成功体験は捨てる 新しい技術を開発するということは、これまでの技術を、少なくとも部分的に否定し、過去の常識や先入観を疑うことから始まる。 特に最先端をひた走っている人にとっては、 自分が必死にこれまで打ち込んで育んできたものを否定する作業でもある。苦しい作業に相違なかろうが、嬉々として打ち込んでいる姿には、心の底から敬意を覚える。 柳の下に二匹目のドジョウはいない、という諺が生温く感じられる。