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美容皮膚科 ペルラクリニック神宮前 院長の本田 淳です。
当院は、院長が診察から治療まで一貫して施行すること(ワンドクター制)を特徴としています。
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以下本文となります。
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今回はHIFUに関する論文の紹介 3回目となります。
2021年の論文になります。
以下は要約となります。
イントロ
- 顎下の脂肪(submental fat, SMF)は審美的に好ましくないため治療対象となりうる。
その治療法に関して、外科的・侵襲的な手技以外の治療については、医学的エビデンスが不足しているのが現状である。
目的
- 本研究では、SMFの治療として、3つのレイヤーをターゲットとした高密度焦点式超音波(high-intensity focused ultrasound, HIFU)療法を新規に考案し、その安全性および有効性を評価することを目的とした。
メソッド
- 中等度~重度のSMFを有する40名の韓国人被験者を対象にして、3つのレイヤー(焦点深度 3.0 、4.5 、6.0 mm)をターゲットとしたHIFU治療を1回施行した後に、評価を行った。
治療8週間後に、5段階の顎下脂肪評価スケール(Clinician-Reported Submental Fat Rating Scale, CR-SMFRS)を用いた医師による客観的評価、および7段階の自己評価スケール(Subject Self-Rating Scale, SSRS)を用いた被験者自身による満足度評価を実施した。さらに、三次元画像解析も行った(using 3.0-, 4.5-, and 6.0-mm focusing transducersと書かれています。dotモードを使用したのか?と思いましたが、全文を読めないので断定できません)
結果
- フォローアップの結果、CR-SMFRSにおいて1ポイント以上の改善が認められた(これを治療反応者と定義)被験者の割合は62.5%であり、SSRSにおいて顔や顎の外観に満足した(スコア4以上)被験者の割合は67.5%であった。
三次元画像解析の結果は臨床的観察結果と一致していた。
有害事象は軽度かつ一過性のものに限られ、重篤なものは確認されなかった。
結論
- 本手法は、顎下の脂肪の引き締めおよびリジュビネーションに効果的であり、安全性プロファイルも良好であることが示された。
以上となります。
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