1月28日(日)
天候:曇り
会場:豊田市運動公園球技場
竜神フェスティバル U12カテゴリー
(15分ハーフ)
vs竜神B
○4-0(2-0、2-0)
vs東光B
○4-1(1-1、3-0)
vs竜神B
○6-2(3-1、3-1)
15分マッチ
vs東光B
○6-0
vs竜神B
○2-0
日頃はチームの活動にご協力頂きありがとうございます。
竜神FCにご招待頂き、竜神フェスティバルに参加しました。
U11を2チームに分け、こちらのチームは1学年上のU12との試合を行いました。
【4WDテーマ】
FOOT WORK
⇒観ながらプレーする。ボールをしっかりと止めるファースタッチ。
【チーム戦術】
ofence⇒ボールを失わずにゴールを目指す。
deffence⇒インターセプトを積極的に狙う。味方選手との距離をコンパクトに(カバーできるポジション)保つ。
【個人戦術】
ofence⇒次のプレイを考えたファーストタッチ。出し手と受けてのタイミングを合わせたパス。
deffence⇒ボールと相手が見えるポジショニングと体の向き。仲間とのポジショニングを伝えあうコミュニケーション。
前日に声を出す事の大切さを学んだ選手達は、試合序盤から声を出し、積極的にボールを受けようとする姿勢が見られました。
DFラインの選手の丁寧なファーストコントロールから前線の選手への縦パスが何本もありましたし、そのパスをFWの選手が足元にしっかりと止められるプレイも出ていました。また、DFの選手がしっかりとボールを止めることで、時間を作る事ができ、サイドの選手がワイドに広がる動きからパスを受け、間延びした相手MFやDFの間へパスを通すなどの良いプレイも出ていました。
ボールを止める事に拘ってトレーニングを行っていますが、選手達のこういった良いプレイを見ると、改めて、ボールを『止める』事の重要性を認識することができました。今後もボールを止めるトレーニングを継続して行います。
課題は、
・相手のマークの外し方、駆け引き
・ボール方向しかみれない、止めれない
・ボールを受ける時の体の向き
・状況に合わせたボールコントロール
・得点チャンスを確実に決める決定力
などです。
相手のプレッシャーが弱い(遅い、ボディーコンタクトが少ない)時は、良い止め方ができますが、マークを上手く外せない時や、プレッシャーが速い時は、ボールを止める事ばかりになってしまい、前を向く事・相手の逆へコントロールするなどのプレイができない場面もありました。
ボールを『止める』事と同時に、
・どうしたら、自分が良い状態でパスを受ける事ができるのか?
を考えたトレーニングも必要と感じました。
最後の15分マッチでは、相手が疲れている事もあり、簡単にドリブルで相手をかわして得点を重ねていました。サッカーはチームスポーツとはいえ、個人の能力も重要です。各々のストロングポイントを最大限に活かしたプレイもチームとしての武器ですし、楽しみでもあります。
素直で真っ直ぐな子達ですので、ボールを持ったら、一直線にゴールを目指す。それはそれで、子供らしく良いことですが、『でも、それだけで満足してほしくない。もっと、チームとして高いレベルを目指してほしい。』そうやって、子供達に伝えました。
簡単にできる事を繰り返すのではなく、できない事、難しい事に自らチャレンジする事を選手達に伝えていくと同時に、試合やトレーニングで取り組んでいきます。それができるようになった時には、簡単な事を繰り返した時とは比べ物にならない程の喜びや、達成感を味わえると思います。
守備については、ポジショニングと状況判断が課題でした。
・マークする相手との距離が遠く、インターセプトを狙えない
・味方選手と連動してポジションを移動できない
・マークする相手しか見えておらず、インターセプトを狙う事や狙わせるコミュニケーションが取れない
・自分の背中のスペースを使われる事を恐れ、ポジションを下げる
グループとして、前から積極的にボールを奪いにいく守備に取組んでいきます。
前日と2日続けて選手達と過ごして気付いた事がありました。
それは、彼らが『時間を守る事』を当たり前にできるようになっている事、『自主性・責任感が出てきた事』です。
試合前の集合時間、試合間のウォーミングアップの時間と内容などを事前に伝えると、自分達で時間通りに行動できていました。以前は『大丈夫かな?ちゃんとやれるかな?』なんて思っていましたが、今はそんな心配もなく、自然に彼らに指示しています。選手達の行動を信頼している自分がいる事も気づきました。
4月に彼らとサッカーを始めた時は、何度、叱った事か、、、。
そうえいば、2週間程前のトレーニング終了後にも素晴らしい行動がありました。トレーニング終了後に一部の選手達が、朝礼台の上にあった、オジサンコーチのウィンドブレーカーとビブスをキレイに畳んでくれていました!!
畳み方もさることながら、その優しさに本当に感動しました。
ありがとう!!
子供達がサッカーを上達してくれる事も嬉しいですが、こういった、人としての成長を見せてくれる事もとても嬉しく思います。
U11としての活動もあと2ヶ月。
真っ直ぐな子供達の成長に少しでも役に立てるよう、残りのトレーニングに取組んでいきます。
『凡事徹底。当たり前のことを当たり前に』
小雪が舞う気温の低い中、本日も子供達への温かいご声援とサポート、ありがとうございました。
ペレニアルSC 松山