昨日の続きです。
今回のデモは、側腹部(2エリアx2)、上腹部4エリアを行ないました。施術操作そのものは極めて単純で、超音波を発振するトリートメントハンドピースをあてがうだけです。当該治療機器において、安全性を担保した上での、治療効果を得るために必要な1エリア辺りのエネルギーはほぼ決まっており、各人の痛みの感受性に応じて、これを分割して照射していきます。要は、一気に必要なエネルギーを入れると痛いので、同一エリアを時間の間隔をとりながら何回かに分けて施術します。一般的に4分割(同一部位を4回照射)することが多いようです。1エリアの治療時間は、1回1分もかかりません。ですから、例えば10エリアの治療で、エネルギーを4分割して入れる場合は、10分x4=40分程度で終了するということです。
痛みに関しては、このように工夫しても無痛にはなりません。10段階評価で平均5くらいの痛み刺激があります。デモをお受け頂いた方にお聞きしたところ、1分ずっと痛いわけではなく、時折ピリ、チクッとする感じで、耐えうる範囲だということでした。
続きます。