上野の国立博物館で開催中の「国宝 土偶展」 へ…。
博物館の年間パスポートも持っていることだし、面白そうだし…ってんで、やって来たものの、そもそも国宝の土偶が存在する…なんてことすら知らなかったほどの土偶ビギナーな僕。
せっかくだから土偶博士になってやるぜ…とばかりに、レンタルした音声ガイドを耳にして、会場内へ…。
さて、一人目は仮面土偶という人。
体型はずんぐりしたゾック みたいな、お馴染みの土偶スタイル。
でも、顔には最近の仮面ライダーのようにもみえる、逆三角形の仮面をかぶっていて、どことなくスペイシーな雰囲気…。
うー、この人ったらメチャクチャカッコいいじゃあないですか!
この人のカッチョよさに、気分は土偶ワールドにズッポリ…。
いやぁ、土偶ってキン肉マンに出てくるアイツみたいなヤツ
とか、ハートの顔のやつしかいないと思ってたんだけど、全然違うんだね…。
十字架に顔が付いてるようなやつとか、体育座りでストレッチしてるみたいなやつとか、スベスベ肌のセクシー土偶とか、カッパを土偶にしたやつとか…実にバリエーション豊か。
もちろん仏像とかと比べてしまうと、技術も造型も稚拙なんだけど、それゆえに伝わりくるプリミティブなパワーと、溢れ出るイマジネーションの洪水に、もうクラクラ…。
うーん、おそるべし縄文パワー。
日本人の芸術作品の原点ともいえる土偶の魅力爆発の、この展覧会。期間は2/21まで。
興味ある方はぜひ!