映画レビュー フォートレスダウン要塞都市攻防戦 と シークレット・ウォーナチス極秘計画 | ガレージ ペスカ

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・フォートレスダウン要塞都市攻防戦

 

 

2015年、トルコ政府の弾圧を受けるクルド人たち、学校(大学?)に行っていたジランは、弟がクルド人反政府武装勢力に参加し命を落とした(と思われる)事で、地元に戻り、反政府勢力と接触する。

政府の弾圧は日に日に増し、罪も無いクルド人が警察に捕まったり、突然理不尽に外出禁止にされたりする。

ついに反政府勢力は武装決起して、住んでいる古都の町に立て籠もりジランも紛争に参加する。

しかし数で圧倒するトルコ軍は、装甲車や戦車も投入、塹壕や地雷、ゲリラ戦で応戦するが、日に日に死傷者も増えていく。

ある日同士の一人が政府軍に投降して行く、日記帳(ノート)に配置等全部書いて有ると言い敵小隊長に渡すが、ノートには爆弾が仕掛けて有り開いた瞬間爆発する。

地雷の不発が多く不信を持つメンバー、仲間の一人が報酬の為地雷の線を切っていた事が分かる。

最終的に弾薬も残り数なくなり、反政府勢力は後の世にこの戦いを伝える為7人の証人を選抜、その7人を脱出させる。

 

実話を元にした話で、歴史が有る町での戦闘の描写が、かなりリアルに描かれています。

実際この紛争に参加し、証人として脱出し生き延びた方が2名俳優として出演しています、リアルな描写と本人出演から、観終わった直後イーストウッド監督なのかと思いましたが、確認したら違いました。

世界的には小さな紛争の話しですが、こんな歴史が有ったと言う事を覚えておきたいと思いました。

 

 

 

・シークレット・ウォーナチス極秘計画

 

 

1943年ポーランド、ドイツ軍に囚われ研究をさせられている科学者を救出する為、アメリカとイギリスは協力して特殊部隊を派遣する事になった。

現地レジスタンスの情報により、技術者は研究所から少し離れた所に有る家で月に一度家族との面会をしていて、その時は警備が手薄だと言う。

カミンスキー少佐と4人のイギリス人はスエーデンの漁船で潜入し、移送中に襲撃しようとしたが行軍が遅れ移送車は通貨済だったため、家を襲撃する。

科学者と娘は助ける事が出来たが、科学者の妻がドイツ兵に撃たれ死んでしまう。

レイスタンスとの合流ポイントへ向かう一行だが、そこには誰もおらず、既に移動しているようだった。

仕方なく町でレジスタンスに接触する少尉、何とか合流を果たし無線機により作戦本部と連絡を取る。

町がドイツ軍に攻撃された為レジスタンスは攻撃に出る、カミンスキーは渋々攻撃に協力する。

ソ連の部隊も同じ技術者を確保する為に動いていて、カミンスキーは銃を向けられる、そこにレジスタンスが技術者に銃を向けたのを見て、娘はレジスタンスを撃ってしまう。

ソ連部隊が使っていたドイツ軍の車両を使い脱出地点に向かう一行、最後は銃撃戦になりイギリス兵が死亡するが、技術者とカミンスキーは飛行機で脱出する。

 

2次大戦中、ドイツに囚われた核兵器の技術者を救出する話です。現在ならネイビーシールズが行うような作戦でしょう。

映画はフィクションでしょうが、奪取した科学者がアメリカで核開発をしてその完成品が日本に落とされたと言う事になるので、微妙な気分です。

主人公の少佐は、寡黙で優秀な人材なのでそこは観ていて好感が持てるのですが、全般的に低予算感が有るのはいがめないです。