不登校だろうと、胸を張って
「自分は○○ができないから…」「それは無理だから…」子供たちは結構こうしたネガティブなことを口にします。勉強なんかできない陰キャだから運動音痴モテない自分のここが嫌い嫌われた、怒られたもちろん、誰だってネガティブなことえを言ってしまう時はあるでしょう。不登校の子は、それがひどくなってしまうことがしばしばある、というお話です。学校に行けなくなると、色々考えたり、周りの目を気にしてしまいます。だから、もともと持っていた否定的な気持ちが、表にドッと出やすくなるのかもしれません。学校に行けていないことを、「平均以下」だったり「普通じゃない」と誤解してしまうと、どうしてもそうなってしまうでしょう。自分の自信のあるところを話せない。好きなものを正直に言えない。そうしたことを話すより先に、「自分はこれがダメ」と言ってしまう。予防線を張っているようにも見えます。「私に期待しないで」「自惚れてると思われたくないし…」と言っているように感じます。また、話している相手を信用していないのかもしれませんね。「そう簡単に本音を話せるか」といった感じかも。好きなことより、嫌いなことのほうが。自分の良い所より、悪いところのほうが。人に話しやすい、というのもなんだか寂しい気がします。自分に対するネガティブな発言って、色んなことの裏返しなのかな、と思うこともあります。「○○は苦手」と言っているときに「そう? でも結構できてるじゃん」と言われると、はにかんで嬉しそうにする子もいます。過剰に謙遜しているのは、大切なことを否定されたくないから。ダメなところアピールは、「そんなことないよ」と言ってもらいたいのかな。大人も子供も、学校に行っていようが行ってなかろうが、そうした面が強い人はいくらでもいます。大人も酒飲んで愚痴ったりする時…。誰かへの不満を言いながらも、自分のダメなところをポロポロ話したりします。ダメなところも含めて、自分を相手に受け入れてもらいたくてついポロっと言っちゃう。そもそも漫才からスピーチまで、自虐ネタは鉄板です。自己紹介も、ビジネスメールも謙遜してばっかり。「微力ながら…」「未熟な私ですが…」良く使います。だから、子どもたちがネガティブなことを言っても、まあそんなに深い意味はなくて、単なる処世術やその場の雰囲気次第なのかとも思います。でもやっぱり時々、「そうじゃないよ。もっと自信もって、胸張って行こうや。」そう感じる時はあります。自虐や建前も、謙遜も自己防衛もありですが、不登校になった人の中には、ついついネガティブ発言が供給過剰になっている人がいます。まず「自分を落とす」のがクセになっているような。そればっかりだと、やっぱり大変な時期に、足腰が弱いというか、踏ん張りがきかないというか…。自信を持つプライドを持つ胸を張って堂々となかなかハードルは高いかもしれません。でも「なんだこの野郎」「負けてたまるか」という気持ちがなければ乗り越えられない時もあるでしょう。野心、野望でも、なんでもいいです。「自分ならやれる」そんな根拠のない強さを、優しさや謙虚さの奥に、ちょっと忍ばせておくくらいが、ちょうどいいのかもしれません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フリースクール・パーソナルアカデミー大阪府池田市・阪急宝塚線池田駅降りてすぐフリースクール・学習塾〒563-0047大阪府池田市室町1-8 阪急池田駅前ビル2階Tel:072-753-7203メール:info@personal-ac.comHP:http://ikeda.personal-ac.com/公式LINEはこちらから↓