地震 緊急速報 | 美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

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 本日早朝、携帯から異様な着信音(?)が鳴り響き、驚いて画面を見ると、「緊急地震速報が発令されました」と表示されていました。
 すぐさま、TV をつけると、アナウンサーが、「緊急地震速報が出ました。皆様、落ち着いて行動してください。」とだけ言って、すぐさま次のニュースに移りました。

 幸いにして、体感するような地震はなかったのですが、ごく最近の地震災害を思い起こし、不安になられた方も多数いらっしゃったことでしょう。
 
 しかし、緊急速報が発令された時、我々はどのように対応すべきだったのでしょうか? アナウンサーの態度を見ても、『「落ち着いて行動しろ」と言えと指示が出たけど、具体的にどういうこと?』という戸惑いが見て取れましたし・・・どうなのでしょう?

 基本的に、地震到来の数十秒前(震源地に近い所では、速報が間に合わない)に発令されるものだそうですから、安全なところに移動するとか、火を消すといった程度のことしかできそうもありません。それでも、人的・社会資本の被害を大幅に軽減することは可能でしょうね。

 問題は、この緊急速報と受け取る側の我々の行動がリンクされていなかったのではないか?ということです。正直な話、緊急速報とは、どのような意図を持って発令されるのか、私は十分知悉しておりませんでしたし、当然ながら、適切な対応も正確にはわからないという状態で、なんとなく家の安全と思われる場所に移動し、危険な箇所はないか確認したに過ぎません。
 また、この速報は、東海地震前に出される警報と同じ趣旨なのか否かも判然としませんでした。

 あるいは、本日の速報がテストケースだとすれば(穿ち過ぎでしょうか?)、意味があるのでしょうが、もう少し広報活動をして頂きたいものだと個人的には感じました。