マスタード風味の鶏胸肉とズッキーニ、トマトでイタリア国旗

こんにちは。

　ゴールデンウィーク、皆さまいかがお過ごしになられましたでしょうか？

　フィレンツェもさすが、日本人率が高くなっておりました。

　さて、日本の方がイタリアより安い珍しい肉は鶏胸肉。

　パサパサして美味しくないのに、と、思っていたのですが、火の通し加減で柔らかくジューシーに頂けるのです。

　粒マスタードと刻んだ塩漬けケッパーを白ワインで伸ばした液に鶏胸肉を一晩漬けてお鍋で蒸し焼きにするだけ。

　付け合わせにズッキーニの炒め煮とトマトを添えてイタリア国旗風にしてみました。

鶏胸肉は余熱でようやく火が中まで通るくらいを狙います。切ってみて芯がまだ火が通っていなかったら切った後からさっと再加熱する位です。

　このズッキーニは日本ではまだあまり見かけない明るい色味のズッキーニです。

フリッタータと呼ばれるイタリアのオムレツにしたり、ブレンダーでクリーム状にしてポタージュスープ風にお召し上がりいただいても美味しいです。

何でこんなにズッキーニかというと、久しぶりに市場に行った時、今日のお買い得だからこれもどお？

と言われ、じゃ、それも、というと、勢いよく袋にどんどん入れ出して、こんなに安いんだから最低1kgだよ！

　そう、確かにこのお値段は10年前でも安いので、納得するしかなく、ついでのつもりがボリューム的にメインの買い物のようになり、家に帰ってすぐ量を減らして効率よく保存するためにペーストにしたり炒め煮にしたりして瓶詰めしたのです。

久しぶりに市場ならではの体験でした。

以前とくらべ、観光化が進んだ感が出てきたサンタンブロージョの市場ですがまだまだだ市場ならではのふぜいがのこっています。

　お料理が好きな人は是非キッチン付きの宿泊施設にお泊まりいただいて買った食材で料理を楽しんでいただくと素敵な思い出になるのではないかな？と思います。

お肉屋さんにはオーブンで焼くだけに仕上げられた物も販売されていますし、生パスタ屋さんは色々なソースも合わせて販売しているので、そんなに手間暇かけて料理しなくても本格イタリアンが作れます。

では又、皆様是非イタリアにお越しくださいませ♪

私はフィレンツェを拠点に、イタリア政府公認観光ガイドをしています。

　美術館案内に街歩き、ワイナリー訪問など、プライベートガイドも承っておりますので是非、下記のホームページからお気軽にお問い合わせ下さいませ。(1時間50€で承っております。)

定番のウッフィツィや大聖堂はもちろん、フィレンツェの旧市街地のエノテカ(酒屋・ワインバー巡り)、シエナやピサ、オルチャ渓谷などご希望を伺ってアレンジさせていただきます。

皆様のお越しをお待ちしております。

フィレンツェ・トスカーナ旅行のお手伝い