PEROの映画狂人日記 -4ページ目

PEROの映画狂人日記

町山智浩様を神と崇め、ライムスター宇多丸先生を師とするサブカル重症腐女子がヒマつぶしで見ていた映画の数が年に200本を超えて来たので、
これだけ見てるゾという自慢と自己顕示欲を満足させる為だけの映画日記ですがよかったら暇つぶしに。

長らく書いていませんでした、約半年…
その理由は、他の媒体で書く話が来ていたので、そのテストライティングをしていたのと、だらけていたのと。テストライティング20%、だらけが90%なんですがね。
Netflixの「デアデビル」とか「ジェシカ・ジョーンズ」とかに引っかかっていたけど、モチロン、映画は見ていました。
その話は結局ほぼ無くなってしまったので、またココで独り言のような、映画日記をつけていこうと思います。

映画館で見たものは短いレビューを残しているので、毎日一本づつアップしていこうかなと思っています。できるのか、ワタシ…

とりあえず見たDVDリストを

「はじまりのうた」
「サンドラの週末」
「マジック・イン・ムーンライト」
「百円の恋」
「愛と憎しみの伝説」
「アドバンスト・スタイル」
「ザ・トライブ」
「ダーク・スター」
「ファイナル・ガール」
「SEXテープ」
「しあわせはどこにある」
「グローリー 明日への行進」
「テッド2」
「ディオールと私」
「ジェームズ・ブラウン 最高の魂を持つ男」
「エレファント・ソング」
「第七の封印」
「不意打ち」
「野いちご」
「仮面/ペルソナ」
「ピッチ・パーフェクト2」
「アントマン」
「リピーテッド」
「バニー・レークは行方不明」
「ヴィジット」
「ミケランジェロ・プロジェクト」
「ピエロがお前を嘲笑う」
「アメリカン・サイコ」
「マーシュ・ランド」
「ムーン・ウォーカーズ」
「名もなき堀の中の王」
「ゴット・ヘルプ・ザ・ガール」
「靴職人と魔法のミシン」
「クラウン」
「ファンキーランド」
「ルールズ・オブ・アトラクション」
「トト・ザ・ヒーロー」
「ディクテイター」
「リンカーン弁護士」
「わらの犬」
「トレイン・スポッティング」
「ライフ・イズ・クリミナル」

半年の割に少ないなぁ…他に見た気がするけど忘れてる気がする。

Netflixで見ていたドラマ
「デアデビル」
「ジェシカ・ジョーンズ」
「ロンドン・スパイ」
「フリークス学園」

とにかく「デアデビル」が良かった。もう映画館に行かなくてもこのクオリティのものが見れるなら、お金払いまくりそう…

細かいレビューはまた別のページで。
今日はココまでっ!!!

あ、最後の最後に友達夫婦が御徒町でやっている、日本のロウブロウアート発信基地のmogragギャラリーのHP上のコンテンツで、映画についてのラジオをキーキーやっているので良かったら暇つぶしに聞いてください。
mogragRADIO!!!!!



溜めすぎて書くのが嫌になってました…
NetflixとAmazonビデオを導入したら文明開化がウチに来ました。
今年最後のブログです。


映画館

「キングスマン」
★★★☆☆
イギリス人のマシュー・ヴォーン監督(「キック・アス」「Xメン:ファーストジェネレーション」)が昔のボンド映画に対する愛と今のボンド映画への憎しみを込めて俺のスパイ映画を作ったらこうなった。
スパイ映画なのに後味はサシャ・バロン・コーエンの映画を見た後みたいな感じでやっぱりイギリス人て意地が悪くて最高。
アメリカを体現するIT成金の過激なエコロジスト(サミュエル・L・ジャクソン)が悪役というのに、悪役の未来を感じた。

「ピクセル」
★★★★☆
期待しないで行ったら面白かった。
後で調べたら監督は「グレムリン」「グーニーズ」の脚本を書き「ホーム・アローン」を監督した名将クリス・コロンバス‼︎
ヒット作請負人というのはこういう人の事を言うんだなぁ。

「彼女は秘密の女友達」
★★☆☆☆
幼なじみの大親友ローラを亡くしクレール。ローラの死の淵で誓ったローラの夫ダヴィッドと赤ん坊を守ると誓ったクレールは彼女のウチに様子を見に行くがそこにいたのは女装したダヴィッドで…実はダヴィッドには結婚する前から女装壁がありローラも知っていたという。悲しみを癒すように女装にのめり込んでゆくダヴィッドをヴァルジニアと名付け彼女と秘密を共有していくうちに自分の隠された性癖を発見してしまうクレールはそんな自分にとまどう…
ってフランソワ・オゾン監督(「8人の女」「スイミングプール」)の最初作は腐女子感満載のハーレークィーンロマンスな映画。
間違っても「私はロランス」みたいな映画だと思って見ないように。
ロラン・デュリスの女装が美しくなくてリアル。

「マッドマックス 怒りのデスロード」
目黒シネマで爆音上映やってるって聞いたら行かないわけには行かないでしょ。
目黒シネマのスタッフがみんな手作りコスプレしていたりとお祭り上映で7回目でも楽しかった。

「ロバート・アルトマン ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」
★★★☆☆
確か、初めて見たロバート・アルトマン監督の映画は「M★A★S★H」。戦争映画なのに、主人公の軍医がナースといちゃついたりとずーっとふざけていて、いい意味でなんじゃこりゃと思った記憶がある。
次に見た「ショートカッツ」でその後の群像劇を変えた作品だと思っていたら、その20年前に作った「ナシュビル」で24人のメインの登場人物を完璧に動かしていて驚いた。
と、アルトマンについて語り出したらキリがないけれど彼は死ねまで映画を作り続けた人で作品も多作で良作が多いので仕方がない。
この映画はそんなアルトマンがウソ八百でハリウッド入りし成功し落ちぶれまた復活。映画に全てを捧げた男とそれを支え続けた奥さんと子供達、そして映画を一緒に作っていたスタッフとの愛の話。
ヒッチコックの影にも奥さんがいたが、いい監督の裏には最高の理解者がいる。
またアルトマンの映画を見返したくなった。


「ジョン・ウィック」
★★☆☆☆
裏社会から足を洗い病気の愛する妻看取ったジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)喪失感と向き合いながらも彼女が残してくれた仔犬を可愛がっていたが愛車を盗まれたことでまた裏社会の闇に飲まれてしまう…
大好物の舐めてたヤツが殺人鬼だったムービーなので、期待してい見に行ったのだけど、あれなんか違う…
「イコライザー」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」と比べると薄味。
犬の描写、車使い、映像、アクションのキレはいいので本当に残念…
ただしこのジャンルが好きな人は見なきゃいけない一本!


「駆け込み女と駆け出し男」
★★★★☆
時は江戸、男から離縁を言い渡せても女からは言えなかった時代。その寺で2年修行すれば離縁が成立するという幕府公認の駆け込み寺、鎌倉の東慶寺。そこに駆け込んだ女の悲喜こもごも。
落語を聞くようにテンポ良く冒頭の江戸のシーンからグイグイと世界に引っ張ぱられていき、女が所有物として扱われていた時代に女が自分の生き方を貫く大変さそして潔さを見せてくれた。
お歯黒で眉を剃り落とした満島ひかりが江戸のさっぱりした芯の強さに色気を孕んだお吟を演じているのだけれど、上手過ぎてずっと見ていたかった。
井上ひさしの原作も気になる。


「百日紅」
★★☆☆☆
葛飾北斎の娘、お栄。画号を葛飾応為と言う。北斎曰く美人画は娘に及ばないと言わしめた人物。彼女を中心にした絵から始まる怪奇話のオムニバス。
杉浦日向子の原作は読み切りなので読後は余韻が残るのだけれど、映画版は余韻がなく次の話、次の話と進んでしまうのでそっけ無く感じる。
好きな原作に原恵一監督と期待していただけに残念。

「海街ダイアリー」

★★★★☆
父親が亡くなったことで出会った腹違いの妹すずと鎌倉で暮らす事になった三姉妹の物語。
丁寧に丁寧なエピソードを重ね美人女優達が普通の女の子にしか見えないのは是枝裕和監督流石の手腕。
綺麗なだけのイメージだった綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆を女優にし、そして広瀬すずの思春期独特の大人になる寸前の美しさを焼き付けた映画だと思う。周りを囲むキャストを含め(風吹ジュン、大竹しのぶ、樹木希林)女優を見る映画。
そして、家族が集まる理由に食卓があると思った。
それほど食事のシーンの多い映画。
腹ペコで行くと地獄です。

最後に最近思っている事を一つ。どの映画もお婆さん役は樹木希林さんで今の日本映画の幅の狭さを感じます。もちろん希林さんは上手いのですが…頼りすぎ!


「エベレスト3D」
★★★☆☆
エベレストの偉大さと恐怖を体感したかったのでIMAX3Dで鑑賞。
山岳パニックムービーなのに、それが世界イチだったらこんなにエンターテイメントになる映像の進化の極北。世界イチの山エベレストは登山家たちの理想と期待を全て飲み込み今日もそそり立っている。
原作は「イン・トゥ・ザ・ワイルド」のジョン・クラウカワーで物語的な内容はきっと本の方が面白いと思う。

「コードネームU.N.C.L.E」
★★★★☆
ガイ・リッチーの新作は60年代にやっていたドラマ「0011ナポレオン・ソロ」のリメイク。
バカバカしくも愛おしい60年代スパイアクションをガイ・リッチーが自分のスパイ愛を詰め混んで作ったとしか思えないスパイ物好きにはたまらない仕上がり(最近の「007」のシリアス路線が好きな人にはオススメしません)。同じく今年公開のスパイアクションの「キングスマン」のマシュー・ヴォーンは「ロック・ストック~」時代からの盟友だしね。
ゼヒ、二本まとめて見てほしい。
腐女子もヨダレなイケメンバディ物なのも最高!


「グリーン・インフェルノ」
★★★★☆
高橋ヨシキ先生のラジオを聞いて自分のテンションを上げて行ったら新宿武蔵野館は満員。否が応でも盛り上がるテンション↑
過激なエコサークルにシンパシーを感じ彼らと共にペルーの密林を守る行動に参加したジャスティン。抗議行動を成功させたのも束の間、ヘリコプターの事故でアマゾンに落ちてしまう。そして彼らは原住民に囚われてしまうが…彼らは食人族だった‼︎
イーライ・ロスが映画「食人族」への愛を込めて、ヘルツォーク監督が72年に「アギーレ」で撮影したジャングルのもっと奥地で原住民と作り上げた俺の「食人族」映画は自分たちの奢りを全て食い散らかしてくれる快作!

「美術館を手玉に取った男」
★★★★★
バンクシーが美術館に自分の作品を勝手に持ち込んで世界に物議を醸したのが2005年。
そのずっと前から自分の模写した作品を美術館に寄付という形で全米の46の美術館に100点以上持ち込んでいた男マーク・ランディス。彼はなぜその行為を繰り返したのか…
予告で見る限りはシニカルな映画かと思ったら内容は「クラム」のように重く私にのしかかった。美術の専門教育を受けずに育ったランディスの生き甲斐は、自分の模写の寄付。価値史上主義のカチカチの美術界を彼は善意でかき回す。けれどその行為は本人の思惑とは違った形で現代アートとも取れる。アウトサイダーアーティストは自分の衝動を抑え切れず自分の作品を作り続ける。小さな部屋のベッドで殉職者のようにその行為に没頭する彼の姿は崇高で哀しい。

「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」

★★★★☆
街のオークションで380ドルで落札した大量の写真。その落札者、ジョン・マルーフはその写真があまりにも良かったのでブログにアップすると世界中から反響が、そして彼はこの大量の写真を撮ったヴィヴィアン・マイヤーズとは誰だったのか調べ始める。住み込みの乳母をしていた彼女はナゼ15万点にも及ぶ大量の写真を発表しなかったのか…
アート映画という裏にヴィヴィアン・マイヤーズの人生を探る事で普通の日本人には親しみの無い乳母という職業、雇い主と家政婦という特殊な関係を浮き彫りにしている。
不幸な子供時代から家族を追い求め続けた彼女は、乳母として他人の家族に入り込むが結局本当の家族にはなれない…情操教育を受けアートにも造詣があっただろう雇い主達が何故彼女の作品に価値を見いだせなかったのかは彼女が使用人だったから。その無関心が彼女の晩年に重くのしかかる。そしてその写真に作品性を見出したのがシングルマザーに育てられたジョン・マルーフ監督だったというのはとんだ皮肉だ。
初監督作品なのになんでこんな多層的になっているのかと思ったら、共同監督にマイケル・ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン」のプロデューサーをしたチャーリー・シスケルが入っていた。納得。

「メリルモンタン2つの秋と3つの冬」

★★☆☆☆
美大を卒業後、定職にもつけずモラトリアムな生活を続けている33歳のアルマンは誕生日を境にジョギングを始めようと決意し、そこでアメリに出会う。
いい意味でも悪い意味でもフランス映画。男と女が出会い、デートしワイン片手に食事し、ソファでぎこちなくキスを交わし、同棲し、行き詰まる。リアリティはあるけれど盛り上がりに欠ける。けれど愛おしい。ずっとモラトリアムな人生な私には耳が痛い話でもありました。


DVD

「ゼイリブ」
一緒にラジオをやっているmogragギャラリーの沖冲くんのオールタイムベストムービー。
なんで今まで見なかったんだという傑作!!!B級映画だけど社会批判力は超A級。
自分が今まで見てきた社会は醜いエイリアンに支配されていて、自分たちは全てコントロールされていたという物語はいつの時代にも受け入れられる不変のテーマ。


「グレムリン」
「グレムリン2」
高橋ヨシキ氏曰く最高の2映画の名に恥じない映画愛に溢れたてんこ盛り二郎系映画。

「毛皮のビーナス」
「ブレックファースト・クラブ」
「クラークス」
「ハピネス」
「ハードボイルド/新・男たちの挽歌」
「気狂いピエロ」
「黒猫・白猫」
「ガンモ」
「ウォーリー」
「ブルー・バレンタイン」
「チャーリーズ・エンジェル」
「マッドマックス3」
「ハンガー・ゲーム」
「ハンガー・ゲーム2」
「マーズ・アタック」
「ローズマリーの赤ちゃん」
「イグジステンズ」
「未来世紀ブラジル」
「フィルス」
「死霊のはらわた」
「デス・プルーフ」
「12モンキーズ」
「バンデットQ」
「ネットワーク」
「THE WAVE」
「ノーコメントbyゲンズブール」
「ヴィダル・サスーン」
「細雪」
「八つ墓村」
「黒い10人の女」
「悪魔の手毬唄」
「炎上」
「ミスター・ノーバディ」
「最後の一本」
「極道の妻たち」
「アルマジロ」
「黒い家」
「ラブ・アゲイン」
「宇宙戦争」
「エル・ブリの秘密」
「トゥルーコスト」
「ゴーイン・クリア/サイエントロジーと信仰という監禁」
「二郎は鮨の夢を見る」
「サスティナピリティ」
「アイム・ノット・ゼア」
「きっとここが帰る場所」
「バック・イン・タイム」
「アフターショック」
「キッズ・フォー・キャッシュ」
「ラバー」
「ファインディング・フェラ」
「パンズ・ラビリンス」
「her」

ウチのテレビが新しくなってネットにつないでしまったので廃人感が増しています。
でも、ネットで観れる映画は少なくて選んでいるつもりが選ばされているのではと疑心暗鬼に陥っていてメンド臭くこじらせてます。
それでもNetflixのオリジナルとAmazonビデオの古い日本映画は最高なワケで、今日もネットの海を漂ってしまうワケで…

最後にmogragギャラリーの沖冲くんとやっているラジオでオールタイムベストムービーについてとこれからの映画館とネット配信映画についてギャーギャー話しています。よかったらアーカイブから聞いてください。
http://mograg.com/artist.shtml


それではみなさん良いお年を。さよなら、さよなら、さよなら。
下書きしたままバタバタして一ヶ月放置…
お金が絡めばもっとやる気が出るのだけど…
そうなっていないのは実力不足ということで自分を戒めます。



秋の長雨は映画を見るのにぴったりですね。
出かけるのは億劫でウチでDVDばかりになりますが…


映画館

「ナイトクローラー」
★★★★★
こそ泥のルーは事故現場に遭遇した時に報道スクープ専門のパパラッチの姿を目にする。陰惨な事件現場にハイエナのように駆け付ける彼等を金になりそうだとにらんだルーは高級自転車を盗み早速カメラと警察無線を手に入れ事事件現場に駆け付ける。そこで一番ショッキングな映像を撮影する事に成功する。そんなルーにテレビ局のプロデューサーのニーナはもっと日常に潜む陰惨な事件が売れるとアドバイスする。もともと出世欲が強く倫理感も無く人への同情心も無いルーはナイトクローラーとして成功していくが、より刺激的な画を撮るために暴走していく。
ジェイク・ギレンホールが10キロ落として(イケメンが台無し…)どうかしちゃってるパパラッチを怪演。それだけでも面白いのに脚本、映像も完璧。今のアメリカの病んでいる部分を政治、テレビ、貧困、ネット、資本主義といった他方面から語る映画。
最近アメリカで起こったテレビリポーターとカメラマンが銃撃される事件のニュースに何か通じるものがあってより世界の狂気を感じて怖い。

「ジュラッシック・ワールド」
★★★★★
説明不要、恐竜最高以外何も言えない。



DVD

「レイヤー・ケーキ」
若い頃のトム・ハーディ目当てで見たらキックアスのマシュー・ボーン監督監督の処女作だったという幸運。
良質なイギリス産クライム映画。

「ブルックリンの恋人たち」
フラニーは事故で昏睡状態になってしまった弟の好きなミュージシャン、ジェームスのライブに行き彼に弟のCDを手渡す。するとジェームスが翌日フラニーの看護する弟の病室に尋ねて来て…
弟が死にそうな時に恋愛するってどういう事っていうツッコミは置いといて。ミュージシャンとただの私が恋に落ちるシチュエーションは今でも定番。音楽と共に進行する2人の関係も素敵だわーと女の子みんながなると思う。でも弟は死にそう…
恋愛映画ってポルノだなと改めて思った。抜きどころのあるいい映画でした。

「ミステリー・メン」
代官山蔦屋でトム・ハーディ出演作コーナーにあったから借りたらトム・ハーディは出てこずトム・ウェイツが出て来た。
トム・ウェイツが出てるヒーローアクションコメディとして逆に貴重。

「ジミー 野を駆ける伝説」
ケン・ローチ監督よってアイルランド紛争を勉強し、イギリスの貧困層というものを意識した。けれど、彼の映画は決して説教くさく無く、逆に現実的すぎてヒリヒリする。その物語はいつも弱き物に寄り添い、自由の為に戦えと訴えてくる。

「ウォーリアー」
ずっと見たかった日本未公開映画。
海兵隊を除隊後、故郷の町に帰ってきたトミー(トム。ハーディ)はアル中で憎んでさえいる父親(ニック・ノルティ)とともに賞金目当てに総合格闘技を始める。そして教師をしていたトミーの兄ブレンダン(ジョエル・エドガー)もまた家族を養うために総合格闘技の世界へと入っていく。
男たちがリングに上がるには理由がある、そして人生には戦う理由がある!
自らの過ちで全てをなくした男、拳を合わせることでしか語れない孤独な男、自分の父親のようには決してならないと誓い優しく家庭を愛する男、彼らがリングに上がると決めた時にドラマが生まれる。
トム・ハーディのキレキレの肉体美堪能映画としても最高。オススメです!



「物語る私たち」
「パラダイス:神」
「パラダイス:希望」
「シンプル・シモン」
「タチャ 神の手」
「ザ・ゲスト」
「サンバ」
「君が生きた証」
「アバウト・タイム」
「嗤う分身」

いやーーーーーいい映画いっぱいみてるなーーーー
ほんと映画ていいもんですね、それでは、さよなら、さよなら、さよなら。





タイトルが自己啓発系なので嫌な感じですが原題は「wild」とシンプル。
wildの翻訳は野生、野蛮、荒々しい、波乱、奔放、未開拓とまるでこの主人公の人生そのもののような意味がある、なんでこんなダサいタイトルをつけるのか…せめてタイトルを「wild」にして私に出会うまでなんちゃらは副題にすればいいのにと思わずにはいられない。

前置きが長くなったけれど、人はなぜ旅に出るのか。

そこに美しい景色があるから、限界まで自分の肉体をいじめたい、原始的な生活に憧れて、または日常では得られない冒険心のために。けれどこの映画の主人公シェリルはそのどれにも当てはまらない、というか今までのそんな映画や小説の主人公ともぜんぜん違う。愛する夫がいるのに浮気を止められず、ドラックに溺れ、誰の子供かわからない子供を堕胎しどん底の彼女はほぼ思い付きでアメリカ西海岸を南北に縦断する自然歩道パシフィック・クレスト・トレイルの1600キロ走破に出る。トレーニングをして万全の準備をして挑むトレイルのプロでも脱落する過酷な道を彼女はなぜ走破できたのか?

道には詩があり、物語があると改めて思わされる物語。
人は動くスピードに思考が影響されると思っているけれど、歩くと人は哲学的になると思う。そして自分を深く知る羽目になる。普通の生活をしていれば一人の時間から日常に帰っていけるが、一人で旅をするというのはいい思い出も嫌な思い出も一緒くたに際限なく頭に浮かぶ。時には芋掘りのように深い深い思い出も。
シェリルの転落の物語と無謀なトレイルに共感するのはそれが特別な物語ではないから。誰にでもできることではないけれど、やろうと決めたら誰にでもできるんだというところに共感でき感動が生まれる。

これをプロデュースし主演したリーズ・ウェザースプーン、そしてちゃちなお涙頂戴物語にしなかった監督のジャン=マルク・ヴァレ(「ダラス・バイヤーズ・クラブ」)のセンスの良さに脱帽です。
お暑うございますね。
ブログを忘れたまま夏になりました。
暑くても暑くても映画は見てました。部屋に引きこもって…
映画館でも映画は見てましたが、とにかく「マッドマックス」ばかり見てました…おかげで見なきゃいけない映画が溜まっちゃって大変です。

映画館

「ゼロの未来」
★★★☆☆
テリー・ギリアム監督最新作。クリストフ・ヴァルツ主演って聞いたら見ないワケにはいきません。
「未来世紀ブラジル」から30年。再びテリー・ギリアムが未来を描く。30年を経てギリアムが変えたモノは街の五月蝿さ(秋葉原がモデル)。「未来世紀ブラジル」をブラッシュアップしたその街の中を堪能できるオープニングは必見!
内容はいつものギリアム節で一人の男がバラ色の妄想とどうにも行き詰まる現実を行き来する話だけれど…
ギリアムはまたドンキホーテの物語作ってるって。懲りて無くて最高だね。
とにかく今、一番新しいギリアムの未来感を体験できます

「チャッピー」
★★★★★★★★★
もしもAIがギャングに育てられたら…ツッコミ所は満載だけどそれを上回る絵力!そしてチャッピーへの愛。何回でも見たくなる。
日本のアニメへの目配せ、ロボコップへのオマージュ。オタク全開なニール・ブロムカンプ監督と何者にも属さないアウトロー南アフリカのヒップホップグループDie Antwoordの間違い無いコラボ作品。
今、映画館で見ないと損するよ!

「ピッチパーフェクト」
★★★☆☆
大学のアカペラ合唱部を取り巻くガールズコメディ。
ゲロあり、ラブあり、友情あり、父親との軋轢あり、そして歌あり。全て嫌味なく入った完璧な学園物。正にパーフェクト!
ただ、歌に字幕が入っていないのもあって途中歌詞で場面を表しているシーンは英語が分からないと意味不明になってしまうのが残念…
「ブレックファースト・クラブ」を見てから行くのがオススメです。

「新宿スワン」
★☆☆☆☆
え、園子温の映画なの⁈という出来。
今の日本映画に蔓延する説明台詞満載。原作漫画があると漫画の台詞を全部言わせたくなるのか…これは脚本に名前の入ってる鈴木おさむの責任なのか…
登場人物は皆自分の思っている事を全て口に出し、それ故に人生の葛藤も浅く見え誰にも感情移入出来ない。
昔の日本映画ってもっと静かだったよね。
だから劇場で携帯の音が鳴り響き、あまつさえそれを取る、しかも2回も‼︎というお客さんがいても気にならなかった。
でも山田優の笑うとアヒル口になるクラブのママと沢尻エリカのシャブ中ピンサロ嬢は良かった。
そして綾野剛の走るシーンは必見‼︎ 原作読みたくなったって事は良い映画だったのカモ⁈
予告の「マッド・マックス」は最高でした。

「ロスト・リバー」
★★☆☆☆
主役ではモチロン、脇役でも主役級の存在感を出す、 今最も間違いない俳優、ライアン・ゴズリングの初監督作。
車産業が衰退し廃墟だらけになった街、デトロイトを舞台に架空の街ロスト・リバーで生きる人々を詩的な映像美で見せる。
エグいシーンはデビッド・リンチのように、何気ない日常はハーモニー・コリンの「ガンモ」のように、訳の分からなさはニコラス・W・レフンのように。物語を語るというよりは映像を重ねて観る側に物語を想像させる。
つまらないけれど酷評出来ない魅力のある作品。ゴズリングの次回作に期待。

「マッドマックス」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ この世には2種類の人間しかいない、それはマッドマックスを見る人間とマッドマックスを見ない人間だ‼︎‼︎‼︎
本物の漢なら見ないなんて選択はありえない!
私たちはイモータン・ジョーを崇拝するウォー・ボーイズのようにマッドマックスをただ崇めるしかない。
V8エンジンを掲げよう、私たちの神のために

「アリスのままで」
★★★☆☆
コロンビア大学で言語学を教えるアリスは50才を境に若年性アルツハイマーになってしまう。なんとか気丈に振る舞うアリスだか言葉は出なくなり、人を忘れ、記憶も失いっていく…
主演のジュリアン・ムーアが失禁演技でアカデミー賞を勝ち取った本作。
人と話しているときに単語が出て来なくなる私のような人間には私も病気なんじゃと不安にさせる恐怖映画。
はっきりとしない記憶を上手く映像で見せてくれてそれがまた怖い。
そして、愛という名のサポートをしている旦那の無意識の無理解が一番怖い!

「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」
★★☆☆☆
子供が見れるように残虐シーンがないのとかスカーレット・ヨハンソンがおっぱい出さないのとか、元が漫画だから漫画みたいのはしょうがないんだけど、マッドマックスショックの後だと物足りないな~
数多あるAI暴走物でも目新しさも無く、アクションの合間に家族サービスしたり、ちまちま乳繰りあったり、喧嘩したり。それがアベンジャーズなんだけどだったらアクションで見たこと無いシーンを見せて欲しかった。
あとどう考えても、今回も街の人は沢山死んでると思う…それって無いことにされてるけどどうなのよ?

「オン・ザ・ハイウェイ」
★★☆☆☆
「マッドマックス」のトム・ハーディ祭り。
男が車に乗りハイウェイを走らせせ電話を掛けるところから物語は始まる。彼は大事な仕事もほって、家族の元へも帰らずどこへ行こうとしているのか…
劇場でやってた予告が「複製された男」みたいなミステリーを匂わせてたのに、ただの痴話喧嘩。最後にクラッシッしてくれたら5★だったんだけどなー
トム・ハーディを見たい人のための映画。なぜならずっと1人演技だから。
でもトム・ハーディの演技の凄さを味わうならニコラス・W・レフン監督の「ブロンソン」がオススメです‼︎

「トゥモローランド」
★★☆☆☆
ウォルト・ディズニーが夢見ていたトゥモローランドが本当にあったら…
でもウォルト・ディズニーって愛国主義者で、利益追求主義者で、差別主義者って話も…そんな人が作る夢の国って恐いがな。
もちろんこの映画のトゥモローランドは科学で世界の平和と夢の守られた国。でも行くには彼らからのバッチが無ければいけないってやっぱりなんか胡散臭い…
一番萌えるのは世界一有名な鉄塔が割れるシーン。それだけ見に行けばいいと思う。
こんな映画からはエスケープ・フロム・トゥモローだよ。そっちのがわけわからなくて面白いし。

「コングレス未来会議」
★★★★☆
「戦場でワルツを」のアリ・フォルマン監督作。「惑星ソラリス」の原作者スタニスワフ・レム の原作「泰平ヨンの未来会議」を下地にちょっと先の未来のハリウッドともっと先の未来をダークに描く。
女優として翳りの見え始めたロビン・ライトは全身どころか、感情までもスキャンしその分身に演技させる契約にサインする。それから20年後演技を禁じられたロビンは未来会議に招待されるが、その会議で発表された薬は、映画は見る物ではなく自分たちが理想の俳優になって生きられる幻覚剤だった…
最初から半分まではハリウッド内幕物、現在のハリウッドに対するシニカルな批判はコミカル。
後半の幻覚の世界に生きる人々はインターネットに異存する人々にも言い換えられると思う。彼らは辛い人生から目を背け幻覚の世界に生きる屍になって幸せに暮らしいる。そこで見えてくる根本的な疑問、本当の幸せってなんなのか?
ストーリーを話しても意味が無いので、気になったら見て欲しい。
ただし万人にはオススメ出来ません

「チャイルド44」
★★★★☆
KGBの前身MGBで働くエリート官僚のレオは理想国家では殺人は起きないとするスターリン政権下のソビエト連邦で起こる猟奇連続殺人事件に関わる事で、妻共々国家の矛盾と戦わなければ行けなくなってしまう…
自称理想国家と言っている国の腐敗、人間の卑屈さ、それ故に起こる粛清。国家の暴走を支えているのは人間だというのを改めて考えさせられる秀作。
「マッドマックス」のトム・ハーディと「ドラゴンタトゥーの女」のノオミ・ラパスが夫婦って今世紀最強だと思う。
ノオミ・ラパスがトム・ハーディが思わず声を掛けてしまう美女設定ていうのだけがちょっと疑問だけど…

「バケモノの子」
★★★☆☆
母親が死んだ事で家を飛び出した蓮はひょんなことから別の世界に住むバケモノの熊鉄の弟子になる…
いや良かったけど、映画冒頭の蓮のように素直に褒めれない感じはなんなんだろう。
修行のシーンとかは気持ち良いんだけど、心の闇がとか言ってる割に登場人物は思ってる事を全部口に出しちゃってるし…葛藤する場面も無いし。内容がとにかく薄味。
でも、よくよく考えたら細田監督の映画っていつもそんな気も…
けれど、渋谷の描き方は完璧!あ、あそこだって思いながら見れて楽しい。
テレビでやってたら見ちゃうけどね。

「ターミーネーター新起動ジェネシス」
爆睡。
うつらうつらしながらシュワちゃんが頑張ってた。
思い出しても眠気が…
もう見なくてもいいかな。

「フレンチアルプスで起きたこと」
★★★★★
五日間の休暇にスキーに来た家族が雪崩に遭遇した事で楽しかった旅行が崩れていく…
子供を守った母親と家族を置き去りにした父親を通して男と女の考え方と本能の違いをとことん意地悪(褒め言葉)に見せてくれるブラックコメディ。
不穏に響く日常音、「シャイニング」のようなホテル、圧倒的な雪山。
暑い夏にぴったりな寒~い映画。
おススメです!

「インサイド・ヘッド」
★★★★☆
11歳のライリーの頭の中に住む感情たち。彼らは必要な時に自分の役割を果たしていたけれど引越しで環境が変わってしまい全てが悲しみに変わっしまうのを阻止しようとするが…
つまらなくなりそうな、頭の中の仕組みを分かりやすくかつスリリングなアクションにしたピート・ドクター監督(トイ・ストーリー、モンスターズインク)にはさすがの一言。
夢スタジオ、妄想の彼氏、イマジナリーフレンド、自分の潜在意識がこうなっているかと思うと嬉しくなる。
なぜか頭をぐるぐるする曲の仕組みが最高。

「チャップリンからの贈り物」
★★★☆☆
どん底の2人がそこから抜け出すためにチャップリンの死体を盗み出す…2人の誘拐は上手くいくのか?
ただただ良い話。悪い人も出て来ません。けれど実話ベースというのにビックリ。


「奇跡の2000マイル」
★★★★☆
ラクダと共にオーストラリア砂漠3000キロを歩いた女性の実話の映画化。
彼女は何を求めて歩くのか、走破する事で何を得たのか…
映画とは旅だと思う。
知らない土地に連れて行ってくれ、経験した事ない体験をさせてくれる。未来や宇宙、戦場そして秘境。
だから実際に旅する映画はとても面白い。
砂漠の恐さよりもラクダの魅力、アボリジニの知恵に魅了され一緒に旅させてくれる気持ち良い映画です。
蛇足ですが、オーストラリア砂漠はマッドマックスの舞台になった所。この大地でマッドマックスが作られたと思うだけで涙が…

「Mrタスク」
★★★☆☆
デートの予定も何も無いので、ムカつく男が頭のおかしい老人にセイウチにされる映画を朝イチに映画館で。
監督のケビン・スミスの映画(デビュー作の「クラークス」は私のオールタイムベスト)はいつも緩くダメ人間が今の生活から抜ける努力もせずに終わるけれど、これはオフビートな笑いに包まれつつも真っ当なホラー。
けれども最近のスラッシャームービーと比べて切り株描写が少ないのは監督がカソリックだから。
主人公同様に監督のポットキャストに部屋をタダで貸す変わりに一日2時間はセイウチになって欲しいという広告が送られて来たのをキッカケに作られた本作。一部の好事家にだけおススメdeath!

「ラブ&マーシー」
★★★★★
ザ・ビーチボーイズのリーダー、ブライアン・ウィルソンの奇妙な半生を描いた実話映画。
ブライアン・ウィルソンの才能絶頂期、最高の音楽を作りながら、父親との確執、メンバーとの衝突、時代とプレッシャーからドラックに溺れて精神が崩壊していく様をポール・ダノが演じ、完全に精神が崩壊し怪しい精神科医に支配されてしまっている時期をジョン・キューザックが演じる。
ブライアン・ウィルソンを精神的にも実生活でも支配していた精神科医のエピソードは最近のオセロの中島さんの事件を思い出した。
ま、そんなヨタ話はともかく、最高の俳優の演技合戦を堪能したいならこの映画!もちろん音楽も最高‼︎

「進撃の巨人」

★★☆☆☆
尊敬する町山さんが脚本だから見に行ったけど…
演技が達者な映画の後に見たから、演技が薄っぺらに感じて特に若い子達は口先だけで演じてて感情移入出来ないし…
日本のCGのレベルの低さは予算の違いだからなのか…だったら低予算で「モンスターズ 地球外生命体」を作ったギャレス・エドワーズとか見習って欲しいし…
でもこれがきっと日本が誇るべき特撮映画!前半タラタラしてイライラするからラストは燃える。
怪獣映画、戦隊物が好きな人にオススメです!

「ミッション・イン・ポッシブル」
★★★☆☆
トム様が世界のファンのために頑張ってくれている。それだけで映画は成立します!
個人的にはサイモン・ペグに目をつけるトム様のセンスの良さにも脱帽。




DVD

「高地戦」
宇多丸師匠がラジオで激押ししていたのをずっと後回しにした結果、ナゼ映画館に行かなかったんだバカ!という傑作でした。
朝鮮戦争のなか境界線となった山では今日奪われたら明日奪い返すという激戦が三年も続いていた。肉体的にも精神的にも追い詰められ不条理な命令で死んでいく彼らはいったい何の為に戦っているのか…
戦争に行けないから、てか行きたくないから戦争映画を見てやっぱり行きたくないと思う。
だからリアルな戦闘と死、権力の不条理さ、友達のように寄り添う登場人物が見たい。
こういう映画が一番の反戦映画だと思う。

「親切なクムジャさん」
犯していない誘拐殺人の罪で13年間服役した美しきクムジャさんの復讐はどこに向かうのか…
張り詰めた糸のように復讐だけに生きるクムジャさんと服役囚との関係をテンポ良く、時には可笑しく、けれど最期の着地は「サイン」のように凶悪に見せる。
新井英樹の漫画「ザ・ワールド・イズ・マイン」を思い出すラスト。
ちょっとしか出て来ない人の人物描写も細かくて痒い所に手が届いていてニクい。
久しぶりに人を殺したいほど憎む報復感情とはと、考えさせられた。
韓国映画ってなんでこんなに洗練されているのか?面白すぎる‼︎


「戦争のはらわた」
我が心の師、町山智浩さんのオールタイムベスト1ムービー!
ナチスドイツ軍から描いた第二次世界大戦末期のソ連戦線。
負け戦の中での無意味な階級意識、戦闘力は抜群だけど一筋縄ではいかない奴らが揃っているはみ出し小隊、大量の爆薬、人体破壊描写。「プライベート・ライアン」前の戦争映画の元祖。
ナチス側から見る事で、戦争に良い悪いは無くただそこに殺戮と死体と不条理だけがある…
一級の戦争映画は最高のアクション映画でもあるいい例、オススメです‼︎


「アイアン・ジャイアント」
「トゥモロー・ランド」を観る前に監督のブラッド・バードの過去作を勉強。
何者かも分からないロボットをろくに調べもせずに悪と決めつけ、攻撃し核のボタンまで押すマンズリー捜査官(卑猥な名前やわ)が安保法制を強行裁決しようとする安部首相と重なる。
舞台は50年代で冷戦時代。アメリカが核開発を進め核のプロパガンダCMを流していた。(その軍が作っていたプロパガンダフィルムだけで作ったドキュメンタリー映画の「アトミック・ボム」もオススメ)
米ソから米中に、核からハイテク兵器に変わったけれど残念ながら世界は何も変わっていない。


「ハンバーガーヒル」
ベトナム戦争中激戦区になった937高地は兵士たちを次々とミンチにしていく。アメリカ国内ではベトナム反戦運動が盛り上がり、議員達からはサジを投げられ孤立していく兵士たち。彼らは何のために戦っているのか…

「フラッシュ・バック」
デニス・ホッパー、キーファー・サザーランドW主演の1990年のコメディ映画。
60年代の反体制運動で伝説だったヒューイを護送する事になった堅物のFBI捜査官ジョンの珍道中を、革命の60年代を忘れてしまった80年代以降をシニカルに混ぜ混み、しかもデニス・ホッパーにイージーライダーのその後を演じさせた怪作。


「シェアハウス・ウィズ・バンパイア」
バンパイヤが一緒に暮らしている家に映画がクルーが入ってドキュメンタリーを作るというフェイクドキュメンタリー。
バンパイヤはもちろん、オオカミ男、ゾンビなどのあるあるネタをたっぷりと詰め込んだ痒いところに手の届いたコメディ。オオカミ男が可愛い。
知ってる有名な俳優なんて一切出てこないけど、アイディアだけでこんなに良い映画は作れるんだという好例。
彼らが食事するシーンでは上手く人間を殺せるかなと心配させる罪な作り。
町山さんもおススメな間違いの無い一本。兎に角良かったので、おススメdeath!!!!


「ブルー・リベンジ」
青いセダンで暮らすホームレスのドワイトは自分の両親を殺した男が出所したと聞き、セダンにガソリンを入れ復讐の地へ向かう…
落ちついたトーンで余計な音楽も無く、90分の映画で30分まで主人公の台詞は一切無し、復讐もあっさりと果たしてしまうがその後が地獄。
情け無い主人公が、めいいっぱいの知恵を振り絞り家に立て籠り最低限の武器だけで復讐していくホームアローン型復讐映画。
新人ながらコーエン兄弟と比較されるのも納得のしっかりした映画。
これも町山さんおススメの一本。やっぱり間違いナシ‼︎


「LUCY」
期待しないで見たら、チェ・ミンシクが出てた。チェ・ミンシクの出ている映画はだいたい面白い。
イケメンが一切出て来ないのがヨーロッパ映画

「カリフォルニア・ドールズ」
女子プロレスラーのカリフォルニア・ドールズと冴えないマネージャーのハリーはリングとお金のために全米を転々としていた。どさ回りを続け徐々に名前の売れてきた彼女たちに因縁タイトルマッチが組まれる…
ラスト30分は「ロッキー」の試合と比べても色褪せない名試合。
プロレスファンならずとも思わず拳を握りしめてドールズの応援をしてしまうはず!
さすが、ロバート・アルドリッチ‼︎


「ライフ・アフター・ベス」
大好きな彼女が死んで落ち込んでいたザックの元に彼女が帰って来る。最初は喜ぶザックだけれど彼女はどんどんゾンビ化していってしまう…
夜中に観るのにピッタリなゾンビコメディ。
デイン・デハーン、ジョン・C・ライリー、アナ・ケンドリックなど豪華俳優陣が楽しんでやっている気分が伝わる愛すべきバカ映画。


「タンポポ」
「あげまん」
「家族ゲーム」
「スカイ・クロラ」
「カリフォルニア」
「ブラインドネス」
「ツォツォ」
「THX-1138」
「ボーン・アイディンティティ」
「ファーストフード・ネイション」
「殺人の追憶」
「猟奇的な彼女」
「セッションズ」
「僕を探しに」
「22ジャンプストリート」
「大いなる遺産」
「義兄弟」
「悪いやつら」
「ドゥ・ザ・ライト・シング」
「ボーン・スプレマシー」
「ディーバ」
「ラブリーボーン」
「ソハの地下道」
「シャッター・アイランド」
「ボーン・アルティメイタム」
「ロッキー・ホラー・ショー」
「悪い種子」
「恋するポルノ・グラフィティ」
「ブラザーズ・グリム」
「鳥」
「現金に体を張れ」
「ライト・スタッフ」
「激突!」
「NO」
「誰よりも狙われた男」
「リアリティのダンス」
「ランナー・ランナー」
「パラダイス 愛」
「バッド・マイロ!」



とにかく戦争映画と復讐とお尻とゲロのくだらない話が好きなんだと改めて実感するライナップ。
このブログは失われていく自分の記憶の補填も兼ねているけれど、三ヶ月も溜めたらやっぱり記憶は曖昧に…書き出すのも大変なのでやっぱりマメに書かなきゃなーーーー

映画って本当にいいもんですね。
それでは、さよなら、さよなら、さよなら。