当たり前のことですが、お父さんやお母さんも、苦手なことや嫌いなことがあります。
また、その時の気分で、したくないことや、後回しにしてしまうことだってあります。

それでも優先順位をつけて、早め早めに自分から動くのが大人であり、社会人だ、と言われてしまうかもしれませんが…。
でも私も自分のことを顧みるとき、いつも模範的に動けないよな、と思います。



お子さんが学校に行けなくなったときに、お母さんやお父さんは、色々負担がかかります。
やらなきゃいけないこと、やってあげたいこと、気にしないといけないこと。
もちろん、いつもの仕事や家事に追加してです。

精神的に、「子どもの将来はどうなるのだろう」という不安があるのはもちろんです。
それ以外の、小さな(小さくないかも?)ストレスも、たくさんあるはずです。



子どもが不登校になった当初は、いつも以上に朝はピリピリ。
「今日は行くの…? 行かないの…?」
それによって、その日のお父さんお母さんの予定だって、変わってしまうかもしれません。

朝、学校への休みますの連絡。
休みが長期化したならその後も、学校の先生とやり取りしなければいけない。
もしかしたら先生は、家に来るかもしれない。
あるいは、学校へこちらから訪問するかもしれない。

もしお子さんが体調を崩していれば、病院を探して、同行して。
その後も何か所も病院に行ったり来たり。

給食もないから、お昼ごはんも用意しなきゃ。

習い事には行くの? 
学習塾は行けそう?

周囲の人にはどう説明しよう、誰に相談しよう。

…少し考えただけで、これくらい「すべきこと」がふえてしまいますね。



突然ですが、私は、電話が嫌いです。
とりわけ、親しくない相手へ電話を掛けるのは、大人になってもあまり好きではないです。
できないわけではないし、実際働いて生活していくとせざるを得ないのですが、
できれば避けたいといった感じ。

だから、慣れないところに問い合わせしたり、予約を取ったり。
あまり好きな作業ではないんです。
それこそ、病院の予約とか、つい後回しにしちゃったりして。

そんな私ですから、もしお子さんが不登校のお父さんお母さんの立場になったとして…。学校の先生に電話をかけなきゃいけないとしたら、緊張するだろうなあ、と思います。
病院に問い合わせの電話するの、いやだろうなあ…。
フリースクールとかへの問い合わせ…、これはいつまでも先延ばしにしてしまうかも…。



大人だって苦手なことはあります。
お父さんお母さんだって、嫌いなことはあるでしょう。
「めんどくさい」と零してしまうのは、子どもたちだけではありません。

「親なんだから、それくらい頑張れ」
きつい言葉です。
実際は、お母さんもお父さんも、皆さん充分すぎるほど頑張っているのですから。


相手に遠慮したり、怖くなっちゃったり。
そんなことは当たり前です。
できる範囲で、やりましょう。

苦手なことは、最小限にしましょう。
任せられるところは他人に任せましょう。
愚痴りたいときは、誰かに愚痴ってください。
(なお明日はウチでは「親の会」ですので、よろしければお越しくださいね)



時々、一度問い合わせをくれた方が、そのあと半年とか一年してから、とても恐縮した様子で連絡くださることがあります。
「ご無沙汰してしまって…」
「ずっと様子見ていたけど、やっぱり学校に行けず…」
なんだか気まずそうに、電話くれたりします。


こっちは全然気にしていないし、
「その後どうですか~、連絡くれてありがたいです~」
といった気持ちなのですが、やっぱり皆さん、それぞれ連絡しにくい気持ちがあるのかもしれませんね。

いつでもお待ちしておりますよ。
勇気を出して、一度ご連絡をいただいたのですから、それだけでありがたいのです。
お父さんお母さんが、連絡しづらい、となってしまうのも、やはり当たり前なのですから。


というわけで、お節介、ご迷惑かもしれませんが、この時期は過去にお問い合わせのあった方には、「その後どうですか?」のご連絡をする場合もあります。
お困りのことがあれば、何なりとお返事下さいね。
もちろん、無視していただいてもオーケーですからね!

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