ブロック対象の「調査」をし易く改善

「Bad Iine Mute」は、ブロックしたブログに関しては、ユーザーが誤ってクリックをしても、ブロック対象のブログに飛ばない様に工夫をしています。

 

しかし、ブロック指定したブログを、再調査したい場合もあります。 そういう時は、上記の処理によりリンクが開き難いので、「右Click」のコンテキストメニューを使うなどの方法が必要です。

 

際調査に際して、ブロック指定を仮解除すれば、当然その対象ブログへのリンクが使えます。 しかしその結果、解除したブログが判り難くなる事も生じます。 そういう問題も考慮して、ブロック指定を解除せずに「調査」できる事を重視しています。

 

 

「管理トップ」の 「いいね!ダイアログ」

下は、「管理トップ」の「いいね!ダイアログ」です。

 

 

このダイアログで再確認のチェックをするには、上の様に「編集モード」にして、ブロックした「いいね」を表示する必要があります。

 

表示されたブロック対象のリスト行は、リスト行自体に「リンク」が設定されていますが、ユーザー名やブログ名にはリンクが設定されていません。 このダイアログでは、この行を「右Click」すれば ブロック指定を解除せずに 対象のブログをチェックできます。

 

 

 「いいね!履歴」の「いいね!ダイアログ」

これは、「管理トップ」の場合と全く同じです。

 

 

 「いいね!履歴」の「いいね!してくれた人」

このリストは「いいね!ダイアログ」と異なり、リスト上の「ユーザーアイコン」と「ユーザーID」にリンクが設定され、リスト行自体はリンクではありません。

 

 

このリストでは、これまでは「編集モード」にした時に、以下のコードで各リンクを無効にしていました。

 

「Bad Iine Mute」ver.3.4    739行~

let user_icon_link=iine_tr[n].querySelector('.list_img');
let user_link=iine_tr[n].querySelector('.heading a');
if(user_link && edit_mode==0){
    user_icon_link.style.pointerEvents='auto';
    user_link.style.pointerEvents='auto'; }
if(user_link && edit_mode==1){
    user_icon_link.style.pointerEvents='none';
    user_link.style.pointerEvents='none'; }

 

しかしこの方法は、これらのリンクの「右Click」が出来ず、一旦ブロック指定を解除する以外に対象ブログの再チェックが出来ませんでした。

 

今回、これを以下の関数を使った方法に改めました。

 

「Bad Iine Mute」ver.3.5   742行~

      if(edit_mode==1){
                investigate(n); }

「Bad Iine Mute」ver.3.5   770行~

function investigate(n){ // 調査モード
    let user_icon_link=iine_tr[n].querySelector('.list_img');
    let user_link=iine_tr[n].querySelector('.heading a');

    user_icon_link.onclick=function(event){
        event.stopImmediatePropagation();
        event.preventDefault(); }

    user_link.onclick=function(event){
        event.stopImmediatePropagation();
        event.preventDefault(); }}

 

この無効化方法により、「左Click」は無効化のまま「右Click」が有効になりました。 コンテキストメニューからリンク先を開くことができます。

 

 

以上の改善が、今回の更新点です。

 

 

 

 アメーバの「新ブロック機能」では抑止出来ないスパム「いいね!」

 アメーバの「新ブロック機能」は、SNS機能を使った「嫌がらせ」などの抑止には、かなりの効果を持つものと思います。

 

 

しかし、「無料メルアド取得」➔「多数の捨てアカウント生成」➔「外部サイト」への誘導目的スパム「いいね!」乱発、という悪行には殆ど効果がありません。

 

ユーザーは、スパムを発行するアカウントをブロックしても、再び異なるアカウントからスパムを発行します。 アメーバ運営がスパム元のアカウントを削除しても(実際に削除はしています)、別のアカウントから発行するいたちごっこで、スパムは簡単には抑止出来ない様です。

 

 

「Bad Iine Mute」はスパムに適当な対策ツール 

この様な捨てアカウントを新ブロック機能でブロックするのは不適当な気がします。

それは、短期間の内にブロック対象のアカウントが削除される事が多く、無効なブロック指定が増え続けるからです。 新ブロック機能のブロック対象が削除されたかどうかは、手作業で確認するしかなく、これは手間です。

 

そこで私は、「フェイクフォロー」には新ブロック機能を使い、スパム「いいね!」に対しては「Bad Iine Mute」を使っています。

 

「Bad Iine Mute」は、アメーバのシステム負荷を生じさせない事や、削除されたアカウントは「Bad Iine Data Cleaner 」で簡単に最適化できるので、気兼ねなくブロックを指定できます。 新しい「捨てアカウント」は予測できませんが、2度目は無い様に出来るので、これは効果があります。

 

従って、私にとってスパム「いいね!」の対策ツールとして「Bad Iine Mute」は不可欠のツールです。

 

 

 

マニュアル 

操作の詳細は、以下の「マニュアル」ページを参照ください。

 

 

 

 

「Bad Iine Mute」を利用するには

「Bad Iine Mute」は Chrome / Edge / Firefox の拡張機能「Tampermonkey」上で動作するスクリプトツールです。 以下の手順に従って、コードを登録します。

 

 

❶「Tampermonkey」を導入する

◎ 使用しているブラウザに拡張機能「Tampermonkey」を導入する事が必要です。

既に「Tampermonkey」を導入している場合は、この手順 ❶ は不要です。 

拡張機能の導入については、以下のページに簡単な説明があるので参照ください。

 

 

 

❷「Bad Iine Mute」のコードを入手する 

「Bad Iine Mute」のコードは「Github」で配布しています。

以下は「ver. 3.5」のページです。

 

 

このリンク先は下の様な画面で、ここでコードのコピーが可能です。

 

 

● 赤枠のところに、コピー用のボタンがあります。 これをクリックします。

 これで、ページ上のコードがクリップボードにコピーされます。

 

 

 

❸「Tampermonkey」にコードを登録 する

●「Tampermonkey」の管理画面で「」マークの「新規スクリプト」を開きます。

 

 

 

●「新規スクリプト」には、最初からテンプレートが記入されています。 これは全て削除して、完全に空白の編集枠にしてください

 

● 編集枠内をクリックして「Ctrl+V」を押すか、右クリックして「貼り付け」を選択します。

 

● コードの先頭までスクロールして、最初の行から正しく貼り付けられたかを確認してください。

 

● 最後に「ファイル」メニューの「保存」を押すと、ツールが使用可能になります。

 

 

注意 

これまでのバージョンや、更に旧い「Bad Iine Mute」「Bad Iine Mute BlogPage」を利用されていた場合は、それらを「Tampermonkey」の「ダッシュボード」で「OFF」にするか、「Tampermonkey」から削除してください。 同ツールの別バージョンが同居して「ON」になると、正常な動作が期待できません。

 

● バージョンを変更しても、ブロックデータはそのまま引き継がれます。

 

 

 

「Bad Iine Mute」最新版について 

旧いバージョンの「Bad Iine Mute」「Bad Iine Mute BlogPage」は、アメーバのページ構成の変更で動作しない場合があります。 また新しいバージョンほど改善を重ねているので、もし導入されるなら最新のバージョンをお勧めします。 最新バージョンへのリンクは、以下のページのリンクリストから探せます。