”大物”20話ネタばれですが。。。② | ペルコの部屋

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テサンのところには、ドヤと特捜チーム長が現れ、

「サンホ・グループから違法献金が送られた疑惑があるので、調査しに来ました」

とドヤが言うと、特捜チーム長は、他の用事があるからと言って、去って行く。

残ったドヤが次々と質問を浴びせると、テサンはすべてはぐらかし、

「堂々と答えられないのに、大統領選挙によく出馬できますね」

と言うドヤに、テサンは、

「検事は証拠をもって語る仕事だ。私を捕まえたければ証拠を持って来い。罪が明らかになれば政界を引退すると、既に宣言もした。必要な資料は全て提出する。そういえば、ヘリムさんを当選させるために検事の心を忘れたのではなかったか?」

と言って、ドヤを挑発する。

それに対して、ドヤは、

「検事の心を忘れたおかげで、南海道が救われました。今回も忘れれば、韓国が救われるかもしれません」

と言って、テサンに挑発し返す。



キム会長に呼び出されたドヤは、

「お前の心は、いくらで買えるんだ?この世で金で買えないものはない。政権も買えるだろう」

と言われて、

「4000億ドルであれば、検事の心も買えます。韓国の国民総生産がそのくらいだから、そのお金を気持ち良く国民にばらまいて、気持ち良く検事を辞めます。買いますか?買えないなら、素直に罪を認めてください。サンホ・グループには数万人の職員がいますし、韓国が誇る企業ですから」

と言って、キム会長の提案をあっさりと断る。



すると、キム会長は記者会見を開き、

「サンホ・グループ会長の座を辞職します。サンホ・グループがテサン議員の裏金問題とは何の関連もないことを、改めて国民のみなさんの前で宣言します」

と、涙ながらに語る。

「キム会長が辞任して、我が党は大丈夫か?」

と言って、民友党の幹部たちは心配するが、

「ひとつの企業の会長が辞めたくらいで、民友党は揺らがない」

とテサンが答えるため、オ議員が

「大丈夫なフリをしているのか、それとも本当に大丈夫なのか。義理の父に対して冷たくはないか」

と言うと、テサンは、

「今我々が揺らげば、民友党全体が動揺する。大統領選挙の前まで、どんな動揺も許されない」

と言って、強気の姿勢を崩さない。



サンホ・グループへの捜査は本格化し、オ議員は、

「この際、テサンと和解してはどうでしょうか」

と提案するが、チョ代表は、

「俺を追い出した奴に、膝まづけというのか。あいつ、サンホ・グループを切りやがったな」

と言って納得せず、オ議員は、

「あなたが政界に復帰するには、和解するしかありません」

と言って、再びチョ代表に勧める。



テサンの妻は、

「辞任したって、どういうことなの?あなたわざとこうしたんでしょ?どうして父が隠れて生きなきゃいけないの?」

と言って、テサンに食ってかかるが、

「会長は自分で辞任したんだ。お前も権力に関わりたかったら、今からでも政治を学ぶといい。そうでなければ、黙って俺について来い」

と言って、取り合わない。


ヘリムの選挙対策本部には、セジンも加わり、ヘリム、ワン補佐官、南海道元工事局長、セジンの4人は、みなで「必勝!」と言ってポーズをとる。


キム会長に、テサンが、

「サンホ・グループ会長の椅子は、必ず取り戻してみせます」

と言うと、キム会長は、

「フェアプレイなど関係ない。どんなことをしても大統領選に勝つんだ。もし負ければ、俺の手でお前の政治生命を終わらせてやる」

と言って、テサンにプレッシャーをかける。



過労がたたりヘリムは家の前でよろけてしまい、そこに来たドヤに抱えて家に連れて行かれる。

ソファで目が覚めたヘリムが、

「寝ちゃったわね・・・起きないと・・・。 今日はどうして来たの? もしかして捜査しに来たの?」

と言うと、ドヤは、

「まだ10分しか寝ていないぞ。 捜査しに来た訳じゃないって。 国民が求めるのは、心も体も健康な大統領だ」

と言って、ヘリムに説教する。

しかし、ヘリムが、

「今日は、徹夜しないといけないの・・・」

と言って起き上がろうとするため、ドヤはヘリムを寝かせて、

「今日はとにかく、よく休め」

と言って、ヘリムの家から帰って行く。



ヘリムの家の前で待っていたセジンを、ドヤは誘い出し、

「革新党の設立資金は、本当にチョ代表の裏金から出たんじゃないのか?」

と聞くと、セジンが、

「会計帳簿も送ったじゃない? それに、これは秘密だけど・・・設立資金のうち35億ウォンは、ヘリムさんが借金をしたの。 ヘリムさんは人生の全てを賭けているの」

と言うため、ドヤは驚く。

そして、ドヤは、

「おばさんの選挙対策本部に参加したのは、本心からか? もしかして、テサンに頼まれたんじゃ? もしおばさんの身に何かあれば、俺がタダじゃおかないからな。 そして、最善を尽くして叔母さんを助けてくれ」

と、セジンに告げる。



ソン議員は、大統領候補の支持率が、テサン38%、ミン代表22%、ヘリム9%、という世論調査の結果について触れ、ヘリムの支持率だけが9%まで上がって来ている、と報告する。

すると、テサンは、

「ヘリムの動きに要注目だ。 ミン代表とは訳が違うから」

と、ソン議員に指示を出す。



そのヘリムのところには、ソマリアの拉致事件で犠牲になった男性の妻が現れ、その補償金としてもらったお金を選挙資金に使ってくれ、と頼んでくる。

「夫も、同じことを考えたと思います。 夫のような人を二度と出さないよう、絶対に当選してください。 これはお金ではなく、我々の希望なんです」

と言ってくるその女性に、

「受け取れないです・・・お気持ちだけ受け取っておきます」

と、ヘリムは涙が出そうになりながら答える。



見舞いに来たテサンに、チョ代表は、

「お前はすごいな。 政権を取るために義父も切ってしまって。俺の手を握ってくれ。政権をつかめるようにしてやる」

と言って手を差し出すが、テサンは

「年老いた“キング・メーカー”は、もう必要ないんです。 あなたの40年間の黒幕政治は、もう終わったんです。 あなたは永遠に終わりなんです」

と告げて、病室から出て行く。



すると、廊下でセジンが座っていたため、ふたりはカフェに行くことに。

「手を差し伸べて来た人を、拒否するなんて・・・。 もうこのくらいでいいんじゃないですか?」

と言うセジンに、

「あなたも、このように落ちるところまで落ちるのを期待していたのでは? 今になって気持ちが変わったのか? 黒幕政治に関わっていた人間を一掃するまでやるぞ」

とテサンが答えるため、

「もしかして、お父さんの復讐のために、こんなことをしているの?」

と、セジンは聞く。

「親父は自分の欲望のせいで、落ちるところまで落ちたんだ。 でも俺は親父とは違う。 個人的な理由からではなく、韓国の未来のために、いま俺は戦争をしているんだ」

と答えるテサンに、セジンは、

「あなたが怖いわ・・・そしてあなたを愛している自分が・・・」

とつぶやく。

すると、テサンは、

「愛? 久しぶりに聞いた言葉だな。 残念だが、今は愛している場合ではない。 そろそろ、革新党の設立資金に関する書類を、ハ検事に送ってくれ」

と頼むが、セジンは、

「嫌です。 今まではあなたの言う通りにしてきましたが、これ以上はできません。 あなたやチョ代表とヘリムさんは違います。 勝ちたいのなら、正々堂々と勝って下さい」

と言って、カフェから立ち去ろうとする。

「ヘリムと俺の、どこが違うんだ? ヘリムが今までキレイな道をひとりで通って来たと思うのか?」

と言うテサンに、セジンは、

「ヘリムさんは、国民のために心から涙を流せます。 その涙が、あなたには残っているの?」

と告げて去って行き、テサンはその場に立ち尽くす。