「言った」、「言わない」の水掛け論はよく見受けられるが、これは、発信者側の責任と言ってよい。なかには、自分が不利にならないように、聞いてなかったことにしようとする腑抜けもいるが、これは話の外。何を言ったかではなく、相手に、どれだけきちんと伝わっているかを見届ける必要がある。
伝言ゲームというものがあるが、わずか数人の伝達で、内容が全く変わってしまい驚くことがある。同じ内容を聞いても、人それぞれのフィルターを通して解釈し、さらにアウトプットにも固有の癖があるからだ。
情報の共有化が重要であることは言を待たないが、腰を据えて念入りに行わなければ、成果を得ない。