Japanese Morning Glory =朝顔アサガオ Pharbitis nil Choisy 花は早朝に咲き、午前中にしぼむので朝顔といいます。
中国の西南部やヒマラヤの山麓地方を原産とします。
薬草の栽培に歴史を持つ中国から日本に移入されたのは平安時代で、遣唐使が薬用として、種子を持ち帰りました。種子は下剤薬として使用しました。
朝顔は、古くから日本人に親しまれてきたようですが、観賞用として工夫が凝らされてきたのは、江戸時代になってからのようです。
万葉集や、源氏物語にや、秀吉と利休の朝顔の茶事に言われるアサガオは原種に近い淡藍色の花であったと思われます。
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アサガオの蔓が左巻きに伸びることは、よく知られています。
アサガオのつぼみが右巻きになっていることは、あまり知られていません。機会があったら見てみるといいですよ。