フラクショナルレーザーMOSAIC | 美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

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以前よりHP上で告知しております、フラクショナルレーザーMOSAICのモニター治療の件ですが、来月(7月)には可能となりそうです。また詳しい日程が確定しましたら、お伝えいたします。


お問い合わせいただいたご質問の中で多いものが、


「他のフラクショナルレーザーとはどう違うのか? またどう優れているのか?」


という点ですが、メーカーさんの方から臨床データを元に回答が来ましたので、ここに紹介したいと思います。


①MOSAIC のマイクロビーム径は、200μm(0.2mm)と他のフラクショナルレーザーに比し太めだが、これは臨床的な効果を考えると、この太さが最適だと考えているから、とのことです。


フラクセルⅡが痛みや色素沈着のリスクを抑えるため、ビーム(正確にはヒートショックゾーン)を細くしたのと逆行するアイデアなので、この辺を、どのようにクリアしているのか興味がありますが、その説明が②となります。

(ちなみに、痛みは単にビーム径の大きさというより、ビームの密度に比例している印象を受けます)


②KAOSシステムという特許技術により、皮膚に熱が溜まるのを防ぎ、結果痛みや熱傷のリスクを抑えている。


③照射モードが二つあり、

  (ⅰ) 高出力でスタンプ式の照射(アファームのような照射法)

  (ⅱ) 低出力でスプレー式の照射(ハンドピースを動かしながらの照射)

これらを組み合わせることで、特にニキビ痕(陥凹)などに有効である。



とのことです。東洋人に関するデータは結構蓄積されているようですが、日本ではこれからという治療です。


本治療にご興味がおありの方は、当クリニックにご一報ください。