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大統領府で、歴代韓国大統領の写真を眺めながら、
「ヘリムさんは、なぜ大統領選挙に出馬するんですか?」
とペク大統領から聞かれ、
「政治を変えられるという気持ちを持って、国民に投票してもらいたいからです。 今は叶わなくても、10年20年後に誰かが私の夢を叶えてくれます」
とヘリムが答えると、
「ヘリムさんのその情熱を応援します。今のその初心を、当選しても落選しても忘れないで下さい」
と、大統領は語る。
記者たちを前に、テサンは、
「私と大統領とは、政治のビジョンが違います。 強力なリーダーシップが求められる今、誰が最もふさわしいのか、国民のみなさまの判断を信じています。 我が国を世界でも一流の国家にしてみせます」
と言って、強気な姿勢。
そのようなテサンを、大統領秘書室長は、
「大統領が民友党を離党した理由を、テサンは勘違いしているようですね」
と言って心配するが、
「賢明な奴だから、そのうち理由が分かるだろう」
と大統領は答え、秘書室長は、
「一度テサンに会ってみましょうか?」
と提案する。
大統領選挙出馬のために、365億ウォンもの費用がかかるとワン補佐官から聞いたヘリムは、
「ワン補佐官のおかげで選挙には慣れてきましたが、選挙費用には慣れないですね」
と言って驚き、元南海道の工事局長は、後援資金は自分が集めると言い、ワン補佐官が、選挙をサポートするメンバーも必要です、と言うと、
「ひとつひとつ、準備していきましょう」
と、ふたりに話す。
一方、民友党の幹部たちは、テサンのいない場で、
「最近、テサンがどんどん独断的になってきている」
と言って、現状を憂うが、そこにオ議員が現れ、
「今は代表を中心に、一致団結しなければならない時期だ」
と、主張する。
テサンに会った、大統領秘書室長が、
「大統領と対立して、一体どうするつもりだ?」
と聞くと、テサンが、
「新しい政権にまず必要なのは、前の政権の過去を掃除することだ」
と言うため、秘書室長は、
「大統領も、ここまで登りつめた方だが、そこまでしないといけないのか?」
と言うが、テサンは、
「政治には、同志と敵とふたつだけで、中間はない。 離党しておいて何を言っているんだ? 先輩もどちらなのか、選択することになる」
と、挑発的に告げる。
特捜チーム長が、
「テサンも、召喚するのか?」
と聞くと、ドヤは、
「まだ保管書類が多すぎて召喚できません。 でも一度会わないといけません」
と、決意を込めて答える。
そのテサンは、
「ヘリムに関する情報を集めてくれ」
とソン議員に依頼するが、
「大統領選で圧倒的に有利ななか、なぜヘリムのことをそんなに警戒するのか」
と不思議がるソン議員に、
「公表はしていないが、ペク大統領がヘリムを推している」
と、テサンは答える。
「それじゃ、なぜペク大統領と対立するのか。 サンホ・グループには検察の捜査が入っているが、今後どうなるのか」
と、ソン議員がさらに聞くと、
「政権をつかめば全部明らかになるから、それより前に明らかになった方がマシだ」
と、テサンは答える。
ヘリムは、セジンに会い、
「大統領選挙対策本部に、あなたの人脈が必要なの。 資金管理もやってほしい。 あなたより優秀で信頼できる人はいないわ」
と言って頼み、
「一度よく考えてみます」
と、セジンは答える。
キム会長が、テサンに、
「サンホ・グループの将来は、お前に任せることにした。サンホ・グループ戦略チームのシミュレーションによれば、お前の当選確率は80%以上だ。 お前には投資の価値がある」
と言うと、テサンは、
「お義理様はいつも戦略チームを信用しますが、時には情報よりも人の方が信じられる時があります」
と答え、キム会長は、
「頼んだぞ、お前自分自身のためにもな」
と言って、テサンに発破をかける。
チョ代表を取り調べるドヤは、
「パアマ群島の秘密口座、見つけちゃいました。 もう罪を認めるしかないですね。 お歳ですし、持病もありますから、今後は拘束せずに調査します。 法にも情があるんです」
と言って、取調室から出ようとするが、チョ代表が、
「お前の親父さんがなぜ死んだか、知りたくはないか。 それを教えたら、海外の銀行口座を守ってくれるか」
と提案してきたため、ドヤは、
「個人的な事情で取引をするつもりはありません。犯人は自分の手で見つけてみせます」
と、きっぱりと断る。
ヘリムと食事をしながら、ドヤが、
「何だか、おばさんが遠くに行っちゃいそうだな」
と言うと、ヘリムが、
「私はどこにも行かないわ」
と言うと、ドヤは、
「俺が応援してやるから、当選しちゃえ。 韓国初の女性大統領!」
と、ヘリムを元気づける。
すると、ヘリムは、
「何だか心が軽くなったわ。 今までイライラしていたの、あなたが応援してくれるかどうか分からなかったから」
と言って、笑顔になる。
一方セジンは、母親の顔を見ながら、
「母さんも分かっていたのよね、父さんのそばに長くはいられないこと。それでも愛していたのよね。だから私のことは分かってくれるわよね?あの人のこと、愛していること・・・」
と、ひとりつぶやく。
ヘリムは歩きながら、ハードスケジュールが影響し、少し目まいがする。
「無理なスケジュールだったからじゃないですか?今日の約束は全てキャンセルしますか?」
と、ワン補佐官は言うが、
「大丈夫です。私たちのために人が集まっているのですから」
と言って、ヘリムは再びしゃんとして歩きだす。
