ではなく、フォトスキンタイプとも言われる紫外線に対する
反応の違いによる分類です。
我々がよく用いるのは、フィッパトリック分類と
呼ばれるものです。
Dr.フィッツパトリックはアメリカの著名な皮膚科医で、
Fitzpatrick Scale ( Fitzpatrick skin typing test
あるいはFitzpatrick phototyping scale)というものを
提唱した先生です。
大まかに紫外線に対する反応を書きますと
赤み(サンバーン)褐色変化(サンタン)
I 常に起きる 絶対に起きない
II 常に起きる 時々起きる
III 起きる 起きる
IV 時々起きる 常に起きる
V 稀に起きる 判別不可
VI 絶対に起きない 判別不可
となります。
日本人の場合は、Ⅱ~Ⅳ といったところです。
Ⅰ(白人)やⅡ のように、色白の人ほど紫外線の影響を
受けやすく、光老化や皮膚がんを起こすやすいと
言われています。
私たち日本人は、白人よりも紫外線に対して防御力が
高いとも言えますが、紫外線(UVB)は、細胞のDNA
に障害を与え、これが度重なると突然変異を経て、
皮膚の悪性腫瘍の原因となります。
また、以前も書きましたが、子供の頃からの紫外線曝露量が
光老化などに関わりますので、幼少時からの紫外線対策は
非常に重要です。

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