怨みに怨みではなく慈愛で返す | - ライフメソッドアドバイザー 山下純子 Times -

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山下純子です。

 

 

怨み憎しみには慈愛で返す。

 

 

これはお釈迦様のお言葉です。

「実にこの世においては、怨みに報いるに怨みをもってしたならば、

ついに怨みの息(や)むことがない。」

 

意味は

怨みに怨みで返したら、いつまでも息(や)む事はありません。

怨みを捨ててこそ安らかな息を得られるとの意味です。

 

お言葉の中に「息」という漢字がでてきます。

息。とは自分の心と書きます。

心が安らいでいる人は息が整っています。

 

終わる事を終息と言うでしょう。

ここにも息が使われています。

亡くなる時には息が止まります。

物事の終わりにも息の字が使われ、

仏教の底知れぬ深さを私はいつも感じるものです。

 

 

さて、この

実にこの世においては、怨みに報いるに怨みをもってしたならば、

ついに怨みの息(や)むことがない。

 

この言葉ですが、

戦争終結後の1951年のサンフランシスコ講和会議において、

スリランカの元大統領ジャヤワルダナ(当時は大蔵大臣)がこの言葉を使い、

日本への賠償請求を放棄しました。

 

彼はこう言ったんです。

「我々は同じ仏教徒です。戦争は戦争として終わりました。もう過去の事です。

ですから、やられたらやり返すを繰り返していたら、又お互いの国に憎悪が生まれます。

憎悪を捨てて慈愛で返せば、元の平和な世界に戻ります。」

 

私達の世代は、戦争は過去の出来事ですが、

こういう話は今も大切に持ち続ける事が必要だと私は日頃から感じています。

 

私は人生アドバイザーをしておりますが、

クライアントの中には

憎しみで心が一杯の人がいらっしゃいます。

 

憎しみの炎で慈愛の心までが燃えてしまっているように感じる時すらあります。

怨みや憎しみが心から消えない人には

私はいつもこのスリランカの元大統領のお話しをしています。

 

ブログをお読み下さっていらっしゃる皆さんも

怨みたい気持ちが起こったら、

お釈迦様のお言葉とスリランカの元大統領の慈愛を心に置いてみて下さい。

気持ちが楽になりますよ。

 

息を整えると心も落ち着きます。

まずは、大きく深呼吸からです。

 

 

「実にこの世においては、怨みに報いるに怨みをもってしたならば、

ついに怨みの息(や)むことがない。」

 

Hatred ceases not by hatred, but by love.(英文表記)

憎悪は憎悪で消えるものでは無く、慈愛によるものである。

 

 

スリランカ、美しい国でしょうね。

訪れてみたい国の一つです。

 

 

 

ライフメソッドアドバイザー 山下純子

 

 

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