こんな投稿ネタがありました!
私は断然茶道ですね。
実は知的好奇心は茶道の分野にあまり湧かない傾向があり、いつまで経っても不勉強な不良です。
茶道より前にこんなにやる気なく物事に取り組んだことはなかったように思います。
所作が整ったり、意外と体力がついたり……これらは続ける理由にはなりません。
(そういう副次的効果を望む方にはお稽古されることをおすすめします。)
茶道と付かず離れずの関係を続けているのは最早宗教やビジネス講座のようなものです。
禅の思想であったり、利休であったり……困ったとき、そういう思想を身に降ろして考えます。
まさにこれ↓
利休は革新的なビジネスマンであったと私は考えています。
商売の文化を基底に、確かな技術を身に付け、高いコミュニケーション能力とブランディング能力で成功を積み重ね、絶対強者と共にシンギュラリティを起こす……
社長は関西人が多いと言われますが、正に商売の文化を基底にしているところが大きいのではないでしょうか。
また、今、表に出ている成功者は必ずと言っていいほどこう言いますね。
私よりできる人はいる
利休の場合も千家十職などにその傾向が現れています。
私も自分よりできる人はいると目に見えて知っているのに、なんでも自分でやりたがるので本心からはそう思えていないのだと思います。
勝ちきれる人と私はこの辺りが大きく違うように思います。
「そうだな、利休さんもやってたしな」
そういって助言に耳を傾け、実行に移す。
私に必要なひとつのビジネス視点が利休です。
こういう心の中の道標となる人は誰しも一人は持っておくと良いと思います。
何かを成し遂げていて、面白いと思える人。
生きていても亡くなっていてもいいんです。批判されていてもいいんです。
茶道関連で有名な方だと、不昧公や井伊直弼などの実力派エリートや、織田有楽斎や古田織部など戦乱の世で世捨て人然とした人物の生き方や考え方も興味深いです。
もう少し有名でない方だったり、特定の代の家元であったり……共感しつつ教示を与えてくれる人物は一人二人知っておくと生きやすいと思います。