くるみを散らしたラディッキオのリゾット | フィレンツェ暮らしアレコレ

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こんにちは。

 今日は曇り空の一日で、気温が上がらず、なんとなく体が温まるものが欲しくなり、チキンスープを作ったのです。
そのスープの味見をして、ふと、
このスープを使ってリゾットを作ったらさぞ美味しいだろうと思い、下ごしらえ不要の野菜、ラディッキオ(日本でトレビスと呼ばれる野菜です)を使ったリゾットにしました。

野菜とチーズがたっぷり入っているのでこれだけでも栄養のバランスは取れます。
アクセントにくるみとグリーンペッパーをかけました。

ラディッキオは千切りにしてほぼお米に火が通った時点で投入します。
そしてチーズをたっぷり溶かし込み、出来上がりと、とても簡単です。

美味しいチキンスープで作ったのでとても美味しく仕上がりました。

チキンスープは、野菜コンソメの材料にドライポルチーニを少し足し、皮を剥いた鶏の骨つきもも肉胡椒を加えただけです。
ドライトマトから程よい塩味が出るので塩は加えませんでした。

ここに使ったクルミはフランス産。

フランス産のくるみが美味しいとの情報を日本の情報で知った矢先、丁度セールになっているのを見かけて買ってみた物です。

たしかに美味しいです。

前回買ったイタリア産は野生品種でこのフランス産は栽培品種といった印象の差があります。

イタリア産は1粒づつ味にかなりのばらつきがあり、身が小さめでした。そして渋皮の存在感がしっかりしているのに対して、フランス産はくるみとはこういう味という教科書のような味、渋皮は色も渋みも薄い、殻がびっくりするほど割りやすい。
身が太っていて大きい。

私が最近購入した2つを比べるとざっとこんな印象で、どうイタリアびいきに見てもフランス産に軍配があがる感じでした。

イタリアは地域差が激しく土着品種が多いワイン同様、くるみも個体差地域差がきっとあって、このフランス産を凌ぐ美味しいくるみがあるに違いない。。。
などと思いながら味わったフランス産のくるみでした。

あすも雨模様の予報、残ったチキンスープをしっかりいただいて体を温めて過ごそうと思います。