MOSAICモニター治療終了 | 美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

一美容皮膚科医の想い

東京都渋谷区 原宿 表参道
ペルラクリニック神宮前院長
本田淳のブログ

先月をもちましてフラクショナルレーザーMOSAICのモニター治療を終了いたしました。小野様、アレックス様はじめ、お世話になりましたルートロニクス社の方々に深く感謝の意を表します。


まだ、現段階では施術から1週間ほどしか経過していませんし、母集団も少ないので、医学的な検証というレベルのことは申し上げられませんが、どういう「印象」であったかをお伝えします。


まず、患者様の状態ですが、もちろん個人情報なので詳しいことは言えませんが、「肌質を改善したい。老化した肌を改善したい」という方から、アクネスカーの治療で他機種の経験がおありの方まで様々でした。


照射の設定は、mildから、かなりaggressiveなモードまで、その方に合わせて施術させて頂きました。


痛みに関しては、ビーム径が200μと大きいため、他機種に比し強く感じられるのではと心配しましたが、杞憂にすぎず、麻酔クリームで十分耐えうる範囲でした。


術直後の反応は、発赤、浮腫ともに他機種に比し強めです。メーカーの方は、まあ普通の反応だという認識だったようですが・・・それで、冷却も念入りに行いましたが、人によっては冷やしている間に、急速に治まりお帰りになる頃にはほとんど目立たなくなった方もいらっしゃいました。


患者様の方の体感も、他機種に比べ施術後の熱感の引き具合が早く、独特の皮膚が脈打つ感じもほとんどない、とおっしゃる方が多く、臨床像と合致します。


あとは効果の方ですが、上に書きましたように、まだカサブタ(マイクロクラスト)がのっている時期なので、なんとも申し上げようがありません。


また、このマシンは、医師の裁量に負う部分が大きく、使い方によっては数多の可能性を秘めているように感じました。(エナジーと深さの相関は、明瞭にうち出されたほうがいいと思いますが)