ヘッド重量とバランスについて
同じヘッド重量で同じ長さの場合、シャフト重量によって組みあがり後のバランスは変わります。
同じヘッド重量で同じ長さにした場合、シャフト重量が約10g軽くなるとバランスは約1ポイントダウンします。
ヘッド重量、シャフト重量、長さ、バランスは、
ヘッド重量200g、シャフト重量70g台、長さ45.5インチ、バランスD2前後
ヘッド重量200g、シャフト重量60g台、長さ45.5インチ、バランスD1前後
ヘッド重量200g、シャフト重量50g台、長さ45.5インチ、バランスD0前後
ヘッド重量は同じでシャフト重量が軽くなるとバランスも軽くなります。
これをバランス重視でD2にそろえようとすると
ヘッド重量200g、シャフト重量70g台、長さ45.5インチ、バランスD2前後
ヘッド重量202g、シャフト重量60g台、長さ45.5インチ、バランスD2前後
ヘッド重量204g、シャフト重量50g台、長さ45.5インチ、バランスD2前後
ヘッド重量は軽いシャフトほど重くしなければならなくなります。
軽くて剛性のないシャフトの方が重いヘッドになります。
重くて硬いシャフトよりも軽くて軟らかいシャフトにヘッド重量4g分重い負荷が掛かります。
シャフトに負担が掛かるので本来のシャフト性能を生かせなくなるのかもしれません。
ヘッドスピード50m/sの方よりも40m/sの方の方が重いヘッドを使う事になります。
これっておかしいですよね。
D1とかD2に拘って、重くて硬いシャフトよりも軽くて軟らかいシャフトの方がヘッド重量を重くするのはおかしいのではと思います。
バランスはD1とかD2が一般的と思われがちですが、
バランスは50g台のシャフトでしたらD0もあれば良いと思います。
但し、振り心地、ミート率などもあるのでどれが正しいと言うのはありません。