⇒(今回)東京海洋大学
⇒後編:神戸大学、長崎大学+水産大学校
 
東京海洋大学 
冒頭の写真の「青鷹丸」(seiyo maru)は、海洋科学部の実習船※1。
ちょうど7月18日の海の日に中高生を対象にした、青鷹丸東京クルーズ(20人 抽選)のイベントが毎年あるようなので、高2以下のみなさんは、来年6月ころ、大学のHPをチェックしてみてください。
他にも、「海の日」イベントを開催予定↓ 
https://www.kaiyodai.ac.jp/events/general/201606241003.html
 
 
そして、高3のみなさん向けオープンキャンパスは、
●海洋生命科学部、海洋資源環境学部(品川キャンパス)が、8月 1日(月)、10月30日(日)※学部学科紹介は、ネットからの事前予約が必須 
https://www.kaiyodai.ac.jp/college/examination/opencampus/201606301107.html
●海洋工学部(越中島キャンパス)が、7月29日(金) ◎研究室・施設公開あり.
あと、研究船「やよい」体験航海は当日朝9時からの先着順なので、早起き勝負ですね。
2回目:10月30日(日) 予定
 
■東京海洋大も変わる!!
実は、東京海洋大学の学部も※2、平成29年4月から変わりまして
・海洋資源環境学部が新設
・海洋科学部が、海洋生命科学部へ名称変更
となります。平成29年度入試情報の変更点については、下記をチェックしてください。
  https://www.kaiyodai.ac.jp/college/examination/major-changes.html
 
平成29年度からの学部・学科構成は下記のとおりで、学科名でおよそのジャンルの違いはわかると思います。
◎海洋生命科学部(品川キャンパス)
 ・海洋生物資源学科
 ・食品生産科学科
 ・海洋政策文化学科
◎海洋資源環境学部(品川キャンパス) http://www.kaiyodai2017.com/
 ・海洋環境科学科
・海洋資源エネルギー学科
◎海洋工学部(越中島キャンパス) http://www.e.kaiyodai.ac.jp/
 ・海事システム工学
 ・海洋電子機械工学科
 ・流通情報工学科
 
オープンキャンパスは、興味のある方、または両方に行ってみてください。
ただし、品川キャンパスと越中島とは、同じ東京といっても、東京駅との3点で、ピタゴラスの定理(直角三角形)のような位置関係(下図)ですので、ご注意ください。
 
※1 ほかにも、海洋工学部の汐路丸ほか、学部の実習船があります。
https://www.kaiyodai.ac.jp/overview/facilities/ship/trainingship.html
 
※2 当ブログの他の記事(理工系Vくんシリーズ)のとおり、最近は、国公立の学部・学科改編速報が、メインテーマとなりつつあります。
 
■冒頭写真 http://www.wakanatsu.com/photo/seiyomaru-t.html より、一部筆者がトリミング。著作権者 もりえだひろふみさんに連絡済み
■文末地図 中高生の利便性をはかるため下記より一部を掲載
https://www.kaiyodai.ac.jp/overview/announcement/access/shinagawa.html
■BGM オフコース「潮の香り」
 
 
横浜市立大学 データサイエンス学部(2017年10月 追加記事)
 
山形大学の理系も変わる(2016年7月現在の予定案です)
  平成29年度からの学部編成、入試方式の変更について
◎理学部は学科別からコース制になり、データサイエンスコースを増設
山大※1 理学部は、これまで
数理科学科、物理学科、物質生命科学科、生物学科、地球環境学科 計185人 学科別募集
でしたが、平成29年度からは、原則、理学科1学科 210人 のくくりで募集し、下記6コース
  数学・物理学・化学・生物学・地球科学(ここまでは実質旧学科のスライド)プラス、データサイエンス(後述)
を、2年次に選択する方式になります。資料では、カリキュラムの分野別定員は、「とくに設けない方針」とありました。
 
◎受験生が気になるのは
現高3生のみなさんがまず気になるのは、入試方式ですね。
下記にPDF ↓
http://www.yamagata-u.ac.jp/jp/files/9814/6372/8162/h29kamoku3.pdf
理学部の入試は、
前期⇒数学・物理学・化学・生物学・地球科学の各分野ごとに、センター入試の理・数の選択科目と、個別学力試験の科目が違います.
後期⇒センター試験のみ。   
数は、数Ⅰ,数Ⅰ・数Aから1 と、数Ⅱ,数Ⅱ・数B,簿,情報から1
理は、以下のパターン(1)または(2)から1
(1)物基,化基,生基,地学基から2 と、物,化,生,地学から1 *同一名称付く科目選択認めない。
(2)物,化,生,地学から2
山大理学部後期は、もともと各学科とも、個別学力試験なしか、小論文・面接だけですが、平成29年度後期は、前期のような分野別もない、一括募集になります。
問題は、前期、後期の「募集人員(の配分)」と「配点」ですが、これは7月中旬時点では公表されていません。
http://www.yamagata-u.ac.jp/jp/entrance/faculty/schedule/
もし前期の定員を多くして、さらに各入試分野ごとに募集人員を割り振ると、受験分野(得意科目)に対応するコースを、2年次に志望する可能性が高いので、結果としてコースごとの人数がひどく偏る恐れはなくなります。
後期は、センター試験選択科目の組み合わせごとに定員を割り振るのか? そうなると北海道大学の「総合入試」方式
https://www.yozemi.ac.jp/nyushi/data/hokkaido/hokkaido_jokyo_4.html#jokyo
と同様に、組み合わせ群ごとに合格最低点のばらつきが出ると思いますが? はたして。※2
 
■滋賀大はデータサイエンス学部
滋賀大学は、データサイエンス学部設置を、同じく平成29年度から予定しています。
すでに学部ホームページ
  https://www.ds.shiga-u.ac.jp/
もあります。
で、データサイエンス学とは、従来の情報学(情報工学)や統計学の中でも、いわゆるビッグデータを扱うためのさまざまな知識を、専門に勉強する学問分野として、いま注目されていますね。
滋賀大では、「人工知能、機械学習、統計学、テキストマイニング、品質管理、画像情報処理、最適化、モデリング、データベース、プログラミング、情報ネットワーク ほか」を想定。実は工学部(情報学科、情報工学科)にあってもおかしくない科目ですし、文系の経済、経営との連携も期待されます。東大の下記講座↓ なんかまさにそうですね。
http://gci.t.u-tokyo.ac.jp/
 
滋賀大データサイエンス学部の入試方式(個別 前期・後期) 

大阪近辺の人は、7月23日に関連イベントがあります。
http://kokucheese.com/event/index/404932/
 
■山形大 工学部には建築・デザイン学科を新設
山大・工学部は、これまでの総数620人が、650人になりましたが、増えたのは実質、建築・デザイン学科新設(30人)分。旧学科の統合と、名称変更は若干ありましたが、前後期とも学科別入試という枠組みは変わりません(「募集人員」と「配点」はこちらもまだ未公表)。
なお、建築・デザイン学科の新設については、首都圏の大学の「都市基盤工学」といっしょに記事にする予定です。
なお、山大工学部は、有機EL研究について、有機エレクトロニクス研究センターが、「世界一の研究拠点」と自負しています。ちなみにいえば、宇都宮大学には、光学に特化した、日本唯一の研究拠点「オプティクス教育研究センター」(大学院の先端光工学専攻と連動)がありますし、信州大学には繊維学部など、国立大学ごとにけっこう特色があります。
 
■高3生は夏休みで、勉強と志望学科、大学のめどをつけよう
「夏を制する者は 受験を制す」
これはセオリーです。で、同時に、夏休みの間に志望国公立大学と学科の情報を、幅広く集めておきましょう。今回紹介したように、学部、学科、コースを編成しなおしたり、データサイエンス学部/コースのように、時代のニーズの高いジャンルを増やす、「特定の研究分野で、日本一、世界一を目指す」など、大学は変化しつづけています。

とくに、募集方式が大くくりかどうか? は、学校・塾ではあまり重視していないように見えますが、実は、受験生のみなさん自身の、入学時&入学後(の学内競争)に影響が大きいので、今のうちにしっかりチェックしておいてください。
あと、当ブログでは、高2までに、オープンキャンパスに行くことをお勧めしています。高3受験生のみなさんは、「夏休み? (塾・学校の)教室にいましたけど何か? 」状態になるからです。でも、平成29年度に対象大学・学科の「改革」が予定されているときは、日帰り可能なら直接行って、質問してみるとよいでしょう
 
■参考になるHP
類別募集・大くくり入試(当ブログ記事)⇒http://ameblo.jp/pernas/entry-12103302286.html
国立大学も変化する(当ブログ記事)→http://ameblo.jp/pernas/entry-12143728889.html
データサイエンス(参考になる本のガイド)⇒
http://tjo.hatenablog.com/entry/2015/12/22/190000
総合研究大学院大学統計学専攻
http://www.ism.ac.jp/senkou/index.html
 
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※1 「やまだい」:山口大、山梨大のみなさんも、こう自称されていると思いますが、本記事内では「山形大学」をさします。
本ネタ提供はJさん。当ブログ準レギュラーLくんが、ひさびさ東京に来たので、知り合い(相互に面識はなし)5人ほどが集まりまして、その中の山大理学部OB Jさんが、とても心配されてました。
資料には、カリキュラムの分野別定員は、「とくに設けない方針」あって、もしそうなら、志望コースの人数が偏り、Jさんの出身学科(以下、J学科)の人数は減るかもしれないという危機感が、まずJさんにはあった模様。
だけど、この場合4年次の、研究室の受け入れ定員の問題はどうするんでしょうね? 仮にA学科 40人→Aコース志望者20人(半減)、B学科 30人→Bコース志望50人 となると、志望者が4年生に進むまでに「助教(有期雇用)」の人数で調整するんでしょうか?
逆に、今までどおり数理科学 45人~という枠を維持するなると、「類別募集」と同様に、成績順に希望コースを選ぶシステムをとるしかないので、最初からJ学科を志望したJさん世代と違って、「やむをえずJ学科に入る」学生がいるかもしれません。
山大理学部J学科はこじんまりしているせいもあって、歴代OBの縦のつながりも強いそうで、今回の制度変更で、「J学科らしさ」がなくなることを、Jさんは懸念していました。
 
※2 まあ、今後こういう問題の分析を、学内で担当するのはデータサイエンスコース教員のみなさんでしょうが。
※写真提供  山形県広報ページ より「高山植物のコマクサ」 昔、山形を走る急行列車こまくさ号があったそうで。
http://www.pref.yamagata.jp/purpose/koho/movie-photo/703photolib-top.html

Mステで、川谷絵音の「昨年5月に作った曲を、何回も歌詞を書き換えて、180度変えた」発言があったので、さっそくYou Tube聞いていましたら、断続的に途切れてしまいますね。

そういう場合、裏技で、「本人が『藍色好きさ』叩いてみた」バージョンの方はサクサク動いていますよ。

このバージョンは、ドラムの佐藤栄太郎のドラムワークをななめ後ろから撮っているので、中高大生のドラマーの卵の皆さんにもおすすめです。

 

まあ、本編の方が、歌詞(「君が好きだってこと以外は もう何も考えないことにしよう ---迎えに行くまでは取っとかせてよ」)とシンクロして、意味深ではありますが。

●小学生から大学へ行ってみよう:後編
東京近郊6国公立大学のうち、前の記事で、埼玉、千葉、農工大を紹介しました。今回は、電気通信大、横浜国立大、首都大学東京 について、理工系志望者向(高校生)や、小中学生からでも参加できるイベントをご紹介します。

●電気通信大学
・連続市民講座「21世紀の先端技術から未来が広がる ~総合コミュニケーション科学からのメッセージ~」
 一般向けですが、理系高校生のみなさんは、問題なく聴講できる内容です。※1
今年4月から、12回(開講日:土曜)の連続開催 
で、7月がホタルの発光原理、8、9月は人工知能関連の話題、10月は脳と心など、昨今新聞でも取り上げられているテーマが並んでいますので、首都圏の高校生のみなさんは、興味のあるテーマの時に行ってみてはどうでしょうか? 事前申し込みは不要です。
子供と学ぶ科学実験講座 ~美白の化学・鏡を作る実験と宇宙の話~
2016年7月25日(月曜日)、8月2日(火曜日) 両日とも同じ内容。各25人(先着順)
小学3年~中学生(小学生は保護者の付き添いを推奨)
美白と鏡と宇宙がどうつながるか? といえば、美白に関わる酵素を化学物質で制御する実験と、酵素を使ってデンプンから鏡を作る実験を体験できます。また、酵素反応を待っている間に、宇宙に関する話題も聞くことができるということで、上記のタイトルになったようです。
・発明クラブ 月2回の活動をしています(内容は下記)
※今年度の募集は締め切りです。1月~2月に申し込み後、抽選で次年度参加者を決定。
・子供工作教室 小学生を対象に月1回開催(内容は下記 )。毎月6日、電話受付(先着順)。
http://www.uec.ac.jp/exchange/education/handiwork.html
 
●横浜国立大学
・公開講座 http://www.ynu.ac.jp/hus/koho/15559/detail.html
 人気の講座(バイオテクノロジー、プログラミング体験)は受け付け終了になっていましたが、6月下旬時点で、7月27日開催の「高校生のための分析入門講座」は募集中です。透過電子顕微鏡、質量分析装置などを実際に操作できます。
・サイボーグを作ろう ~世界最先端 人と機械の融合マシン技術~ シーズンⅥ
2016年8月3日(水)~2016年8月4日(木) 両日とも参加可能な高校生が対象(7月15日まで申し込みを受け付け)。ワイヤ駆動型指ロボットの組み立てや、筋電位センサの組み立てと計測、装着型ロボットの試用など、実際に作ったり、動かしたりできる講座です。
 
●首都大学東京
HPトップからは、めぼしいイベントの情報がみつかりませんでした。 
以前の記事
http://ameblo.jp/pernas/entry-12162929724.html
で紹介したように、首都大は、都立高校生を1年次から取り込む作戦を実行しているようなので、あまりイベントの必要性がないのかもしれません。
なお、5月中旬の記事で、2018年の学部再編(予定)の速報をお伝えしましたが、舛添都知事辞任(6月21日予定)により、現時点(6月18日)では候補者すら決まっていない状態で、はたして首都大の改革はどうなるかわかりませんが、高校生のみなさんは、
TMU高大連携室 http://www.comp.tmu.ac.jp/koudairenkei/
で随時、学生スタッフに相談できます。
 
※1 読売新聞 多摩地域版には、毎回開講後に、内容が掲載されます。
写真 TMU高大連携室スタッフブログページより、筆者加工(首都大キャンパス紹介。アーケードの写真。夜景もきれいらしいです。)  http://koudaitmu.blog137.fc2.com/blog-category-7.html
 
 

 

●小学生から大学へ行ってみよう:前篇
先に紹介した「オープン・キャンパス」だけでなく、各大学では、小学生~高校生向けのさまざまな企画を行っています。
具体例として、東京近郊6国公立大学
  埼玉大、千葉大、東京農工大、電気通信大、横浜国立大、首都大学東京 
の理工系志望者向けイベントや取り組みをご紹介しますが、けっこう各大学で特色があるので、今回は前篇(埼玉大、千葉大、東京農工大)です。後編は、
http://ameblo.jp/pernas/entry-12172299362.html
※ちなみに、後述の農工大のイベントは、この夏、広島・富山・福島(郡山市)会場でも実施されます。
※やはり高校生向けが多いですが、実は「現中2生以下」のほうがむしろ、今のセンター試験に代わる新テスト「大学入学希望者学力評価テスト(仮)」で、思考力・表現力をはかるような出題が予定されていますので、これらの対策のためにも、近くの大学主催のイベントを調べて、積極的に参加してみてください。
 
●埼玉大学
科学者の芽育成プログラム
⇒小学5年生から高2までが対象。3つのステップで、科学への興味を育てようというプログラムです(文末に概要図)。詳しいイベント内容は、下記リンクをご覧ください。
  http://www.mirai.saitama-u.ac.jp/28nendo
5月開始の平成28年度プログラムに、6月上旬時点でまだ空き(Step1、2は募集中)がありますので、応募はお早めに。 http://www.mirai.saitama-u.ac.jp/oubo
 
●千葉大学
次世代才能スキップアッププログラム
千葉県内の重点連携高校を主な対象に、理数系に意欲のある高校生に、高校の段階から、大学の教養課程レベルの教育を受けてもらおうというプログラムです。千葉大理工系への推薦・AO入学の可能性もありなので、千葉県内の有力公立高校から千葉大へ入学という、地域密着ルートを想定している県内の中学生のみなさんは、上記の「重点連携高校等」をチェックしてみてください。
あと、高校生対象のサイエンスイベントについては、
http://www.cfs.chiba-u.jp/koudai/science%20event/2016scienseevent07.htm
 
●東京農工大学
農工大(小金井キャンパス)には、「科学博物館」がありまして※1、小学5年から中学3年生対象の「子供科学教室」が年5回行われます。今年は、あと4回(6~10月)ありますので、
http://www.tuat.ac.jp/facility/museum/index.html
で内容と日程を確認してください。開催日の1か月くらい前に、HPに案内が掲載され、定員になると締め切られます。
また、高2生限定ですが、8月20日~9月4日、下記4会場
広島会場 8月20日(土)
東京会場 8月23日(火)
富山会場 8月25日(木)
福島会場※郡山市 9月4日(日)
で、IGS夏の高大連携教室が開催されます。今年は、地球が直面する課題を解決する方法を考えるワークショップ。詳しくは、http://www.tuat.ac.jp/event/20160602104454/index.html
 
■参考図 埼玉大学・科学者の芽育成プログラムの3つのステップ
※1 社会人向けの「科学博物館友の会主催イベント」もあります
※フリー写真提供 足成
http://www.ashinari.com/2012/07/31-366487.php?category=314