方針は「軽量化」

表は、情報を纏めて一覧するものなので、データ数(文字数)がファットな表が必要になる事もあります。 これまでの表の枠組のための文字数が、表のコンテンツに比べてばかにならない事から、打開策として表のデザインを「styleタグ」から指定する方法(初期バージョンで使っていた)に移行する事にしました。

 

以下に紹介する「Blog Table ⭐」ver.4.0 は、その回帰バージョンの最初です。

 

実際のテストが漸く出来たのですが、これまでの「style属性」型で「58832」文字の表が、「styleタグ」型の表にすると「30091」文字に節約が出来ました。

 

 

 

「styleタグ」型は、大きな表が必要になった時には、明らかに有利です。 上図の左の文字数「2550」はアメーバのカウンターで、HTMLコードの文字数が読めないので、全くあてになりません。 右側は下のツールによるもので、コードの文字数を含めてカウント出来るので、かなり正確です。

 

 

 

 

「新しいバージョン」は、使い方は変わりません 

今回のツールの仕様変更により、従来のバージョンで作成した表は、旧いバージョンで表更新が出来ますが、新バージョンの「Blog Table ⭐」では扱えなくなります。 従って、過去記事の表を新しい記事に掲載して表更新をする様な場合には、ツールの切り換えが必要です。

 

ツールの扱い方は全く同じです。 新しい仕様に移行したと言っても、出力する表のHtml構成が変わったという事です。

 

表のHTMLを見ると、構成が大きく違う事が判ります。

 

 

 

 

下側が新しい仕様で、表の先頭部分だけでも文字数の差が判ります。 列・行が増えると、この差はますます大きくなります。

 

 

変換ツールを制作します 

私自身は、大きな表を更新して使い続ける必要があります。 表の文字数の節約が必要ですが、新しい表に中身を移し替えるのは大変なので、従来バージョンの表を、今後のバージョンに変換するツールが必要になりました。

 

基本コードは、両タイプ対応版(テスト版)を利用でき、難しくないでしょう。 これも今後に公開します。

 

 

「表の仕様」の判定機能 

「Blog Table ⭐」の新しいバージョンを「ver.4.0」と飛ばしたのは、これまでの「style属性」を使うバージョンと区別したためです。

 

生成する表のHtmlが異なるだけで、操作のインターフェイスなどは全く変わらず、今後の更新は「新仕様」の上で行われるので、「Blog Table ⭐」を利用されるなら「ver.4.0」以降がお勧めです。 しかし、何度も書きましたが「ver.3.5」以前で作った表は、「ver.3.5」以前のバージョンでしか「表更新」が出来ません。

 

たまたま過去記事の表を更新する際に、この齟齬が生じる可能性があります。 そのトラブルを避けるために、「表更新」の目的で既存の表を「Ctrl+左Click」した場合に、選択した表の仕様を判定する機能を備えています。

 

この判定機能は、過去の「ver.2.1」➔「ver.2.2」の仕様変更時に付加したもので、選択した表の「Html構成」から「表の仕様」をチェックしています。

 

表を作った「Blog Table」のバージョン 仕様の判定
  ver. 2.1 以前  「styleタグ」型
  ver. 2.2 ~ ver.3.5  「style属性」型
  ver. 4.0 以降  「styleタグ」型

 

この判定機能は、後期の全バージョンで機能します。

 

下は、「ver.3.5」で、「ver.4.0」で作った表を更新しようとした場合で、「4.0」以降のバージョンを使用する様に案内を表示しています。

 

 

 

逆に下は、「ver.4.0」で、「ver.3.5」のバージョンで作った表を更新しようとした場合です。

 

 

 

またテストをしましたが、「ver.4.0」でかなり昔の「ver.2.0」で作った表を選択した所、仕様が同じなので「表更新」が問題なくできました。

 

以上の様に、既成の表を更新する際にバージョンの問題があった場合は、それまでの編集内容を保存した上で、適した「Blog Table ⭐」のバージョンを「ON」にして編集画面を開きなおす様にしてください。

 

 

 

「Blog Table ⭐」の使い方 

以下のページのマニュアルに、詳しい操作方法を纏めています。

 

 

 

 

「Blog Table ⭐」を利用するには 

「Blog Table ⭐」のコードは「Github」で配布しています。

 

 

 

このリンク先は下の様な画面で、ここでコードのコピーが可能です。

 

 

 

❶ 赤枠のところに、コピー用のボタンがあります。 これをクリックします。

 これで、ページ上のコードがクリップボードにコピーされます。

 

 

 

❷「Tampermonkey」の管理画面で「」マークの「新規スクリプト」を開きます。

 

 

 

❸「新規スクリプト」には、最初からテンプレートが記入されています。 これは全て削除して、完全に空白の編集枠にしてください

 

❹ 編集枠内をクリックして「Ctrl+V」を押すか、右クリックして「貼り付け」を選択します。

 

➎ コードの先頭までスクロールして、最初の行から正しく貼り付けられたかを確認してください。

 

❻ 最後に「ファイル」メニューの「保存」を押すと、ツールが使用可能になります。

 

 

 

「Blog Table ⭐」最新版について 

旧いバージョンの JavaScriptツールは、アメーバのページ構成の変更で動作しない場合があり、導入する場合は最新バージョンをお勧めします。

 

●「Blog Table ⭐」の最新バージョンのリンクは、以下のページのリンクリストから探せます。