20.退院後(卵巣のう腫) | Peridot Green☆闘病記 ~独身・卵巣がんサバイバー~

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2010年に卵巣嚢腫、卵巣がんの手術、抗がん剤治療を受けました。
その後、腸閉塞、リンパ浮腫を発症。
最初の手術から10年経過しましたので、
当時の記録をもとに振り返り記しておきます。

※当時の記録をもとに記しています。

 

 

- 2010年9月 -

開腹手術をしてから一週間での

体の回復の早さにびっくりする。

 

 

咳をすると痛かったお腹の傷も

痛みが和らいできた。

 

 

 

大きくなった腫瘍を

手術で取ってもらってスッキリしたが、

まだ、手放しでは喜べない。

 

 

2週間後の外来診察で、

卵巣の腫瘍が良性だったか、

悪性だったかが分かる。

 

 

 

来週の木曜日は

A先生が不在らしい。

 

 

この2週間が長く感じられる。

 

 

 

もし、悪性だった場合には、

また入院、手術、

そして治療へと続く。

 

 

どうなるのだろう…。えー?

 

 

2ヵ月後と3ヵ月後に予定している

コンサートには行けるのだろうか…。

 

 

 

退院したばかりで、

少し動くと疲れを感じる。

 

 

 

 

 

 *・*・*・*・*

 

入院中は採血したり点滴したりと、

色々とスケジュールが組まれている。

 

 

私は一つ一つ

受け入れることで精一杯。

 

 

先のことは考えられなかった。

 

 

 

手術への恐怖心も

手術室に入る時に

ガーッと襲ってくるものだと

思っていた。

 

 

でも、実際は

すべてが初めてのことなので、

心に余裕もなく、

されるがまま。

 

 

ほどよい緊張感。

 

 

私がすべきことは

手術室で麻酔を受けるまで。

 

 

 

入院中、ほぼ毎日、

主治医のA先生が

様子を見に来てくれた。

 

 

それが何気に不安を感じさせず、

安心感を与えてくれたような気がした。

 

(初めての入院だったので、回診のことを知らず、

“なんてイイ先生なの~~!”と、思っていた。)

 

 

 

 

 *・*・*・*・*

 

退院後、

テレビを見ていると

『抗がん剤治療』、『ガン』に関する

番組が目に留まる。

 

 

考えたくない…。

 

 

恐ろしくなる…。

 

 

 

 *・*・*・*・*

 

- 婦人科診察日の前日 -

 

ついに明日、

卵巣腫瘍に対する

手術の結果がわかる。

 

 

2週間は長く、

気が気でない日々。

 

 

 

早く結果を知りたいが、

色々調べていると怖くなり、

明日、聞くのが怖い。

 

 

 

A先生は何と言うか…。

 

 

悪性だったら、

 

 

お先真っ暗…。ガーン

 

 

 

 *-*-*-*-*

 

※次回から「卵巣がん編」になります。

 

ご覧になられる場合は、

気持ちがひきこまれぬよう

ご注意ください。

 

 

 

 

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