またまたほっときすぎて書き出すだけでも大変…
ぜーーーんぶ、まどマギのせいってコトで。
映画館
「シェフ~三ツ星フードトラック始めました」
★★★★☆
スターシェフのカールは料理評論家とSNS上でケンカしてしまい仕事も失い、息子の信頼も失いかける…そんな彼に残った物は料理の腕だけ。自分の腕を信じてフードトラックに乗り込み旅が始まる。
監督、脚本、主演を務めたジョン・ファブローの人生をなぞるように進むストーリー。
フードポルノを目指したと言う通り、見ているとよだれが出てくるほど、とにかく料理が美味しそう‼︎
フードトラック走らせて変わる料理、変わる音楽、変わっていく親子関係。笑いながら、お腹を鳴らしながらさらっと見れる映画なのに、彼らのサンドイッチを味わったよう頭の中に忘れられない人生の美味しさを残してくれる映画。一度挫折した人なら必ず共感出来る物語。
とにかくキューバサンドイッチが食べたくなる‼︎‼︎
町山様の解説
https://www.youtube.com/watch?v=NBXEMv7gWz4
「ジュピター」
★★★☆☆
「マトリックス」のウォシャウスキー姉弟監督の最新作。
ロシア移民として朝から晩まで掃除の仕事して毎日シンデレラ状態なジュピター(ミラ・クリス)は、ある日宇宙の王族の産まれ変わりと言われ彼等の覇権荒らそいに巻き込まれていく…
久しぶりにスペースオペラぽい壮大なスペースオペラ。
様々な星を支配している王族、いろいろなクリーチャー、宇宙を守る連邦軍、ゴテゴテした宇宙船、見た事無いガジェット。それらは見ていて楽しいけれど、内容が…壮大な物語を追うのと凝った映像を作るのに忙しくて人物描写が置いて行かれてしまった気が、せっかく敵役のエディ・レッドメインがノリノリでいい演技しているのに。
敵が3人いるんだから一本2時間の三部作にしてじっくり人間関係を見せて欲しかった…残念。
あとCGががんばり過ぎてもうアニメ。アニメにしたら良かったのに。
宇多丸師匠のムービーウォッチメン
https://www.youtube.com/watch?v=mFDJXruekeg
「デビルズ・ノット」
★★★☆☆
ウェスト・メンフィスで3人の子供が惨殺される事件が起きる。キリスト教徒が多数を占める街で警察が容疑者として捕まえたのは10代の少年3人。けれど彼等を逮捕した理由はブラック・メタルが好きで、悪魔主義で、黒い服を着ていたからというもの。物的証拠も無く裁かれる現代の魔女狩りを通して閉鎖的な田舎が見えてくる…
これが本当にあった話だなんて…この話はいろいろ読んだり聞いたりしたけれど、それは映画よりもっと怖い。映画ではもっともっとアメリカの田舎の閉鎖的な嫌さを見せて欲しかった。アメリカでは社会的な事件になったウェスト・メンフィス3の入門編にオススメです。
真実は映画よりも奇なり。
柳下さん、松江監督、高橋ヨシキさんのトークライブ
https://www.youtube.com/watch?v=ylfS80FDxMM
町山さんの「パラダイス・ロスト」解説
https://www.youtube.com/watch?v=ZhfaVOv7bIE
「バードマン あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡」
★★★★☆
一昨日見たのにどう感想を言ったらいいか分からず、中1日あけてやっとまとまってきたので…
自分が主演したヒーロー映画「バードマン」から20年。それ以降のヒット作もなく今だにバードマンの男と言われてしまうリーガン(マイケル・キートン。元バットマン‼︎)は自分の再起をかけてレイモンド・カーヴァー原作の「愛について語るときに我々の語ること。」を主演、脚本、演出でブロードウェイの舞台にしようと全てを賭けるが…
いい意味で予告と全然違う印象の映画。
ワンカットという演出がもたらす閉鎖感、リーガンの精神を表すように歪んだ画面。ほぼリーガンの主観で撮られたその映像に否が応でも不安で壊れた俳優のジェットコースターに乗せられてしまう。
今日まで忘れていたけれど、アレハンドロ・イニャリトゥって暗い映画ばかり撮っている監督。笑いの奥に隠れた暗さが怖い。
何度も見ないと分からない映画だと思うし、見たくなる映画。
町山様の解説
https://www.youtube.com/watch?v=LltSbwl-Zx4
「皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と影」
★★★★☆
アメリカと国境を隔てるメキシコの都市シウダード・フアレス。メキシコ麻薬戦争の最前線のこの街では年間3000件を越す殺人事件が起こっている(1日に10人以上殺されている計算‼︎‼︎‼︎)。
マファアに支配された街で暗殺の恐怖に怯えて機能していない警察で働くリチ・ソトとアメリカ産まれでセレブに憧れるように麻薬ギャングに憧れるマファアを讃える歌ナルコ・コリード(陽気なメキシカンに乗せてギャングスタラップよりも凶悪な歌詞を乗せて歌う歌)を歌うエドガー・キンテロ。
彼らの日常を通していまメキシコで何が起こっているのか肌で感じドキュメンタリー。
街を掃除する様に毎日死体を片付ける警察が日常の風景。
今まで見た中で一番の暴力映画‼︎
これが現実だなんて…
町山様の解説
https://www.youtube.com/watch?v=MT30ExFZnZs
「ワイルド・スピード sky mission」
★☆☆☆☆
え、ストーリーそんなの無いし。
15分に一回はクライマックスを入れます。
思いついたアクションは全部乗せの二郎演出でサービス、サービス。
カメラをぐるぐる回してお客さんを弱らせても、スポンサー様のためならどんな無茶な台詞もセットも入れ込みます。
おかげで尺が長くなっても重低音の効い馬鹿デカイ音で眠らせません。
という最近のハリウッドの傾向が全部詰まった映画。
宇多丸師匠のムービーウォッチメン
https://www.youtube.com/watch?v=4GSccwgVsnY
「セッション」
★★★★★
ネット上でも解釈の違いで大盛り上がりのセッション。
全米屈指の音楽院に入ったニーマンは学内最高のバンドを指揮するフレッチャー教授の目に留まる。彼のバンドのドラムとして自分の成功を夢見て、彼女も家族も自分の生活もそして人格すら捨てて練習に没頭する…
究極のスポ根映画。
アカデミー助演男優賞を取ったJ.K.シモンズの怪演だとか、監督が28歳だとかいろいろあるけど、映画館に行って、見て、感じて欲しい。
天才を作る作業という醜くも美しい姿を。
町山様の解説
https://www.youtube.com/watch?v=IWTW-GMIwMs
町山様vs菊池成孔
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20150417
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20150422
宇多丸師匠のムービーウォッチメン
https://www.youtube.com/watch?v=tFofwvko6qc
「マミー mammy」
★★★★☆
舞台は架空の国カナダ。シングルマザーのダイアンはADHD(注意欠損、多動症)の息子. 、スティーブが施設から追い出され2人暮らしになる。愛はあるが噛み合わない二人だが、向かいの家の吃音症の主婦、カイラと仲良くなることで彼女が緩衝材となり上手く行っていたが…
カナダの恐るべき子供グザヴィエ・ドランの長編映画5作目。
18才で作ったデビュー作「マイ・マザー」から7年、25才にして懐古的な母親と息子という題材。
「私はロランス」から引き継いだパステルトーンの画面、「トム・アット・ザ・ファーム」で見せたヒリヒリする人間の緊張関係、今一番進化したドランが見れます。
「マイ・マザー」は息子の視点で思春期の少年が母親を理解出来ない話だったけれど「マミー」は母親視点でどこまでも息子を守るために頑張る姿を描く。ナゼ、こんな作品を25才のドランが作れるのか、謎。
主人公のダイアンは服装、話し方、タバコの吸う早さ、どこを取ってもイケイケだけど中身は肝のすわったおかあちゃん。守るべき息子がいるおかあちゃんは世界最強の生き物です。そのタフさを見ろ!
「天才スピヴェット」
★★★☆☆
「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督作。
産まれるのが100年遅かったカウボーイの父、そんな父とナゼか結婚した昆虫学者の母、アイドルを目指す姉、死んでしまった双子の片割れ、そんな家族の中に居場所が無いと感じたスピヴェットは自分の発明がベアード賞を受賞したと聞きモンタナの農場から、スミソニアン博物館のある首都ワシントンを目指してひとり旅立つ。
不条理な世界を前にスピヴェットは持ち前の空想力と行動力で立ち向かう。時には科学者、時には放浪者、時には大人、けれど彼が最後になるのは…その姿にはどんな人でも共感してしまうと思う。だって人生はままならない事の連続だから。
箱庭のような世界を絵本のように(原作は絵本)見せるさすがのジュネ節。ジュネの作風に一番合っている作品な気がする。
ところで、マルク・キャロってどこ行っちゃったの?
DVD
「イコライザー」
去年映画館で見忘れてずっとDVDが出るのをまだかまだかと待っていた作品。
見た感想はなんで行かなかったんだバカとい傑作。
ホームセンターで働く主人公ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は不眠症のために24時間営業ダイナーへ通よう日々。そこで仲良くなった娼婦テリー(むちむちなのに貧乳なクロエ・モレッツ)を助けるためにロシアンマフィアと戦うことに…
よくあるアクション映画設定ながらこの主人公は銃を使わず、敵も無駄に打たず静かに殺しが行われて行く。そう、この映画アクション映画なのにやたら静か。そしてダーク。
じゃあ何を楽しむんだとお怒りのアクションファンの方、主人公はホームセンターで働いているのでD.I.Y精神溢れる見た事無い、何度でも見たくなる、芸術的な殺し方を楽しむ映画。
20世紀には「許されざる者」「ランボー」「ダイハード」といろいろアクションヒーローがいたけれどこの「イコライザー」の無敵の初老、ロバート・マッコールは21世紀の最高の発明の一つに数えたい。
アクションファンは見なきゃいけない一本です‼︎
敵がロシアンマフィアなので入れ墨映画としても絶品。
宇多丸師匠のムービーウォッチメン
https://www.youtube.com/watch?v=geH4-ZN1uEs
「ウィークエンド」
高慢なブルジュア夫婦が死にそうな父親の遺産を狙って週末に実家に行こうとするが、なぜか事故にはばまれて行けない。おとぎ話のような地獄めぐり。血まみれのカークラッシュ添え。
ゴダールの映画は実験的で政治的で哲学的で眠くなるのに刺激的で面白い。
「ミリオンダラー・アーム」
「パニック・ルーム」
「怒れ!憤れ! ステファン・エセルの遺言」
「隣の女」
「アデルの恋の物語」
「カポーティ」
「デッドゾーン」
「パットン大戦車軍団」
「イングリッシュ・ペイシェント」
「2ガンズ」
「波止場」
「地上より永遠に」
「ブラウン・バニー」
「ナイトミュージアム」
「ナイトミュージアム2」
「サイトシアーズ 殺人者のための英国観光ガイド」
「さらば冬のかもめ」
「永遠に美しく…」
「ベティ・ブルー インテグラル」
「トゥモロー・ワールド」
「第9地区」
「オーケストラ・リハーサル」
「オーメン」
いろいろ言いたい事もあったんだけど、書き出すだけでいっぱいいっぱになっちゃったので…でも、映画ってホントにイイものですね~
それでは、さよなら、さよなら、さよなら。





















































