<2nd Oct Thus>

遠く離れていても、いわば実家である日本はしっかりしててもらいたいですが、 問題の多い自民党の総裁選、結果を知るのが怖いです驚き

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9月28日はWigmore Hallにカウンターテナーを聴きに行きました。

 

ケンブリッジ大卒でおそらく30才手前のイギリス人のヒュー・カッティングはここではすっかりお馴染みとなり、私も含めファンも増えたようで、この日もほぼ売れ切れだったし、昨日のWigmore Hallの来年の発売でも上のランクの値付けに昇格した上に売れ行き上々。勿論買いましたが、既に良い席は売れてしまってました。このコンサートも私とトーチャンは隣同士ではなく同じ列で少し離れた席でした。

 

ハリー・ベケット指揮のThe English Concertの演奏も素晴らしかったし(ヴァイオリンの女性が凄く上手)、イタリア語、ドイツ語、英語でバロックを歌いまくったヒュー君は絶好調。前半が終って拍手が起こる前に客席から皆の「はあ~~っおねがい」という感嘆の溜息が思わず漏れました! こんなこと滅多にないですよ。特に美声ではないけれど、確実なテクニックには感心します。

前は白豚みたいだったけど少し痩せて精悍な顔つきになったし、振る舞いも自信に満ちて素敵で、皆さん大満足のコンサートでした拍手

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<1st Oct Wed>

今日はWigmore Hallのランチタイム・ピアノリサイタル後に近くの日本食レストラン(Eat Tokyo Tonkotsu)でラーメン食べましたラーメン。今年2月に糖尿病と言われてから、インスタントラーメンの夜食も止めたし、久し振りのラーメンでした。あっさりラーメンが好きなのでとんこつラーメンではなく、しょうゆラーメン(トーチャンは海老天そば)。実はこのお店は2日前にムスメと3人で来たばかり。昨夜はレストランでフルコースのディナーだったし、普通の食生活に戻しつつありますが、小さくなった胃は元通りになるかしら?

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9月27日は又ロイヤル・フェスティバル・ホールのコンサートへ(→こちら)。

二日前に行ったフィルハーモニア(→こちら)とこのロンドン・フィルハーモニック・オーケストラは同じロイヤル・フェスティバル・ホールを拠点とするオケで云わばライバルですが、3番と5番で違うとは言えベートーベンのピアノ協奏曲が重なりました。2日前の3番はご贔屓オラフソンだったので行ったわけですが(彼が弾くならなんでも聴きたい)、今回はピアニストが誰であれ5番の「皇帝」が聴きたかったからです。

 

London Philharmonic Orchestra

Edward Gardner conductor

Yefim Bronfman piano

 

George Benjamin: Ringed by the flat horizon for orchestra

Beethoven: Piano Concerto No.5 (Emperor)

Interval

Tchaikovsky: Symphony No.5

 

イェフィム・ブロンフマンは67才のソ連生まれのイスラエル系アメリカ人ピアニストで、だいぶ前に難しい曲を上手に弾いたのを聴いた覚えがあるのですが、今回も余裕の美しい演奏で、オラフソンよりも音がきれいだったし、曲自体の魅力を考慮に入れるとしても、軍配はこちらに上がります。

 

この日の最初の短い曲は65才のジョージ・ベンジャミンが20才の時に作曲した前衛的な曲でしたが、2日前のメキシコ人女性作曲の退屈過ぎたのに比べたら変化に富んで退屈しない曲でした。彼はWritten on Skinという新作としてはそこそこ成功したオペラもなかなかよかったし、イギリス人の作曲家としてトップの一人でしょう。特にコーラス席最前列の私たちはすぐ前に珍しい楽器が色々あって特に興味深かったです。

 

インターバル後のシンフォニーはチャイコフスキーの5番で、そこそこ長い曲ですが、チャイコフスキーらしい美しくて聴きやすい曲で盛り上がりました。50才にして髪が真っ白になったイートン校/ケンブリッジ大卒のお坊ちゃま指揮者エドワード・ガードナーですが、今でもイケメンで表情が豊か。コーラス席の楽しみは指揮者の顔が見えることなわけで、双眼鏡でしっかり拝みました。

 

 

 

ベンジャミン氏は舞台に挨拶に現れた後も客席でコンサートを最後まで聴いてました。

 

 

 

 

 

 

 

 

はーい、また後ろ向いてくれてありがとう。

良いコンサートを聴いた後は、少し遠回りになっても、橋を渡って夜景を見ると更に気分が盛り上がります。

<29th Sep Mon>

今日は親子3人で東ロンドンのあちこち回って楽しかった一日で、疲れましたがネタが溜まってるので、コンサート記録を殴り書きしときます。

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9月25日はロイヤル・フェスティバル・ホールのコンサートに行きました(→こちら)。

フィルハーモニア・オーケストラ創立80年を迎える記念のシーズンということで、パトロンでもある王冠1エドワード王子(チャールズ国王の弟)がロイヤルボックスの真ん中にお座りでした(ソフィ妃はいらっしゃらず)。そう言えば、先週ご夫妻で万博訪問等で日本にいらっしゃいましたね。

 

60代のメキシコ人女性が作曲した前衛的な曲がおそろしくつまらなかったし、冒頭の80周年のスピーチと、途中でオラフソンが権威あるソサエティのメダル受賞関連のスピーチで時間掛かって、えらく長いコンサートになりましたが、後半のサンサーンスのオルガン交響曲がとても良かったので、最後は感動で終わりました。

 

Philharmonia Orchestra

Santtu-Matias Rouvali conductor

Víkingur Ólafsson piano

Olivier Latry organ

 

Gabriela Ortiz: Si el oxígeno fuera verde (UK premiere)

Beethoven: Piano Concerto No.3

Interval

Saint-Saëns: Symphony No.3 in C minor (Organ)

 

オラフソンのThe Royal Philharmonic Societyからゴールド・メダル受賞については、ベートーベン生誕100年を記念して始まったこのゴールド・メダルのこれまでの受賞者は錚々たる顔ぶれで、41才のオラフソンが今貰うにはちょっと早過ぎるのではないかという気もしますが、めでたい事だし、彼ならこれから名に恥じない活躍をしてくれるでしょう。

 

でも、彼のこの日のベートーベンのピアノ協奏曲3番は、これまで何度か聴いたオラフソンの中では感動が一番少なかった演奏で、正直この二日後にここで聴いた他のピアニストのベートーベンピアノ協奏曲5番の方が(曲の良し悪しはあるにせよ)良かったです。短いアンコールはバッハかしら?

 

後半のパイプオルガン奏者はパリのノートルダム寺院のオルガン奏者で、私たちはここの巨大なオルガンを聴きに何度もリサイタルを聴いてて、この彼も2度出演済み。

オルガン交響曲とは言ってもオルガンの演奏は短くて、「これなら俺でも弾けるぜ」とトーチャンが言ってたくらい簡単なのですが、普通の客席にいたらほとんど聴こえないかもしれない遠くの地響きのような低音も私たちが座ったオルガンのすぐ前のコーラス席だと振動を感じることができて、前にオーケストラ、後ろにオルガンという位置で両方に挟まれて聴くこの曲は最高でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オケの人たちがオルガン奏者に拍手拍手

最後は皆さん後ろ向いてくれるのが、コーラス席の私たちには嬉しいです。この日は最前列でした。

 

前の席に座ってらしたPrimroseさんの写真をお借りしました。

 

 

<28th Sept Sun>

昨日に続き今夜もコンサート。トーチャンと二人で撮った沢山の写真を整理するだけでも大変で、ネトフリ観てるヒマもないわ。明日はムスメと3人であちこち見学に行くので楽しみ。

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9月23日にの「シチリアの夕べの祈り」The Sicilian Vespersを観ました。

2013年10月にロイヤルオペラ初上演(こちら)だったくらいですから、ヴェルディとしては上演回数が少ないオペラで、その後このプロダクションは2017年10月にリバイバルされて(→こちら)、今回で3回目。

 

13世紀にフランス統治下にあるシチリア島の首都パレルモで実際に起こった住民の暴動とフランス軍虐殺事件を背景に、敵の大将が父とわかってジレンマに苦しむ若者の恋をでっちあげた作品で、グランド・オペラの要素を全て備えたヴェルディらしいオペラ。テノールとソプラノにそれぞれ盛り上がるアリアもあるのに、なぜか上演機会が少なくて勿体ないオペラ。 まともで豪華なセットと美しい衣装の素晴らしいプロダクションで、すぐ前に観た新しいトスカの醜いプロダクションとつい比べてしまうわけですが、こういうのがヴェルディの音楽の素晴らしさを更に盛り上げてくれるわけですよ。

2017年はハイメル、バイストロム、フォッレ、シュロットでしたが、今回は美人で歌も上手なマリーナ・レベカが降りてしまって代役のEl-Khouryは力不足だったけど、実力ないのにここに出過ぎる韓国人の代わりのウクライナ人のテノールが素晴らしかったのは嬉しかったです。ファウストとムーティ様指揮のレクイエムをキャンセルしたダルカンジェロがやっと出てくれて、長髪カツラで格好良かったし、NYメトによく出てるクイン・ケルシーが初めて(だと思う)出てくれてさすがでした。

 

来週もう一度、反対側から観ます。

 

Music Giuseppe Verdi/Libretto after their libretto Le Duc d’Albe Eugène Scribe, Charles Duveyrier/Director Stefan Herheim/Set designer Philipp Fürhofer/Costume designer Gesine Völlm/Lighting designer Anders Poll/Choreographer

 André de Jong/Dramaturg Alexander Meier-Dörzenbach

 

Conductor Speranza Scappucci

Hélène Joyce El-Khoury replaces Marina Rebeka

Henri Valentyn Dytiuk replaces SeokJong Baek

Jean Procida Ildebrando D'Arcangelo

Guy de Montfort Quinn Kelsey

Le Sire de Béthune Blaise Malaba

Le Comte de Vaudemont Thomas D Hopkinson

Robert Vartan Gabrielian

Thibault Neal Cooper

Ninetta Jingwen Cai

Daniéli Michael Gibson replaces Emmanuel Fonoti-Fuimaono

Mainfroid Giorgi Guliashvili

Young Henri Oscar Bouilloux Benhamida

 

 

 

 

 

 

 

<27th Sep Sat>

サウスバンクには一昨日も今夜も行き、コンサートのシーズンが始まって忙しいですが、今夜の帰り道のテームズ河は引き潮。

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9月21日は日本からの友人とお出掛けしました。

 

まずトラファルガー広場のジャパン祭に行き、最前列で一時間くらい舞台で色々観ました。毎年大賑わいで今年は

4万人以上訪れたという日本文化紹介の大規模なイベントですが、お天気もよく今年も盛況だったのはよかったです。友人が踊る阿波踊りが目的でしたが、大阪万博のミャクミャク君も出てくれました。

 

次は歩いて5分ほどのコベントガーデンのロイヤルオペラハウスで又トスカ。

ネトレプコのトスカは9月9日リハーサルと11日の初日に続いて3回目でしたが、折角ネトレプコが6年ぶりに来てくれたのだから、聴ける時に聴いておかないとね。

 

18日(私は行かなかった)はネトレプコの54才の誕生日でフラワーシャワーがあったそうです。誕生日ごときでそんなことしてもらえるのは大スターだけですが、この日もさすがの貫禄と歌唱力で素晴らしかったです。スカルピア役のフィンリーも声が出るようになって悪くなかったです。

前回2回は左側でしたが、今回は右側だったので、これでやっとセットの全容がわかりました。何度観ても嫌いですけどね。

トスカはまだ続き、ネトレプコは最初の5回だけで、後半6回はアラーニャ夫人のクルチャクが出ることになってましたが、なんと24日の初日はドタキャン。私はクルチャクも大好きなので切符買って楽しみにしてましたが、なんと前日夕方になって降板の連絡・・。代役のアイリーン・ペレスは特に聴きたくないので、ギリギリでリターンに間に合ってよかったです。

クルチャクのトスカは今夜が2回目ですが、回復して歌ったようです。私は来月の切符持ってます。

 

Music Giacomo Puccini/Libretto after Victorien Sardou's play La Tosca Giuseppe Giacosa/Director Oliver Mears/Set designer Simon Lima Holdsworth/Costume designer Ilona Karas/Lighting Designer Fabiana Piccioli/Movement and Intimacy Director Anna Morrissey

 

Conductor Jakub Hrůša

Floria Tosca Anna Netrebko

Mario Cavaradossi Freddie De Tommaso

Baron Scarpia Gerald Finley

Spoletta Carlo Bosi

Cesare Angelotti Ossian Huskinson

Sacristan Alessandro Corbelli

Sciarrone Siphe Kwani

Gaoler Olle Zetterström

Young Shepherd Raphy Laming

 

 

 

 

終演後は友人と近くでイタリアン・レストランで夕食。

8時前のオペラハウス。日も短くなってかなり暗くなりました。一番美しく見える角度ですが、ここから夜に眺めることは滅多にないので、写真撮っちゃいました。