日本に本来生育している在来種のタンポポが、ヨーロッパ原産の西洋タンポポに侵略されつつあり、ここでも侵略戦争が起きています。
繁殖力の強いセイヨウタンポポは、明治時代に渡来して以来、現在では都市部を中心に日本のあちこちに分布しています。
一方で、本来生育する在来種のタンポポが、姿を消しつつあります。
ただ、関東以北、特に東北地方では、まだ在来種がかなりの地域でそのままの状態で生育しています。
しかし、セイヨウタンポポは近年では農村部でも広く侵略が広がっています。この勝敗は自然破壊のバロメーターともいわれているそうです。
下の、写真2枚と、こけしちゃんの写真のタンポポは全て在来種のタンポポと思われます。
動物でも植物でも、生態系のバランスが保たれているうちは問題ありませんが、一旦、バランスが崩れるとそこから水が漏れるように、次第にバランスが崩れ、しまいには取り返しのつかないことになるのです。
人類が二足歩行を始め、火を使うようになったときから、今の地球温暖化現象はある程度予測できたことなのかもしれません。
豚インフルエンザで世間は大騒ぎですが……、
突然変異が起こるので進化するわけで、それが人類にとって都合が良いかどうかは別問題です。
http://www.nature.or.jp/shoko/Tampopo/Kinki_2005/2004YobiChosa/2004YobiJisshi-Sanko_2.htm
http://www.hirahaku.jp/web_yomimono/tantei/tpzaigai.html
http://www.digitalsolution.co.jp/nature/ibuki/gaiyou/nature-net/tanpopo.html
http://www.mable.ne.jp
/~simaneko/kokusan.html
http://www003.upp.so-net.ne.jp/consecol/alien_web/alien_japan.html
http://www.niaes.affrc.go.jp/project/plant_alien/book.html

