ガレノスのプネウマ論と官能小説の読み聞かせ 2
分けました、つづきです。世界保健機関(WHO)の健康の定義は、1999年の総会では健康とは身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、単に病気あるいは虚弱でないことではない。黄色の部分を1948年の定義に加えようとしたけれど、審議にいたっておらず、その原因は先日かいたランセットに代表される外科医たちの反対があるせいとのことである。 結局この霊的という言葉が科学的に説明がつかないので加えられないということである。霊的とは、原文では、Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity なのでSpiritual である。これを日本語のスピリチュアルとしてしまうと、これは間違い。降霊術などの分野に近い単語になっていまう。英和辞典によれば、「spiritual」(スピリチュアル)という語は、「精神の」、「霊魂の」、「宗教上の」、「霊的な」などと日本語に訳される。的確に説明しようとしたら、人の心の最も奥底にある心のこと 生命力 というものなのかと思うが、ガレノスのいうプネウマだと思いたい。プネウマが何でできているのか、物質なのか分子や電子の流れなのかはわからない。私はこれを 幸せ感 や 肯定感 などから出る 幸せホルモン(オキシトシン)による成長仮説を提示したい と思う。昨日、友人がここの町の活性化についてのパネルディスカッションで話してくれたのだけど「官能小説の読み聞かせをしておじいちゃんたちを元気にするプロジェクト」というドッキリビックリな内容で、ぶっ飛んでて面白がっていたのだ。なんで面白いのかというと、科学的には好きな相手を近くに感じるとオキシトシンが分泌されるというのと同じかと思うから。だれか研究者が官能小説の読み聞かせでFTR-MRIなどの脳の可視化測定と共にオキシトシンの血中濃度を測定してくれたら効果がわかるだろう。オキシトシンの効果によって人生幸せになれるのなら、こんな素晴らしいプロジェクトはないと思う。これは「霊的に」 人々を健康にさせることの一つであり、どんなに病院で修理をして長生きしても、幸せを感じる ことがなければ、生きる意味はない。幸せ感が 「魂」の餌 として働くという仮説 ということになる。友達には、病院では治らなかった病気が治せる「官能小説の読み聞かせのカリスマ教祖」になってもらいたいと思う。混乱したので纏めると官能小説の読み聞かせ>オキシトシンの分泌>幸せ感>プネウマ成長>魂の形成 っていう感じ。最後の二つを科学的に説明ができれば、誰もが納得してくれるはずである。ガレノス以前から何千年物課題でもある。夜寝ているときに脳から老廃物質が血液にでていくとガレノスが書き残していることが、昨年リンパ管がない脳は老廃物質を眠っている時に静脈の外を伝わらせて排泄させている、だから睡眠は何よりも大事だという論文が出て睡眠の大切さが科学的に証明された。このように、いつかプネウマが測定されて説明されたら、反対者たちは健康の定義に 霊的な を入れてくれるに違いない。今の医学を400年ぶりに見直すことで人々が幸せになり、医療費も削減され、ベルガマがガレノス理論の聖地になって欲しい。