英語の表現で、macromanage と micromanage という対になる言葉があります。
前者は、要所要所を管理するという意味、後者は、細かく、相手に決定権を与えないで管理するという意味です。
英語圏においては、後者はネガティブな意味で使われているようですね。
スタッフの管理というのは難しいものです。
やはり、おおらかな気持ちで、それぞれの自主性を尊重し、自由な裁量で仕事をさせ、さらに積極的にクリニックの運営面に関する意見まで求める・・・こういうあり方で上手く回れば理想的だと思います。
ただし、経営者と従業員の意識は根本的なところで異なります。
確かに、従業員の意識レベルを経営者的視点まで高めることに成功している組織もありますが、そこまで持っていくのは並大抵のことではないと思います。
経験上、自主性に任せすぎると、「要所要所で締める」という経営者側の当然の行為に対して、強い反感が生まれるという意識の傾向が形成されるような気がします。
macromanage でいきたいところですが、正直難しいことです。個々の性格にもよりますし・・・