U12の選手達と夏合宿に行ってきました。
私自身の都合で3日間の内、約半分の帯同しかできず、選手達に申し訳なかったですが、その中でも選手の成長を感じることができました。
チームテーマ:負けない
オフザピッチ:考動力
オンザピッチ:走る
疲れていても、苦しくても、どんな時でも、挫けそうな自分に負けず、どうすればいいか考えながら、足を止めずに走り続ける選手になってほしい。そんな思いで、合宿のテーマにしました。
往復8㎞の『ヤマ』を3回、最後の最後で坂道ダッシュを15本。よく走りきりました。正直、キツかったでしょう。やめることもできたと思いますが、誰一人として、逃げ出すことはありませんでした。辛い状況でも自分に負けず、困難に立ち向かうことができました。メンタルの弱さがU12の選手達の課題でしたが、この経験を糧に更に逞しくなってもらいたいです。
オフザピッチについては、合宿のテーマを良く理解してくれていたと思います。日替りでキャプテンを務めてくれた選手の活躍もあり、食事の準備や片付け、部屋の整頓や時間を守るなどで、注意される事は、ほとんどありませんでした。
食事では指示される前に、私達コーチ陣のご飯を準備してくれました。朝、起こされなくても、ヤマRUNの準備万端で集合できましたし、彼らが使用しているトイレのスリッパはキレイに揃えられていました(^^)
昨年の合宿を思い出すと、凄い成長です。
改めて、ホントに素直で真面目な選手達と感じました。
あるトレーニングの中で、一部の選手達が涙を見せる場面がありました。公式戦でもなく、チーム内のトレーニングの一環でした。そんな中で、悔し涙を流せた事。素晴らしい事だと思います。
本気度合いが増してきているなって思わせてくれました。素直に嬉しかったです。
某チーム代表の○田コーチが以前言ってました。
『泣けばいいのに。泣いたら強くなる。』って。
私も彼らが流した涙が、選手達を強くしてくれると信じています。
その悔しさを忘れないでほしい。大切な事。
負けず嫌い、最高じゃん。
チームの纏りも良かったと思います。オン/オフザピッチ共にサボる選手もおらず、揉め事もなく、全員が協力することができました。
次は纏りの良いチームの中で、どうやって自分の『個』を表現していくのか。誰がチームを引っ張っていける選手になれるのか。そんな選手が出てくることを楽しみにしています。
本気で勝ちたいと思い始めた。
本気で負けて悔しがり始めた。
本気で走り始めた。
本気で纏り始めた。
本気で考え始めた。
そんな様子でした。
始めた事を続けてほしい。当たり前になるまで。
だけど、想いだけでは戦えない。
飯島コーチが言ってくれた、サッカーに大切な止める、蹴るの基礎技術がまだまだ足りないよね。
日々のトレーニングを大切にして、技術の向上に取り組んでいこう。
追伸:
久しぶりに選手達と行った試合で、⚪︎6番の選手に
削られた足が痛みます(笑)(涙)
ペレニアルSC 松山