アメリカの医師たちの早起きは有名ですが（病院によっては午前6時から回診が始まるところがあり、この場合、医師は午前5時くらいから各患者様の状況をチェックし始めねば間に合わない計算になります）。もっとも、医師だけの話ではなく、一般の会社のトップも朝が早く、重役出勤という言葉は、日本とは正反対のような様相です。
彼らを見習って、というわけではないのですが、最近は早起きし、診療時間の何時間も前にクリニックに到着するようにしています。
そしてスタッフが来る前に、掃除をはじめ、すべての準備を整えてしまいます。
このような話をすると、驚かれることが多いのですが、もはや当然のことになっていますので何のことはありません。
やはり、現場の人間がやることは、すべて自分でやってみないことには的確な判断や、指示ができませんし、何より自分のクリニックの弱点とでもいうものが、明瞭に認識されるようになります。結果、当然そこをカバーするように努力しますので、迅速にクリニックのあり方を改善していくことができます。
早起きは、非常に有益で効率的な仕事術といえましょう。