マダムフリーランス・骨盤底理学療法士の熊丸です。ありがたくご質問いただきました~🏳🌈
連休中、車が渋滞した時の膀胱コントロールの仕方について。
我慢しても膀胱炎にはなりませんよ~の件です。
ご質問は、以下です。
『以前
駐車場が大渋滞でトイレに行けなくて
「膀胱炎」になったんだよ。
やっぱりならん?
膀胱炎(笑)』
以下、私の回答です。
〇〇さん、いつもコメントいただいてありがとうございます!
めっちゃ嬉しいです。
えっと、まずおしっこって腎臓でできあがって、膀胱って、その出来上がったおしっこを貯めておくだけの臓器なんですね。
で、前回もブログに書いたんですが、膀胱容量ってだいたい日本人女子で400~450mlなんですね。もしおしっこが身体に悪い、細菌が入っているものであれば、膀胱におしっこが貯まったらすぐ熱発とかしちゃいますよね、毎日。でもしない。それはおしっこが膀胱にある時は無菌状態だからです。ここポイント。
つまり、膀胱におしっこ貯まってるのが0だろうが50mlだろうが400mlだろうが、膀胱炎になりやすさは変わらないってことです。
膀胱炎の多くは急性膀胱炎であり、これって外から菌が尿道に入った時になります、その時に膀胱にたまっている尿量には関係がありません。
ですので、膀胱におしっこが貯まってようが貯まってなかろうが、膀胱炎になるときはなるってことです。
急性膀胱炎の8割以上は大腸菌で引き起こされるそうです。トイレに何回も行くことによって大腸菌のリスクにさらされることも考えられるし、他には拭き方やおりものシート、生理用ナプキン、吸水シートの使い方、ウォシュレットの多用などでもリスクが上がります。
私は今51歳ですが、排尿回数は1日4~5回です。
教科書的には朝起きてから夜寝るまでの間に8回以上おしっこに行く場合は「頻尿」と考えていいです。
夜寝てしまってから朝起きるまでにおしっこに行く回数が2回以上ならば「夜間頻尿」と考えていいです。
概ね40代以上の日本人男女の6割がここに当てはまるという統計があります。
よかったら参考になさってください。
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