マダムフリーランス・骨盤底理学療法士の熊丸です。
今日は私が運営しているサロンの話です。
福岡県福岡市中央区六本松という場所で『骨盤底筋トレーニングサロンはぴくま』という小さな整体サロンを経営しています。
普段はこちらのサロン活動が主になっています。来ていただけるお客さまもだんだんと増えてきまして、ありがたいことです。
骨盤底筋トレーニングサロンって、何するの~ってよく聞かれます。トレーニングなの?整体なの?何なの?みたいな感じです。
本当は尿漏れや頻尿などのお客様に対して、姿勢や骨盤の傾きや呼吸状態などをきちんと評価。アウターマッスルが張っている人は筋緊張を下げてインナーマッスルである骨盤底筋を的確にトレーニング実施することで症状軽減させる というサロンです。
尿漏れに整体ですか???
思いつかないんですが効果ホントにあるんですか???
って思われると思うんですが、当サロンのホットペッパービューティー口コミを見ていただければ効果があることが分かっていただけると思います。エビデンスベースの的確なトレーニングを実施することによって尿漏れや頻尿は確実に軽減します。必要に応じて医療機関受診をおすすめすることもあります。自分が医療従事者もしていることもあり、お客様には適切なサービスと適切な医療の線引きのところを判断しおすすめしています。
が、しかし。
さあ、サロンオープンして意気揚々とお客様を待っているのですが、見事に尿漏れや頻尿のお客様は来ません。。
私の広報もマズイのか、本当に来てくれないんです😢
そもそも一般の方(医療関係者でも)は『骨盤底筋』なんて知らないし、尿漏れがリハビリや整体で良くなるなんて思ってないから検索もしない、尿漏れひどかったら病院に行くから ってMEO対策の人にも言われたんです💦
代わりにマタニティーや産後のお母さま方が来てくれています。
妊娠を維持するためにも骨盤底筋の筋力は必要ですし、それと連動して働く腹横筋も同じくらい必要です。しかも10か月かけて引き伸ばされた筋肉や皮膚は簡単にすぐは戻らないです。また、妊娠期は体重が10キロほど増え、お腹が大きい分前に重心が引っ張られますので転ばないように後ろ重心となります。当然のことですが。
産後のお母さんは、産前の重心線や姿勢をまだそのまま続けている人が多いんですね。
自分ではこれが普通と思っているのでその姿勢なのですが、客観的にみるともちろん普通ではなく、これを続けると長期的に不具合が出やすくなります。
また、大きく引き伸ばされたお腹の筋肉や産道も含まれる骨盤底筋、人によっては会陰切開や自然裂傷したところが瘢痕化して動きが悪くなることもあります。吸引分娩や鉗子分娩も骨盤底筋が傷む原因となります。
早く言えば、この症状の『産後リハビリ』をするイメージです。
マタニティのママならば『産前のリハビリ』ですね。産んだ後の機能不全に備えておくこと。また健康なマタニティママであれば軽度の運動は推奨されていますので、必要な筋肉のトレーニングはしておくに越したことはありません。
また、マタニティー期の突然の運動器の痛み、特に妊娠後期に急に体重が増えてお腹が出てくると、腰痛やお尻の痛みが出やすくなります。このような症状にも対応していて、やはりとっても人気があります✨✨
痛みに関しては、施術とテーピングやサポーターで対応しますが、長くなりましたので、また続きは次回。
本日もステキな五月晴れのようなパンツでお過ごしください✨✨