映画、オペラファン必見、フランコ・ゼッフィレッリ博物館 | フィレンツェ暮らしアレコレ

フィレンツェ暮らしアレコレ

フィレンツェの中心街から郊外に移り住んでマッタリのんびり?
そんな日々の生活の中で気付いたこと感じたことなど

こんにちは。

 イタリア映画や舞台芸術に興味がある方必見のフランコ・ゼッフィレッリ博物館。

(サン・フィレンツェ広場からのパノラマ。大聖堂のクーポラの登頂、バディアフィオレンティーナの6角形の塔、右バルジェッロ宮殿)

 場所はフィレンツェのベッキオ宮殿の北東、サンフィレンツェ広場で、ルキーノ・ヴィスコンティの下でキャリアをスタートし、コロナ前の2019年6月15日に96歳で亡くなられた、フィレンツェ出身のフランコ・ゼッフィレッリ氏の活動の記録がそのまま博物館になっているのです。彼の蔵書も図書館としてそのまま保存されています。

 名前を聞いてピンとこない方も多いかもしれませんが、、シェークスピア映画のロミオとジュリエットの監督で映画の衣装や、オペラの舞台構成のスケッチ、衣装やカツラのデザイン画、マリアカラスと同世代で親交もあり、彼が手がけたマリアカラスの舞台衣装なども展示されています。

 頭の中の様々なシーンのアイデアを紙に起こしてさらに3次元の模型にしたもの、ディテールの試作などが展示され、そのスケッチ1枚一枚がが絵画作品としてもとても魅力的なのです。


 ここを訪れると、普段何気に見ている映像作品や舞台芸術を別の角度からより深掘りして楽しめるようになる気がします。

 ガイディングツアー参加後、彼が今若者だったら、何に興味を抱いてどの様な活動をしているだろうか?と思いながら家路につきました。


私はフィレンツェを拠点に、イタリア政府公認観光ガイドをしています。

 美術館案内に街歩き、ワイナリー訪問など、プライベートガイドも承っておりますので是非、下記のホームページからお気軽にお問い合わせ下さいませ。(1時間50€で承っております。)

定番のウッフィツィや大聖堂はもちろん、フィレンツェの旧市街地のエノテカ(酒屋・ワインバー巡り)、シエナやピサ、オルチャ渓谷などご旅行のご相談やアドレスをさせて頂きます。

 添付の私のホームページのお問い合わせから是非お気軽にご連絡くださいませ。

皆様のお越しをお待ちしております。