王国を脱出した一行だったが、今度はオークの王アゾクが率いるオーク軍団と遭遇する。
13人のドワーフを束ねる王の子孫トーリンとアゾクはかつて刃を交え、互いに傷を負わせた宿敵で、トーリンを恨むアゾクに追い詰められ、窮地に陥るが、ビルボの勇気ある行動に助けられ、また大鷲の軍団が助けに来た事で窮地を脱出する。
・ホビットの冒険 竜に奪われた王国
アゾク率いるオークの軍団に追跡されながら逃げる一行は、巨大な熊に姿を変えるビヨルンの家に逃げ込む。ビヨルンから馬を借り一行は闇の森に入るが、幻覚を見せられ大蜘蛛に捕まってしまう。
正気に戻ったビルボは、指輪の透明化する能力を使いドワーフを助ける。
大蜘蛛から逃げたドワーフは、今後は迷いの森の奥に居城を構えるエルフの王スランドゥに捕まり投獄され、またしてもビルボの透明化と空き樽に乗って下る作戦により脱出する。
樽に乗った一行をアゾクの軍団が襲い、またエルフのレゴラスやタウリエルによる追跡も受けるが、オークとエルフも戦闘になり、何とか逃走に成功する。
川で樽を回収していたバルドに金を払い、エスガロスの町に密入国した一行だが、離れ山に向けて旅立つ前に、武器を盗もうとして統治者に見つかってしまうが、トーリンはエレボールをドラゴンから取り戻せば、エスガロスもかつての繁栄を取り戻せると豪語し、町から盛大に送り出される事になる。
ついにドゥリンの日に離れ山の秘密通路の入口にたどり着いた一行だった地図に書か書かれている最後の灯が照らす時である日没が過ぎても入口は現れ無かった。
諦めるドワーフ達だったが、ビルボは留まり月光の中で入口の鍵穴を発見する。
秘密の通路に入った一行、ビルボはドワーフ王の証であるアーケン石を取って来るように言われ、スマウグが眠る金塊の上に下りて行くが、スマウグが間を覚まし気付かれてしまう。
何とか口八貯で誤魔化そうとするビルボだったが通用せず、また助けに来たドワーフも見つかり、怒ったスマウグは空を飛び、エスガロスの町に火を噴いて暴れる。
・ホビットの冒険 決戦のゆくえ
ドラゴンスマウグが飛来し火の海になったエスガロスの町では住民が逃げ惑っていたが、かつて父がスマウグを撃退しようとして死亡していたバルドは、鋼のウロコを持つ竜の唯一効く黒い矢を1本だけ隠し持っており、息子の助けを借りその矢を父が開けたスマウグの胸の穴に射り、ドラゴンを殺す事に成功する。
漁夫の利でエレポールを取り返したドワーフ達だったが、トーリンはその黄金の魔力に取りつかれ自分を見失う。ビルボはアーケン石を見付けていたが、人が変わったトーリンを見て、アーケン石を渡す事を躊躇っていた。
逃げのびたエスガロスの住民は、離れ山にたどり着き、軍を進めていたスランドゥとかち合う、スマウグの死を知ったスランドゥは離れ山に貯蔵されているエルフの宝石を狙っての進軍だった。
バルドは、ドワーフと約束したエスガロスの町の取り分を貰い、そこのエルフの宝石も含めれば戦いにはならないと考え、トーリンと交渉をするが、トーリンはこれを拒否し約束も反故にしようとする。
一方ガンダルフはアゾクの根城に潜入したさい発見され囚われていたが、森の奥方ガラドリエル、サルマン、裂け谷エルフのエルロンド、の3人に救出される。
その際ナズグルが現れ3人が撃退すると、サウロン(目）が現れガラドリエルの超力で撃退するが、力を使い過ぎた奥方は倒れる。
ガンダルフはスランドゥの陣に駆け付け、オークの軍団が侵攻して来る事を知らせるがスランドゥ取り合わない、そこに密かに離れ山を抜け出したビルボが現れる。ドワーフを救いたいビルボはアーケン石をバルドに渡しこれで交渉するように言う。
翌朝の交渉でアーケン石を見せられたトーリンは偽物だと言うが、ビルボが自分が密かに渡したものだと告げると激怒し、ビルボを殺そうとするが他のドワーフに止められる。
トーリンの13人ドワーフ軍と、スランドゥエルフ＆エスガロスの町人軍がにらみ合う中、黒がね山のドワーフ、ダインが軍勢を連れトーリンの援軍に現れる。
更にそこに化けミミズを使い地中を進行してきたオーク軍が現れ、全勢力はオークの大軍を戦闘になる。
戦闘に参加しないトーリンだったが、仲間の言葉をきっけに内面に入り、正気を取り戻すして戦闘に参加する。オークの大軍を指揮を執るアゾクが居る丘に駆け上ったオーリンと部下3人だが、苦戦を強いられオーリンは自らの命と引き換えにアゾクと相打ちになる。
多大な被害を出しながらも人間，エルフ，ドワーフの勝利となり、ビルボはガンダルフにおくられホビット庄に帰る。
時系列的に、ロードオブザリングでも出て来るビルボの若い時の冒険を描いた、70年前の話しです。
ロードオブザリング同じように、パーティーでの冒険旅が書かれていますが、ホビットの冒険ではパーティーがバラバラにならず、ビルボとドワーフは最後まで旅をします。（一部のドワーフは離れるのと、ガンダルフはいつものように自由行動）
ドワーフが弱く、特に1作目と2作目では対峙する各勢力にことごとく捕まっては脱出するので、一寸うんざりします。もっとドワーフ凄く力持ちな印象だったのですが・・・・・ドラゴンも、ドワーフが倒さないし。
主人公フロドの指輪が辛い辛い言ってる描写が無く、ビルボは普通に指輪の透明化能力とか使えちゃうのでそこは観やすいです。
映像が綺麗で、暴れまわるドラゴンや怪物との戦闘は、迫力が有ります、特に合戦のシーンは映像的に好きでした。
ロードオブザリングは原作の指輪物語が３～6冊の渡る小説だったのを圧縮して映画3作にしているのに対し、ホビットの冒険は原作で1冊の話をどちらかと言うと伸ばして映画3部作にしてるようです。
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