【朝鮮チラシ】2023.08(t)① | ぺる Ⅱのブログ

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続・チラシの裏書き

 

 

 

目次 

 

2023

01(08/01)ハ・ヨンス、日本でNHK朝ドラ出演決定し心境告白 「キャラクターとの繋がりに運命感じた」

02(08/01)1億2000万の日本市場、K-POPを念頭に完全開放…興行ビザ取得要件を大幅緩和

03(08/01)マンションの図面も読めない「建設大国」韓国

04(08/01)「鉄筋が入ってない」マンションに設置されたジャッキサポート

05(08/02)米紙ワシントン・ポスト、猛暑を乗り切る最高の方法に「韓国のチムジルバン」

06(08/03)猛暑の中でボーイスカウト世界大会開幕、熱中症など体調不良者続出 /全北・扶安郡

07(08/03)第25回世界スカウトジャンボリー開営式で入場する尹大統領夫妻 /全羅北道

08(08/03)熱中症続出のスカウト世界大会、「まるでデスゲーム」と海外から批判殺到…英国は外交官を緊急派
                   遣/全羅北道【独自】

09(08/04)「誰かが私を殺そうとしている」 韓国・城南通り魔事件容疑者、被害妄想的な犯行理由を主張

10(08/04)全世界の心配の種になった韓国開催「世界スカウトジャンボリー」

11(08/04)韓国に送還されたセウォル号運航会社オーナーの次男 /仁川

12(08/04)6年準備したのに…韓国開催「世界スカウトジャンボリー」 シャワーは不衛生、トイレは不足、コン

                   ビニはぼったくり

13(08/04)韓国の総人口2年連続減、22年5169万人

14(08/04)営外活動中…閑散としたジャンボリー宿営地 =扶安郡セマングム

15(08/04)大庄洞事件「50億クラブ」の朴英洙元特別検事逮捕

 

 

 

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01 

ハ・ヨンス、日本でNHK朝ドラ出演決定し心境告白 「キャラクターとの繋がりに運命感じた」
記事入力 : 2023/08/01 14:15


写真=ハ・ナヨンの「インスタグラム」より

 

【Pickcon】ハ・ヨンスが日本で積極的な活動を続けている。

 

 NHKドラマのホームページには1日、来年春から放送される朝の連続テレビ小説『虎に翼』で伊藤沙莉が演じる主人公・猪爪寅子の大学の友人役で出演する助演陣のラインナップが掲載された。そこには日本進出を宣言したハ・ヨンスも名を連ねており、目を引いた。


 連続テレビ小説第110作『虎に翼』は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんがモデルの作品。今回の作品で初めて日本のドラマに出演することになったハ・ヨンスは、朝鮮半島からの留学生で日本語が堪能な崔香淑(チェ・ヒャンスク)役を演じる。

 

 ハ・ヨンスは「この度、法律の道を志し日本に渡ってきた留学生・崔香淑を演じさせていただくことになりました」とした上で「私も日本に活動拠点を移したばかりで、ひたすら挑戦を続ける日々を送っており、崔との繋がりに運命を感じています。崔は、穏やかで気配りもでき、そして時代や社会の逆風に負けず夢を追い続ける聡明な女性です。崔のしなやかな強さや、内なる情熱、おにぎりを喜んで頬張るかわいらしさや素朴さを皆さんに感じていただけたら幸いです。崔を一番『崔らしく』表現できるよう、心を込めて演技に向き合いたいです」とコメントした。

 

 なお、ハ・ヨンスは昨年11月に日本の芸能事務所と契約を結び、本格的な活動に乗り出した。


ハ・ナヨン記者

朝鮮日報日本語版



 

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02 

1億2000万の日本市場、K-POPを念頭に完全開放…興行ビザ取得要件を大幅緩和
記事入力 : 2023/08/01 15:41


▲ガールズグループIVE


世界で米国の次に大きいが、外国人には厳しかった日本公演市場に韓国の歌手などが進出する道が大幅に開かれることになった。BTS(防弾少年団)のようなグローバル・スターだけでなく、デビューしたばかりの新人歌手でもすぐに日本公演のステージに立ちやすく関連規制が緩和される。読売新聞は先月31日、日本政府が外国人歌手に対して厳しかった「興行ビザ(査証)」取得要件を8月から大幅に緩和すると報じた。人口約1億2000万人で、公演にお金を多く費やす日本市場に、韓国のアーティストたちが積極的に進出する機会が増え、新たな次元の韓流へとつながるだろうとの見方が出ている。

 「興行ビザ」とは、歌謡・演奏・舞踊のような芸術活動やスポーツなどで興行収入を得ようとする外国人入国者が取得するビザだ。これまでは「滞在期間が15日以内」「客席が100席以上で飲食物の有償提供がない公演でなければならない」など、取得要件が厳しかった。ほとんどの場合は大型公演会場をいっぱいにするほどファンが多いアーティストでなければビザを取得できず、それでも長期間滞在して日本で「全国ツアー」を行うのは難しかった。


 しかし、8月から変わる「興行ビザ」規定によると、ビザ期間は以前の15日以内から30日以内に延長される。これまで外国人歌手には禁止されていた公演中の飲食物の有償提供も今後は認められる。客席規制は立ち見を含めることができるように緩和され、日本に多い立ち見のライブハウス公演に進出する機会も増える。大物アーティストが長期間かけて日本でツアーをしたり、知名度の低い新人歌手たちが日本公演をしたりすることも容易になる見通しだ。

 

 日本の公演市場は昨年3984億円で、韓国の1兆285億ウォン(約1145億円)の3倍以上、年間公演観客数は4831万人に達する巨大文化市場だ。韓国は昨年、日本の公演市場で243万人を動員し、北米(88万人)や欧州(17万人)をはるかに上回る圧倒的な1位だった。今回の規制緩和は北米・欧州の新人歌手にも同じように適用されるが、航空料などのコストを考えると、事実上、韓国の新人歌手が恩恵を最も多く受けるものと見られている。読売新聞は「(出入国在留管理庁などの日本)政府内では、『日本での活動を広げたい駆け出しの韓流アイドルなどの後押しになるのではないか』との見方が出ている」と報じた。

 

成好哲(ソン・ホチョル)東京支局長、キム・ドンヒョン記者


朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

 

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03 

マンションの図面も読めない「建設大国」韓国
記事入力 : 2023/08/01 17:11


▲元喜竜・国土交通部長官は31日、ソウル市内でLHの無梁版構造に関する調査結果を発表後、深々と頭を下げてあいさつした/NEWSIS


重要な鉄筋構造(前端補強筋)が欠落していることが判明した韓国土地住宅公社(LH)のマンション15団地で地下駐車場の中には柱154本全てに鉄筋が使われていないケースがあることが7月31日までに明らかになった。

 国土交通部は今年4月、仁川市の黔丹マンション地下駐車場崩壊事故を受け、LHが発注し、2017年から22年にかけて着工した無梁版構造(フラットスラブ構造)のマンション団地91カ所の地下駐車場に対する全数調査を実施した。前日に15カ所で不良を確認した事実を公表したのに続き、マンション名、設計・施工・監理業者、不良施工の規模と原因を明らかにした。設計図面に誤りがあったり、別の階の設計図面で施工したりしたことが原因と判明した。韓国は海外で世界最高層ビルを施工する「建設大国」だが、マンション一つまともに建てられないのかという批判の声が上がっている。


 深刻な状況が明らかになると、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は同日、首席秘書官会議でマンション地下駐車場の不良工事を全数調査し、直ちに安全措置に万全を期すよう指示した。国土交通部は無梁版構造の採用が本格化した17年以降に着工された全国の民間マンション団地293カ所に対する全数調査を行うことを決めた。無梁版構造は地下駐車場の建設時に採用される。

 

 今回の国土交通部の発表で明らかになった不良マンションは、ソウル水西駅周辺、京畿道南楊州市別内など首都圏8カ所と光州禅雲、梁山沙松など地方7カ所。特に来年初めに入居予定の京畿道楊州市檜泉の「A15地区マンション」(880戸)では設計ミスで地下駐車場の柱154本に鉄筋が欠落していることが分かった。

 

 鉄筋欠落は設計、施工、監理など基本的な過程で発生したことが分かった。これら団地の施工業者リストにはDL建設(旧大林建設)、テボ建設、東門建設、三煥企業、梨樹建設など知名度が高い建設会社が多数含まれている。国土交通部とLHは問題のマンションに対し、柱の追加設置など補強工事を行うと表明したが、入居者が「どうやって安全性を保証するのか」と反発し、波紋が広がっている。

 

李性勲(イ・ソンフン)記者、チョン・スンウ記者


朝鮮日報/朝鮮日報日本語版



 

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04 

「鉄筋が入ってない」マンションに設置されたジャッキサポート
記事入力 : 2023/08/01 17:50


1日午後、京畿道烏山市青鶴洞の烏山細橋2 A6ブロックのマンション地下駐車場にジャッキサポート(荷重分散支持台)が設置されている様子。国土交通部(省に相当)は、韓国土地住宅公社(LH)が発注した無梁版構造(梁を使わず、床・天井のコンクリートスラブと柱を直結させる構造。フラットスラブ)マンション91団地のうち、鉄筋が入っていないマンション15カ所を公開した。この団地では、補強の鉄筋が必要な柱90本のうち75本で鉄筋が入っていなかった。


NEWSIS/朝鮮日報日本語版

















 

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05 

米紙ワシントン・ポスト、猛暑を乗り切る最高の方法に「韓国のチムジルバン」
記事入力 : 2023/08/02 21:31


 

米紙ワシントン・ポスト(WP)が、猛暑を乗り切る最高の方法として韓国のチムジルバン(韓国式サウナ)を挙げた。

 

 米国で熱波によって異常な高温が続く中、同紙は先月31日(現地時間)、「猛暑脱出」というテーマで、ライターたちが独自の猛暑克服法を六つ紹介。ここで、韓国のチムジルバンが登場した。

 

 同紙は「たった40ドル(約5700円)で昼から夜まで韓国式サウナ、いわゆるチムジルバンで一日過ごせる」と紹介し「入場客は赤外線部屋、塩部屋、汗蒸幕(ハンジュンマク=高温のドームの中に麻の布をかぶって入る方式のサウナ)など、さまざまなタイプのサウナを利用できるほか、熱い風呂や水風呂も楽しめる」と説明した。さらに「追加料金を払えば全身や顔のマッサージをはじめ、さまざまな美容施術を受けられる」「チムジルバン内の食堂では韓国式焼き肉やご飯、飲み物も楽しめる」と紹介した。

 

 同紙は特に、チムジルバン内で暑さをしのぐオススメの方法として、寒冷部屋(コールドルーム)を挙げた。ライターの一人は「寒冷部屋は基本的に冷蔵庫と同じ」だとして「寒冷部屋と熱いお風呂を行き来すると、元気回復に効果があるような気がする。また、ぐっすり眠れる」と説明した。

 

 さらに「体温を下げることだけがチムジルバンのメリットではない」として「チムジルバンでは室内着を貸してもらえるが、湯舟に入るときは服を脱がなければならない。しかし、それが新しい友人と交流するきっかけにもなる」と紹介。その上で「服を脱ぐことで、いっそう親しみが芽生えるように思う」として「韓国での銭湯体験は(猛暑脱出だけでなく)外国へと脱出できるチャンス」と続けた。

 

 このほか、ライターたちが紹介した猛暑克服法としては▲玄関前の日陰で休む▲子どもに水泳を教える▲暑いことに文句を言わない▲冷蔵庫の冷凍室に頭を突っ込む▲アイスクリームを作る-などが挙がった。


シン・ソヨン記者


チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版

 

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06 

猛暑の中でボーイスカウト世界大会開幕、熱中症など体調不良者続出 /全北・扶安郡
記事入力 : 2023/08/03 10:38

組織委「後続行事の中止要請」




2日、全羅北道扶安郡セマングムで、世界各国のボーイスカウトたちが集まるキャンプ大会「第25回世界スカウトジャンボリー」の開営式が行われたが、83人が体調不良を訴え、1人が左足首骨折により病院に搬送された。消防当局が同日、発表した。扶安郡では同日、日中の最高気温が34度まで上がり、同郡を含め全羅北道一帯には猛暑警報が発令されていた。

 全羅北道警察庁と全羅北道消防本部によると、同日の開営式が終わった午後10時30分ごろ、スカウト隊員ら83人がめまいを訴えて倒れたという。現場で待機していた警察官と救急隊員たちは倒れたスカウト隊員らを近くの病院に搬送したとのことだ。
 

 全羅北道警察庁の関係者は「熱中症で多くの人々が体調不良になったものとみられる」「参加者は開営式会場で解散しており、現場で警察官が具体的な状況を把握している」と述べた。状況が悪化した場合について、組織委員会では開営式後に多くの人々が集まるイベントの中止を要請したとのことだ。警察と消防当局は、体調不良を訴える人がほかにいないか、巡回などによる把握に努めているという。

 

 この前日の1日も猛暑により、ジャンボリーのキャンプ地では熱中症患者が約400人発生した。セマングム世界スカウトジャンボリー組織委員会のチェ・チャンヘン事務総長は2日の記者会見で「前日(1日)、ジャンボリーのキャンプ地内で807人の体調不良者が発生し、このうち400人以上が熱中症患者だと確認された」と説明した。

 

 開営式は、ジャンボリー大会に参加した世界158カ国・約4万3000人のスカウト隊員の公式キャンプ開始を告げる式典だ。

 

キム・スギョン記者、キム・ジョンヨプ記者


チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版



 

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07 

第25回世界スカウトジャンボリー開営式で入場する尹大統領夫妻 /全羅北道
記事入力 : 2023/08/03 10:42


【NEWSIS】2日、全羅北道扶安郡セマングムで、世界各国のボーイスカウトたちが集まるキャンプ大会「第25回世界スカウトジャンボリー」の開営式が行われた。写真はスカウト隊員の歓迎を受けて入場する尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と金建希(キム・ゴンヒ)夫人。


NEWSIS/朝鮮日報日本語版



 

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08 

熱中症続出のスカウト世界大会、「まるでデスゲーム」と海外から批判殺到…英国は外交官を緊急派遣/全羅北道【独自】
記事入力 : 2023/08/03 19:36




全羅北道扶安郡セマングムで行われている「第25回世界スカウトジャンボリー」で猛暑による熱中症患者が続出する中、英国外務省が自国の外交官らを現地に派遣し、安全性への懸念を伝えたことが本紙の取材で明らかになった。世界スカウトジャンボリーは世界各国のボーイスカウト・ガールスカウトたちが集まるキャンプ大会で、英国は今大会で1カ国としては最も多い約4500人のスカウトたちを派遣している。子どもを参加させている外国の保護者からは「子どもたちが楽しみにしていた大規模な国際イベントが、まるで『デスゲーム』になってしまった」などと批判が殺到している。

 本紙の取材を総合すると、SNS(交流サイト)や外信などでスカウト大会会場の劣悪な状況が伝えられ、熱中症など体調不良を訴える参加者が増加していることから、英国政府には保護者からの抗議が殺到しているという。このため英国外務省はジャンボリーの組織委員会と韓国政府に懸念を伝え、再発防止を要請したことが分かった。


 SNSには外国のネットユーザーからの批判が殺到している。世界スカウト連盟の首席広報大使が、2日に行われた開営式の様子をSNSにアップすると、「うちの娘の話では、洪水のせいでまともなシャワー室もトイレもないし、食べ物のデリバリーも困難だと言っていた」「うちの孫は開幕式に出ようとしたら、満員だといわれて入り口で止められた」などと外国の保護者から不満コメントが殺到した。このほか、会場で洪水被害の復旧が進んでおらず、テントが水に浸かっている写真などが拡散されている。

 

 波紋が拡大したため、韓悳洙(ハン・ドクス)首相は3日午後、現地の安全を確保するよう緊急指示を出すとともに、韓国国防部(省に相当)に対しても、テントや簡易シャワー室などの整備や軍医官の派遣などを要請した。


チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版



 

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09 

「誰かが私を殺そうとしている」 韓国・城南通り魔事件容疑者、被害妄想的な犯行理由を主張
記事入力 : 2023/08/04 09:59



京畿道城南市盆唐区のソヒョン駅にある大型商業施設「AKプラザ」で発生した通り魔事件で、容疑者の男(22)は配達業に従事していることが分かった。

 警察によると、男は過去に少年犯罪などで処分を受けたことがなく、前科もないという。事件の目撃者によると、男は身長175-180センチメートルで、犯行当時、黒いフード付きトレーナーを着て、帽子をかぶっていたとのことだ。そして、マスクとサングラスで顔を完全に隠して犯行に及んでいた。防犯カメラ映像を見ると、男は右手にナイフを持って歩き、通りかかった人々に無差別に飛びかかり、ナイフを振り回している。
 

 警察は緊急逮捕した男に対して薬物の簡易検査を実施したが、陰性だったと発表した。男はこの日、事件を起こす直前に自身の車を運転して歩道上の通行人に向かって突進したが、飲酒した状態でもなかったという。警察は、より詳しい薬物検査のため、男の毛髪を採取して国立科学捜査研究院に鑑定依頼すると発表した。

 

 警察の取り調べに、男は「謎の集団がずっと前から私を殺そうとしていた」「不当な状況を公論化したかった」などと話しており、被害妄想の症状を呈していることが分かった。警察は、男の精神疾患歴なども合わせて確認する方針だとしている。

 

キム・スギョン記者


チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版



 

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10 

全世界の心配の種になった韓国開催「世界スカウトジャンボリー」
記事入力 : 2023/08/04 11:08

猛暑と高湿度で体調不良者続出




全羅北道扶安郡セマングムで行われている「第25回世界スカウトジャンボリー」の運営が国際問題に飛び火する兆しを見せている。世界スカウトジャンボリーは世界各国のボーイスカウトたちが集まるキャンプ大会だ。英外務省は3日、同地に外交官を派遣して安全に関する懸念を伝え、再発防止を要求した。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)や外国通信社の報道を通じて現地の劣悪な状況が伝えられ、保護者らの抗議の声が相次いだため、外交官を急きょ派遣したのだ。外交官らは「英外務省としても今回の件を注視している」とし、大会組織委員会と韓国政府に安全を期するため最大限協力するよう要請したとのことだ。

 代表団の中から猛暑による体調不良者が発生した米国も「大使館職員が米国代表団の安全を確保するため韓国政府と直接連絡を取り合っている」「状況を注視する」と明らかにした。韓国に子どもを行かせた各国の保護者たちは「子どもたちが楽しみにしていたイベントが『サバイバル・ゲーム』になった」と批判した。保護者らはSNSを通じ、「うちの娘の話では、きちんとしたトイレやシャワー室もなく、食べ物の配達も難しいそうだ」「全くもってメチャクチャだ」と訴えている。


 騒動が広がるや、韓悳洙(ハン・ドクス)首相は同日午後、金賢淑(キム・ヒョンスク)女性家族部長官に対して、「大会終了まで現場を見守り、参加者4万3000人の安全を確保せよ」と緊急指示を下した。このため、金賢淑長官が総責任者として毎日定例記者会見を行い、現地の状況や措置の内容などを報道機関に向けて発表する予定だ。また、方文圭(パン・ムンギュ)国務調整室長も現場を管理する。国防部は日よけ施設などを作る工兵隊や、軍医を派遣することにした。行政安全部はジャンボリーにおける猛暑対処のため、災害安全特別交付税30億ウォン(約3億3000万円)を全羅北道に交付することにした。

 

 しかし、今回の事態の原因となった猛暑・熱帯夜は大会が終わる12日まで続く見通しだ。 特に大会会場のセマングムは海岸に近いという特性上、湿度が70%を超えるが、体感温度はさらに高いものとみられる。韓国政府が緊急猛暑対策を打ち出したものの、「真夏という時期と、日差しをそのまま浴びるしかない干拓地の特性を考慮し、前もって対策をしておくべきだった」と指摘の声が上がっている。

 

 チリから来たスカウト隊員ルシアーノ・ガヤルド君(15)はキャンプ場で過ごした前日の夜を「悪夢のようだった」と語った。ガヤルド君は「テント内は外より暑くて、一晩中寝たり起きたりを繰り返した」「猛暑のためキャンプ場は修羅場(mess)だ」と言った。大会組織委員会によると、2日に行われた開営式で体調不良者が139人発生し、このうち108人は熱中症患者だったとのことだ。

 

キム・ウンジュン記者、キム・ジョンヨプ記者、パク・ヘヨン記者


朝鮮日報/朝鮮日報日本語版



 

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11 

韓国に送還されたセウォル号運航会社オーナーの次男 /仁川
記事入力 : 2023/08/04 11:22


 

【NEWSIS】故・兪炳彦(ユ・ビョンオン)元セモ・グループ会長の次男・兪赫基(ユ・ヒョッキ)容疑者が4日、仁川国際空港に到着、海外逃避先の米国から9年ぶりに送還された。

 

 兪炳彦元セモ・グループ会長は2014年に沈没した貨客船「セウォル号」運航会社の実質的なオーナーだった。


NEWSIS/朝鮮日報日本語版

















 

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12 

6年準備したのに…韓国開催「世界スカウトジャンボリー」 シャワーは不衛生、トイレは不足、コンビニはぼったくり
記事入力 : 2023/08/04 11:23

開幕3日目で患者は1000人以上に



 

全羅北道扶安郡セマングムで開催されている「第25回世界スカウトジャンボリー」ではずさんな暑さ対策以外にもさまざまな問題が表面化した。

 

 スカウト隊員らは現場に到着すると同時に酷暑に苦しんだという。ドイツから参加したある隊員は自らのインスタグラムに「ジャンボリーの現場に着いてシャトルバスから降りると同時に熱気で衝撃を受けた」と伝えた。韓国人のある隊員は現場で「サウナに来たみたいだ。テントで煮え上がらないためには朝6時には起床しなければならない」と書き込んだ。

 

 チリからやって来たクレメンテ・ホルマズバル君(16)は「道ばたには草が生えているところもあるが、日陰の幅は1人か2人しか立っていられないほど(狭い)」「日陰で水をたくさん飲むこと以外に暑さをしのぐ方法はない」と語った。今回のジャンボリー大会に中学1年生の息子を送り出したある親(40)は「昨日の夜に電話で話した時、息子は泣きながら『帰りたい』と言っていた」「ジャンボリーに送り出した親たちは順番に毎日必要なものを宅配便で送っている」と話した。

 

 会場のセマングム野営場は海を埋め立てた干拓地で、広さは汝矣島の3倍(8.84平方キロメートル)だ。四方が開かれた干拓地のため日陰がなく、太陽の光が直接降り注ぐ。大会3日目の3日には最高気温が35度にまで上昇した。

 

 大会組織委員会によると、今月2日夜10時の時点で992人の患者が報告された。うち熱中症患者は207人(20.9%)、強い日差しでやけどを起こした患者は106人(10.7%)だった。開営式が行われた2日夜10時30分には83人のスカウト隊員が目まいを訴えて倒れた。消防当局は対応2段階を発令して救急車46台を待機させ、それから20分ほど過ぎた夜10時54分には組織委員会に行事の中止を要請した。

 

 開営式に出席したあるボランティアは「アリーナに集まって団体イベントを行った時とても暑かった。こんなに湿気が多い日に数万人が1カ所に集まったら危険だと感じた」と語る。4万4108平方メートルのアリーナでは1人当たりの広さは横90センチ、縦70センチしかなかった。

 

 参加者は組織委員会から食材の提供を受け自分で食事を準備しなければならないが、ここでも問題があった。新鮮な食材がなく量も不十分で参加者から不満の声が相次いだ。チリから来たセバスチャン・バケス君(16)は「十分に食事を取れなかったので夕食はコンビニに果物を買いにいったが、店はクモの巣だらけだった」と語った。提供された食材が腐っているケースもあった。組織委員会が参加者に提供したゆで卵からカビが見つかり、食品医薬品安全処が調査を行っているという。


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大会初日にはビーガン食材が準備されず混乱が起こったという。チリからの参加者を引率したカタリナ・ゴンザレスさん(23)は「私たちのチームにはビーガン食しか食べない子供たちも何人かいるが、牛肉中心の食材しか提供されず食事ができなかった子もいる」と述べた。さまざまな食習慣を持つ世界中の人々が参加するイベントで、基本的なことさえ考慮できなかったとの批判が相次いでいる。

 

 野営場のコンビニではぼったくりが問題になっている。ある参加者によると、コーラは街中で2300ウォン(約250円)だが、現地のコンビニでは2500ウォン(約270円)だったという。別の参加者によると、食材だけでなく日用品のティッシュは二つが4000ウォン(約440円)で、ソウルに比べて何倍も高かったようだ。コンビニ店主は「配送の関係で一部商品は確かに15-20%ほど高く販売した」「通常の価格に合わせるようにした」と説明した。熱中症患者の治療に必要な薬品も一部がなくなり、組織委員会は周辺の大学病院に緊急に協力を要請した。一部ではトイレやシャワー施設の衛生状態も問題になり「シャワールームでは排水がされず、隊員たちは長靴をはいてシャワーしている」「蚊がとてもたくさんいる」など不満の声が相次いだ。

 

 1991年の江原道高城大会から韓国で4回以上ジャンボリー大会に参加したボランティアのソン・ジェムさん(48)は「ジャンボリーには15歳の時から参加しているが、今回は最悪だ」「セマングムで全世界の子供たちが犠牲になっている」と指摘した。ソンさんによると、同じく干拓地で行われた日本でも確かに暑かったが、排水は問題にならなかったという。またセマングムでは豪雨の後に酷暑となったため高温多湿が続き、しかも地面は平原のため長靴を履いても歩くのがつらいと伝えた。

 

 組織委員会は「暑さを考慮して営内での活動を減らし、営外での活動を増やすなどプログラムの進行は柔軟に行う方針」「日除け幕を設置するなど暑さ対策に必要な施設を増やし、医療関係者も増員したい」とコメントした。

 

パク・ヘヨン記者、ヤン・スンス記者


朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

 

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13 

韓国の総人口2年連続減、22年5169万人
記事入力 : 2023/08/04 12:26


 

統計庁が27日発表したところによると、昨年11月1日現在、韓国の総人口は5169万人で、前年比5万人(マイナス0.1%)減少した。2年連続で減少している(グラフィック=チョン・ジヌ記者)。

NEWSIS/朝鮮日報日本語版

 

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14

営外活動中…閑散としたジャンボリー宿営地 =扶安郡セマングム
記事入力 : 2023/08/04 15:23


 

4日、「2023セマングム第25回世界スカウト・ジャンボリー」が開かれている全羅北道扶安郡のジャンボリー公園から見た宿営地は、スカウト隊員らが営外活動に出ていることから閑散としていた。


NEWSIS/朝鮮日報日本語版





 

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15 

大庄洞事件「50億クラブ」の朴英洙元特別検事逮捕
記事入力 : 2023/08/04 15:36


 

ソウル中央地検は3日、京畿道城南市の大庄洞開発を巡り、金万培(キム・マンベ)氏ら民間業者から19億ウォン(約2億円)を受け取り、さらに200億ウォン相当の金品を受け取ることを約束したとして、朴英洙(パク・ヨンス)元特別検事を収賄の疑いで逮捕した。ソウル中央地裁は同日、「証拠隠滅の恐れがある」として、朴元特別検事の逮捕状を交付した。


 朴元特別検事は大庄洞開発の民間業者から金品を受け取ったり、金品授受を約束したりしたいわゆる「50億クラブ」疑惑の当事者の一人で、郭尚道(クァク・サンド)元議員に続き司法処理の対象となった。

 

 事件を捜査しているソウル中央地検反腐敗捜査1部は、朴元特別検事がウリィ銀行理事会(取締役会)議長だった2014年11月から12月にかけ、大庄洞コンソーシアムの設立を支援する見返りとして、南旭(ナム・ウク)弁護士など民間業者から200億ウォン相当の土地と建物の提供を受ける約束を交わしたとみている。朴元特別検事は同じ時期、大韓弁護士協会の会長選挙資金として、南氏から現金3億ウォンを受け取った疑いも浮上している。15年4月にはウリィ銀行が与信意向書を発行する見返りとして、金万培氏から5億ウォンを受け取り、50億ウォンの提供も約束されたとみられる。

 

 朴元特別検事はまた、国政介入事件の特別検事だった19年9月から21年2月にかけ、自身の娘が金万培氏が大株主である火天大有から貸付金の名目で5回にわたり計11億ウォンを受け取り、それを共謀した疑いもある。特別検事は公務員であり、いかなる名目でも1回に100万ウォン、年間300万ウォン以上の金品を受け取れば職務に関連性がなくても請託禁止法違反で処罰される。

 

 朴元特別検事の逮捕は、文在寅政権下の21年9月に大庄洞疑惑が浮上し、検察による捜査が始まって1年11カ月後のことだ。検察は6月30日、朴元特別検事に対する最初の逮捕状請求が棄却された後、補完捜査を行い、逮捕状を再請求していた。

 

兪鍾軒(ユ・ジョンホン)記者


朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

 

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