【マジョレット】EC145T2 POLIZEI 【たまにはこんなんw】 | ぐるんはうす(のい) -grünhaus(neu)-

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緑色の甲虫に人生掛けちゃってるおぢさん(笑)の趣味ブログ☆
ミニカーネタ多め・マニアック御容赦(笑)
ヤフブロ難民( ;∀;)
※2019/5/4以前の記事はYahoo!ブログ時代のモノになります☆

さて、お次は久々に空モノのネタでも( ´∀`)

 

しばらく前にトイザでこんなん入手してましてね☆

 

マジョレット Helicopter assort series  エアバス・ヘリコプターズ(ユーロコプター)H145

 

トイザらスではカバヤの業務提携で食玩扱いでスーパーでも見られるモデルカーシリーズ

以外にも「本家」(笑)の製品を扱っていますが、コレはドイツの大手玩具ブランド

Dickie Toys」の製品を扱っているトコロからのやうで( ´∀`)

 

1971年創立のDickie Toysは1982年創立の香港の玩具メーカー「Simba Toys」と

1993年に合併し「Simba-Dickie Group」としてドイツで4番目の大手メーカーに

なったんだそうで( ^ω^)

 

その後2010年にはフランスのマジョレットソリド、'13年には鉄道模型のメルクリン

'19年にはJada Toysを傘下に収めたそうでΣ(´∀`;)

この流れで一時期流通が滞っていたマジョレットのモデルカーがトイザで再び販売

されるやうになった模様(*´▽`*)

 

ハナシは戻りますが、このヘリコプターシリーズは米ベル・ヘリコプター社のモデル429

エアバス・ヘリコプターズ(旧ユーロコプター)社のH145の2種をカラバリ各3種くらい?(笑)

ずつラインナップしてリリースされてるモノで☆

 

個人的シュミ(笑)でこの中からH145POLIZEI仕様を(σ・∀・)σゲッツ!!しますた♪

 

さあ、こっからマニアックブログ(笑)の本領発揮☆

 

エアバス・ヘリコプターズはその名が示す通り、ヨーロッパの大手航空/宇宙産業メーカー

エアバス」社のヘリコプター製造部門で( ^ω^)

アメリカの巨大航空/宇宙産業メーカー「ボーイング」に対抗すべく、2000年に

フランスのアエロスパシアル・マトラ、ドイツのダイムラー・クライスラー・アエロスペース

DASA)、イギリスのブリティッシュ・エアロスペースBAe)、スペインのCASAの4社が

合併して設立されたEADS(Europian Aeronautic Defense and Space company)が前身♪

 

このEADSに参加していたドイツのDASAはその前身がメッサーシュミット・ベルコウ・

ブローム(Messerschmitt-Bölkow-Blohm:MBB)とゆうメーカー( ^ω^)

第二次大戦のドイツ機フェチおじ(笑)としてはメッサーシュミットと聞いただけでときめくw

 

世界初の実用ジェット戦闘機「Me262」(画像は復元機)

 

同じくロケット戦闘機「Me163」(画像は無動力(グライダー)レプリカ)

を生み出したメーカーに

 

Me262の開発グループリーダーを努めたルードヴィッヒ・ベルコウ(1912-2003)

によって戦後設立された小型民間機やヘリコプターの開発・生産メーカー「ベルコウ

 

ベルコウ Bö207

 

ベルコウ Bö208

 

1877年創立で第二次大戦のドイツ海軍旗艦「ビスマルク」を建造し現在も

操業中の造船会社「ブローム・ウント・フォス」社の航空機製造部門( ^ω^)

戦時中は「鬼才」リヒャルト・フォークト博士による斬新な試作偵察機「Bv141

を製作したコトで知るヒトは知る(笑)メーカー

 

ブローム・ウント・フォス Bv141 まぁ不採用だったんですけどねw

 

この3社が合併した企業なんてフェチにはたまらん案件(笑)じゃあないですかwww

 

MBBは'65年にベルコウ社の設計を元に小型汎用ヘリ「Bo105」を開発☆

'67年から2001年までの間に1500機以上が生産され世界各国で活躍ヽ(=´▽`=)ノ♪

 

1970年代末、後継となる「Bo107」の開発を進めていたMBBと同クラスの小型ヘリ

の開発を目指していた日本の川崎重工業との間で共同開発への合意が成され

'79年に初飛行にこぎつけたのが「川崎/MBB BK117」とゆう機体( ^ω^)

 

'99年にはフルモデルチェンジ版の「BK117C-2」がドイツで初飛行☆

 

このモデルはトミカでもリリースされていたのでご存じの方も多いかと(*´▽`*)

 

現在は「ドクターヘリ」として継続生産されていますよね♪

 

実機も日本国内のあちこちで活躍中☆

 

この間、MBB社は'89年にダイムラー・クライスラーに吸収され先の「DASA」に社名変更

Σ(´∀`;)

更に'92年、フランスのアエロスパシアル・マトラと合併して「ユーロコプター」社となった為

BK117C-2は欧州では「ユーロコプターEC145」とも呼ばれているそうな(;´∀`)

 

やっと本題に戻りますが(笑)

 

2011年、ユーロコプター社はEC145(BK117C-2)の改良型「EC145T2」を発表♪

新型Egと最新の電子装備に加え、アエロスパシアルが開発、特許を持っていた

フェネストロン」と呼ばれるダクテッドファン方式のテイルローターシステムを採用☆

 

マジョレット アエロスパシアル SA341/342 ガゼル

元消防カラーを勝手に上塗りして軍用ヘリ化(笑) 尾部のフェネストロンが見える一例w

通常のテイルローター方式に比べ空力特性の有利さや静粛性に長けるんだそうです( ´∀`)

 

2014年に形式認証を取得後は最新鋭の小型汎用ヘリとして各国に売り込み中だとか( ^ω^)

ユーロコプター社は先の親会社たるEADSが「エアバス」に社名変更(2000年)したコトにより

エアバス・ヘリコプターズ」に社名変更され、EC145T2には新たに「H145」の型式が

付与されたそうで(まぁややこしいww)

 

更にややこしくてスマンが(笑)

 

このEC145T2(H145)の川崎(欧州以外)での呼称は「BK117D-2」となってまして・・

 

そう、トミカがBK117C-2の後釜としてリリースしたモデルなんですねΣ(´∀`;)

 

つまり今回のマジョのモデルとトミカは(名称は違うけど)同一の機体となりますwww

トミカのディフォルメがキツいので同じ機体には見えにくいかも(笑)

 

最終的に言いたかったコトはコレなんですが、ココまで付いてこれましたでしょうか?(笑)

この後もう少し馴染みやすい(笑)後編に続きますwww